千葉「成田山新勝寺」参詣!もう1つの愉しみ方!


2017.11.17

LINEトラベルjp 旅行ガイド

成田山新勝寺は、初詣などで超有名な寺。境内には御利益を授かりたい“お堂”や、見どころがたくさんあるが、今回は成田山の“もう1つの愉しみ方”をご紹介しよう!それは、「狛犬愛好家」が“メッカ”と呼ぶほど、バラエティーに富んだ「狛犬」が、境内のあちこちに点在することだ。そんな愛嬌のある狛犬たちを巡りながらの参詣は、愛好家でなくても充分愉しめるだろう。お帰りのころ、あなたも“狛犬愛好家”になっているかも?
「総門」をガッチリ護る狛犬は、203歳!
参詣者はまず、高さ15mの総欅造りの立派な「総門」に迎えられる。荘厳な雰囲気が漂うこの「総門」は、開基1070年の記念事業として、平成19年(2008年)に、建立されたもので、まだ真新しい。文句なしで“成田山の表玄関”の風格がある。
この「総門」を、ガッチリ護っている狛犬。生まれは文化11年(1814年)で満203歳になる。考えてみれば、長い間頑張っているものだ!
たてがみの流れの柔らかさ、ピタリと定まった目線。台座にまで及ぶ毛並みは、江戸形狛犬の特徴を彫り込んである。誕生させた“石工のこだわり”を現代に伝えている芸術品だ。
先を急いで「総門」をくぐり抜けないように見あげてみよう!「総門」の蟇股(かえるまた)という欄間にあたる部分には、十二支の木彫刻が施されている。また、楼上には八体の生まれ歳守り本尊が奉安されている。
「仁王門」へ伸びる参道にいる狛犬
総門をくぐって「仁王門」へ至る参道の中ほどにいる狛犬。参詣者は、眼前に現れる「仁王門」の華麗さに心奪われ、残念ながら見過しがちだ。岩山のてっぺんで、誇らしげなポーズをとっている狛犬。その躍動感あふれる姿を、360度一回りしながらじっくり鑑賞してみたい。
参道から見あげる威風堂々たる「仁王門」は、天保2年(1831年)に再建された“国指定重要文化財”。門の左右には、「密迹金剛(みつしゃくこんごう)」、「那羅延金剛(ならえんこんごう)」の二尊が奉安され、昔から成田山の門を護っている。
ところで、見過ごす参詣者も多いだろうが、仁王さんの裏仏として、広目天(こうもくてん)、多聞天(たもんてん)の二天が、背面に奉安されている。金網の隙間から見上げるお姿に、その御利益を授かりたいものだ。
また、中央の「魚がし」の文字が大きく目立つ“大提灯”は、魚河岸講の奉納によるもので、重量は800Kgもある。
大きな口をあけて「いらっしゃ~~い!」と、叫んでいるわけでもないんだろうけど、参道から「仁王門」へ向かう、急勾配の階段を上り切った右手にいる「阿吽像」の“阿像”。それにしても、いい加減アゴが疲れるだろうな!と、いらぬ心配をしてしまう。
「清龍権現堂」はスマートな狛犬が護る!
「大本堂」の裏手を奥へ進んで来れば、「光明堂」の右手奥に「清瀧権現堂」を見つける。こちらは、享保17年(1732年)に建立されたもの。時の将軍は、徳川吉宗だが、“桃山様式”のような華麗な色彩で覆われている。“成田山の鎮守”として、「地主妙見」と「清瀧権現」が合祀されている。
ここ「清瀧権現堂」を護っているのが、スマートな狛犬。「ゼンゼン“狛犬”らしくなくて、まるでどこにでもいそうな普通の“痩せ犬”のようだ!」とか、「オオカミのようだ!」なんて、話している参詣者もいる。それでも、狛犬は結構真剣な様子だ。
それにしても、狛犬の特徴である“巻き毛”もないし“髪”もない。それに、尾は縦に巻き上げている。やっぱり!どこかのペット犬のようだ。
「釈迦堂」には、狛犬仲間が大集合!
「釈迦堂」前にいる存在感溢れる狛犬だけで、満足されてはいけない!なるほど、堂々とし風格は、総門前の狛犬と同様だが、この「釈迦堂」前には、“いろいろな狛犬”があちこちに潜んでいる。
ところで、ここ「釈迦堂」は、安政5年(1858年)に建立された重要文化財である。かつての本堂であり、大本堂の建立にあたって昭和39年(1964年)に、現在の場所に移されたものだ。
仏教を開いた“釈迦如来”や、普賢、文殊、弥勒、千手観音の「四菩薩」が奉安されている。周囲には、五百羅漢や二十四孝の彫刻がほどこされ、江戸時代後期の特色をよく残している総欅づくりの御堂だ。厄除お祓いの祈祷所でもある。
その御堂へ上る階段の足もとに注目!そこには、「これは、芸術品だ!」と参詣者を唸らせる狛犬たちがいる。「狛犬愛好家」ならば、けっして見逃さないだろうけど・・・。
さて、お次は、「狛犬愛好家」といえども、見つけ出すのに一苦労する狛犬たち。灯篭の足もとにひかえる八体。しっかり見てまわろう。それぞれ、違う表情が、「とてもユーモラス!」だって、多くの参詣者を和ませている。
“狛犬見つけ隊”になって探してみよう!
まずは、“狛犬見つけ隊”の初級編。こちらは、誰にでもすぐに見つけ出される“成田山一の人気者”である「江戸形ブロンズ狛犬」だ。「仁王門」をくぐれば、すぐに目に飛び込んでくる。嘉永3年(1859年)生まれの満158歳。狛犬仲間では、まだまだ若輩ものだ!
続いて中級編。「もしかして、あなたは後期高齢者?」と思しき姿のブロンズ製の狛犬。「光輪閣」へ向かう石段の上り口に居る。“玉取り”と“子取り”の対である。成田山駐車場から“出世開運隧道”をぬけて来れば、まず最初にお目にかかれる狛犬だ。
いよいよ!“見つけ隊”の超上級編。こちらの狛犬が見つかれば、あなたも立派な「狛犬愛好家」になっている。 

成田山新勝寺
rating

3.5

6件の口コミ
place
千葉県成田市成田1
phone
0476222111

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