上から!間近で!東北の霊峰・鳥海山の麓にある神秘の池「鶴間池」


2017.09.13

LINEトラベルjp 旅行ガイド

「鶴間池」は、山形県と秋田県にまたがる鳥海山の南麓にある、勾玉の形をした火口湖です。ブナの原生林に囲まれた神秘的な池には、悲しい恋の物語「黒百合姫伝説」も残っていて、何ともロマンチック。
またフォトスポットとしても知られ、鳥海山や鶴間池の絶景を狙うカメラマンたちでいつも賑わっています。紅葉の季節は特に逃せませんよ!
カメラマンに大人気の絶景ポイント「のぞき」
鳥海山は、雪をいただいたときの、その美しい姿から「出羽富士」とも呼ばれている東北の霊峰。「鶴間池」は、その鳥海山の南麓にある小さな池です。
山形県のJR酒田駅から車で、だいたい1時間くらい。鳥海高原ラインを鳥海山の湯の台口(滝の小屋)に向かって走っていると、道路脇に「鶴間池」の道標が現れます。小さな道標ですので、見逃さないようにしてくださいね。そこが「のぞき」と呼ばれているポイントです。たいてい沿道に車が何台か止まっていて、カメラや三脚をかかえた人たちがいます。駐車場はないので、よく気をつけて、あなたも路肩に縦列駐車しましょう。
目の前は、緑、緑、緑一色。まるで緑の海原のような森が広がっています。そして真下に、大海原のような森の木々に囲まれて、ひっそりとたたずむ鶴間池が見えますよ。
樹海にたたずむ神秘の池の悲恋物語「黒百合姫伝説」
鶴間池には、「黒百合姫伝説」という悲しい恋の物語が残されています。
“親の敵を討つために、恋人と別れて、鶴間池の辺で武術の鍛錬をしていた美しい姫が、恋人との子を産む前に、鳥海山大権現に「出産後、望みが叶うなら池の辺の百合の花を墨色に、そうでないならもとの色に」と祈願したところ、墨色の百合の花が咲きました。姫は我が子と共に出陣しましたが、親の敵がなんと別れた恋人だったのです。姫は、別れた恋人に我が子を託して山にこもり、「黒百合尼前」として一生を終えたそうです。”
黒い百合には、確かに、こんな悲しい恋の物語が似合うような雰囲気がありますね。
標高差約200メートルを下る
「鶴間池」は上から見下ろすじゃなくて、池のすぐ近くまで下りていくことができるんですよ。入り口の道標には「40分」とありますが、標高差約200メートルのかなり急な坂道をたどる40分ですから、絶対にサンダルやハイヒールなんかで行かないでください。スニーカー、マストです。途中にロープ場やハシゴなんかもあるので、軍手も用意しておくとさらにバッチリですよ。
歩き始めはなだらかな山道で、森の中を散歩しているようです。木々の間から鶴間池が垣間見えたりして、ワクワク気分が盛り上がります。
だんだん坂道が急になってきたころ、「カンスケ坂」の案内板が現れます。これ以降は、「これって坂っていうより崖でしょ!」と言いたくなるような急な斜面が続きます。
ロープ場にハシゴ!まるで天然のフィールドアスレチック
急な坂道にはロープが設置されています。ロープには適度な間隔で結び目が作ってあって、握りやすくなっています。
ハシゴが設置されている場所もあります。ハシゴの方を向いて、しっかりと両手でハシゴをつかんで、足元を確かめながら慎重に降りましょうね。
ハシゴの場所を下から見ると、こんな感じです。ハシゴがなかったら、どこが道だかわかりませんね。
神秘の池「鶴間池」の水面は、まさに水鏡
ロープ場やハシゴがなくなって、だんだん斜面がなだらかになってきます。そして、この橋を渡ると、ついに鶴間池です!
突然、目の前が開けて、鳥海山が目に入ります。鶴間池の水面は、周りの木々や山々を静かに映しています。まさに、水鏡ですね。
池を取り囲んでいる山の稜線をなぞっていくと、「のぞき」からこちらを眺めている人影が見えます。あなたの車も見えるかもしれませんね。あの高さからここまで下りてきたんだと思うと、感慨無量になりますよ。 

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鶴間池
place
山形県酒田市升田奥山国有林内
phone
0234643111
no image

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