天然ビロード緑のじゅうたん!奥草津「チャツボミゴケ公園」の苔モフワールドがハンパない


2017.08.17

LINEトラベルjp 旅行ガイド

近年高まる苔ブーム。盆栽、苔玉、苔テラリウム、苔庭、苔寺、苔ワールド!!深い緑に包まれた物言わぬ静謐な空間は、日本人なら誰しもどこかにノスタルジーを感じ、時にジブリの世界観に重ねたりもして癒しの気分を味わうのではないでしょうか。
今回ご紹介する群馬県奥草津にあるチャツボミゴケ公園は、苔好きにはたまらない癒しの苔モフじゅうたん全開!草津ようこそ一度はおいでの絶景スポットです。
国の天然記念物に指定!チャツボミゴケ公園とは
群馬県草津温泉から北へわずか10㎞離れた中之条町六合(くに)地区にあるチャツボミゴケ公園。この地はかつて豊富な鉄鉱石の鉱床が存在し、戦前戦後と国内生産量第2位を誇る露天掘り鉱山として栄えました。
昭和41年に閉山を迎えた後も、鉱山所有者の日本鋼管(現JFEエンジニアリング)の保養所として親しまれていましたが、平成23年に六合地区が「日本でもっとも美しい村連合」に加盟したことで、平成24年に中之条町へ無償譲渡されています。
天然ビロード緑のじゅうたん!チャツボミゴケのモフモフ感がハンパない
草津温泉が最寄りというだけあって、露天掘りで生じた窪地からPH2.8の強酸性の鉱泉が湧き出すこの地には、世界的に見てきわめて稀な耐酸性の強いチャツボミゴケが国内最大級の一大群生地「穴地獄」として天然ビロードの苔モフワールドが繰り広げられています。
穴地獄とは、西へ3kmほどに位置する草津白根山の噴火によって生まれたすり鉢状の巨大な穴に硫酸酸性泉の鉱泉が湧き出し、そこに動物が落ちると抜け出せずに死んでしまったことからつけられた名称です。そのおどろおどろしい由来とは裏腹に、ジブリワールドにも匹敵する緑鮮やかなモフモフじゅうたんは見ているだけで癒されます。
鉱泉なので当然、穴地獄では温泉街にいるような硫黄の臭いがほんのり立ち込めています。整備された木道を進むと、硫黄の香りが強い場所に鉱泉の源泉を見ることができます。その周辺には強酸性を物語る硫黄の白い沈殿物がべったり溜まっており、それを好むように苔が覆っています。
穴地獄もラムサール条約の保護対象!素晴らしき芳ケ平湿地群
チャツボミゴケ公園は、まず平成24年に中之条町の天然記念物に、続いて平成25年に群馬県の天然記念物に指定、いよいよ平成29年2月には国の天然記念物に指定されます。さらにチャツボミゴケ公園を含む草津白根山の火山活動によって形成された湿地帯、河川・湖沼群「芳ケ平湿地群」は、その生態系の希少性・重要性から平成27年5月にラムサール条約にも登録されています。
チャツボミゴケ公園への行き方と注意点
まずは公園管理事務所にて入園料一人500円を支払って受付を済ませます。なお、受付は9:00から15:30までと営業時間が短いため来園時間には気を付けましょう。また、開園時期は4月下旬から10月末頃(積雪状況や天候による)となっています。
駐車場は受付事務所前とそこから1km離れた穴地獄入口前に設置されていますが、いずれも数に限りがあるため早めの来園をおすすめします。穴地獄までは駐車場から約300m歩いた先に見えてきます。園内は非常に整備され、ゆっくり回っても30分~1時間程度なのでハイキングコースにぴったり。シニアの方でも充分お楽しみいただけます。
また、時間に余裕がある方は芳ケ平湿原へのトレッキングも可能。ワタスゲやリンドウなど高山植物が咲き乱れる夏山シーズンも魅力です。
チャツボミゴケ公園までの案内板は道路わきの要所に設置されています。国道から山道に入った途端、道幅が狭くなり大型車両は入れないほどです。また、曲がりくねった山道もありますので運転の際は細心の注意を払ってくださいね。 

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チャツボミゴケ公園
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4.0

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place
群馬県吾妻郡中之条町入山13-3
phone
0279955111
opening-hour
[4-9月]9:00-15:00[10-11月]9:…

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