夏越の祓で身も心もキレイに!京都・下鴨神社「御手洗祭」


2017.07.07

LINEトラベルjp 旅行ガイド

旅行先で地元のお祭りに参加する・・ちょっとわくわくしませんか。京都の夏と言えば祇園祭が有名ですが、他にも色々なお祭りが行われています。今回ご紹介するのは、世界遺産にも認定されている下鴨神社(賀茂御祖神社)で毎年土用の丑の日に行われている御手洗祭(みたらしまつり)。お祭りと言えば見ているだけのことが多いのですが、このお祭りは参加型。しかも普段は入れない、神聖な御手洗池の中に入ることができるのです。
季節の変わり目の禊「御手洗祭」
御手洗祭は平安の頃、貴族が季節の変わり目に禊払いをして罪・穢れを祓っていた事に由来するお祭りです。毎年土用の丑の日に境内の御手洗池に祀られている御手洗社で行われます。御手洗社には罪や穢れを大海原に流す災厄祓除の女神とされる、瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)が祀られています。境内の池に足をつける事から「足つけ神事」とも呼ばれています。
ろうそくを手に御手洗池の中に入って御手洗社に献灯し、無病息災を祈ります。罪・けがれを祓い、疫病や安産にも効き目があるとされています。池の水は御手洗社の下の井戸の水が水源となっており、夏でもすごく冷たいです。またろうそくの火も少しの風ですぐ消えてしまい、冷たい水の中、火のある祠まで何度も往復・・なんていうことも。池の水深が結構深く、大人の膝あたりまで水につかる事になるので、スカートやゆったりしたズボンなど、捲りやすい服装がおすすめです。夜は人が多く、重さでさらに水かさも増します。
この御手洗池、土用の頃になると不思議と水量が増えることで、下鴨神社の七不思議の1つにもなっています。京都三大祭りのひとつ、葵祭の前儀の斎王代による禊の儀もここで行われています。普段は池の中には入れませんが、御手洗祭りの間だけ一般の方々も池に入ることができます。
ろうそくを灯し終えたら、御神水をいただいて体の中から清めましょう。この御神水、係の方が柄杓でついで下さるのですが、なんとおかわりもできます。手持ちの水筒などにも詰めてくださるので、宿に帰ってコーヒーをいれるのに使ったり、帰り道などでも楽しめますね。お土産用に綺麗な容器に入ったものも販売しています。
毎年「土用の丑の日」の前後5日間に開催
祭は毎年「土用の丑の日」の前後5日間の日程で行われています。詳しい日程は関連MEMOの公式サイトにも載っていますので、ご確認下さい。ちなみに2017年は7月22日(土)~30日(日) 5時30分から21時までです。※7/22(土)は9時から
普段は5時30分開門(冬期は6時30分)、17時閉門なので、お祭りと一緒にいつもより長く境内散策を楽しめますね。週末には屋台なども出店して賑やかです。
夜はろうそくの灯りが幻想的ですが、人が多く、池に入るまでに1時間待ちもザラということもあります。早朝は人が少なく、静かで爽やか。ゆったりと楽しみたい方には早朝の参拝もおすすめです。地元の方々にまじって、朝の京都の風景を体感しませんか。
ご利益をお土産に御神水が入った「水守」
大切な方へのお土産に、ご利益のありそうなお守りはいかがでしょうか。御手洗池の御神水が入った「水守」は厄よけに効果があるといわれています。特に病気を寄せ付けないと言われていて、持ち主の身代わりになったら中の水が減ったり濁ったりするという噂もあるのだとか。話の真偽はわかりませんが、由緒ある御神水を持ち歩いてると思うと心強いですよね。
献灯のあとに御神水をいただく器「鴨のくぼて」。こちらは糺の森で出土した窪手(くぼて)と言われる土器をモチーフにしたものです。下鴨神社のご神紋である双葉葵が描かれています。窪手は茶碗の源流とも言われています。ひとつひとつ手作りされていて、記念の品にピッタリ。境内にある甘味処「さるや」でお茶を出すのにも使われています。1つ800円とお手軽価格なので、お祭りのたびに1つ1つ記念に買い足すのも面白いですよ。手作りなので、色や風合いが微妙に違ったりして、味があります。 

河合神社
place
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
phone
0757810010
opening-hour
6:30-17:30

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