幻想的で幽玄!お参りもできる夜景スポット、大阪「法善寺 水掛不動」


2017.11.20

LINEトラベルjp 旅行ガイド

お寺に参拝に行こうと思っていたけど、参拝時間を過ぎていたので諦めた、そんな経験はありませんか?大阪にある法善寺なら、拝観時間の心配は無用です。でも、夜のお寺ってなんだかおどろおどろしくて、怖いイメージがある…。いいえ、法善寺は違います。
昼間とは違った表情を見せる法善寺の夜ならではの魅力を紹介します。
水掛不動は夜も健在
大阪の法善寺といえば、水掛不動。
このお寺にお祀りされている不動明王は、全身を青々とした苔に覆われています。背景の炎のようなフォルムと、手に剣を持っている様子から、不動明王とわかるものの、その顔はおろか左右の眷属さえも誰が立っているか分からなくなる始末。
どうしてこんなにたくさんの苔におおわれてしまったのでしょうか?
この不動明王は、水掛不動と呼ばれ、お水をかけてお参りします。お水をお供えものとして不動明王に掛け、心からお祈りすることで、どんな願い事でも叶えてくれる神様として、たくさんの人に信仰されています。水掛不動は、たくさんの人たちが、ひっきりなしにお水をかけてお祈りするので、全身が苔に覆われてしまいました。
法善寺の参拝時間は、自由。水掛不動は、夜も健在です。
法善寺の夜の魅力
法善寺の夜の魅力はなんといっても、夜ならではのライトアップ。
境内にはたくさんの奉納提灯が吊り下げられています。昼間は、光の灯らない提灯に、夜になるといっせいに光が灯り、境内を幻想的に浮かびあがらせます。暖かなほの明かりは、まるで提灯を奉納した人達の灯火のようです。
お初大神の鳥居も、幽玄な姿を見せています。
水掛不動がお祀りされている領域も、提灯の不動明王の文字に火が灯り、参拝者たちをぼんやりと照らしだします。夜になっても、水掛不動の前には参拝のために列をつくる人達が絶えません。水掛不動のご利益と人々の信心の深さが伺いしれます。
活気ある法善寺横丁
法善寺は法善寺横丁の中心にあります。
法善寺横丁は、法善寺の境内の露天から発展しました。長さ80メートル、幅3メートルの浪速風情ある石畳の法善寺横丁には、約60軒のお店がずらりと並びます。
活気ある法善寺横丁ですが、2002年と2003年に起きた火災では多くのお店が焼失しました。法善寺横丁を愛する人たちが、法善寺でゆかりのある芸人の落語会を開くなど復興に奔走し、法善寺横丁は再び2004年に全てのお店が営業を再開することができました。
法善寺横丁周辺の飲食店には、食倒れの大阪とも言われるグルメの大阪人たちを満足させる、美食のお店がたくさんあります。
夜のお寺って、なんだか物寂しくて怖そう…と思われがちですが、法善寺の界隈は夜になっても賑わい、たくさんの人が行き来しているので、そんな心配はありません。参拝してから大阪の食を楽しむこともできる、そんな場所なのです。
夜景スポットというと、きらびやかな景色を思い浮かべますか、法善寺は日本の寺院ならではの幻想的で幽玄な世界を堪能できる、貴重な夜景スポットです。そして、お寺なのでもちろん、参拝も可能です。拝観料は、無料。
昼間と変わらない、モフモフの苔むした不動明王が、お出迎えしてくれます。
法善寺へは、大阪市営地下鉄千日前線・御堂筋線難波駅から徒歩約5分、近鉄大阪難波駅からは約10分です。昼と夜で表情の変わる、法善寺へぜひ一度、足を運んでみてください。 

法善寺
rating

4.0

414件の口コミ
place
大阪府大阪市中央区難波1-2-16
phone
0662114152

この記事を含むまとめ記事はこちら