大阪にもある“ベタ踏み坂”「なみはや大橋」でスリルと眺望を満喫


2017.06.24

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かつて軽自動車のテレビCMに登場し「ベタ踏み坂」と呼ばれた鳥取県境港市と島根県松江市を結ぶ「江島大橋」。これに匹敵する坂がじつは大阪市にもあります。その名前は「なみはや大橋」。大阪市の大正区と港区を結ぶ尻無川に架かる全長1740mの長大橋です。勾配のスケールでは本家の江島大橋をも凌ぐ「なみはや大橋」を訪れてみませんか?
大阪のベタ踏み坂「なみはや大橋」は本家を凌駕する急勾配
「なみはや大橋」が完成したのは1995年2月です。総工費は約217億円で、開通当初は有料橋でした。2014年4月から無料開放となり1日の通行台数は約9000台です。橋の東側には歩道があり歩いて渡ることもできます。対岸の港区側までは徒歩で約30分です。
ベタ踏み坂ふうに見えるのは大正区側の入り口です。この「なみはや大橋」の中央部の高さは水面から約45mで、勾配は約6.9%です。これは100メートル進むと約6.9m上がるということを意味しています。本家ベタ踏み坂の「江島大橋」の勾配は最もきついところで約6.1%ですので、本家を超える急勾配ということになります。
さらに「なみはや大橋」のスゴさを実感するためには歩いて渡ることをおすすめします。写真は大正区側の歩道の入り口です。原付バイクは進入禁止です。
なみはや大橋の歩道を歩いてみよう
橋の最初の部分は写真のように緩やかな感じで上って行きます。なみはや大橋の構造は桁橋で、途中でS字カーブを描く複雑な構造です。橋の中央支間は約250mで、桁橋としては日本最大級です。
しばらく歩いてゆくと橋の勾配が急にきつくなって来ます。まるで天に向かって上がってゆくような感じで、高いところが苦手な方は恐怖を覚えるかも知れません。
歩道の欄干が思いのほか低いことも恐怖感を増幅させます。ただし景色のほうは絶景で、大正区の大正内港に架かるブレースドリブアーチ橋の千歳橋(全長365m)や高さ300mの日本一の高層ビル「あべのハルカス」が見えます。
橋の中央部からはスリル満点の絶景が
橋の中央部の最高点は高さ約45mで、15階建てのビルの高さに相当します。これは、なみはや大橋の架かる尻無川が水上交通の要衝であり大型船の通航が多く、水面からの高さを確保する必要があったからです。中央部からは遠く京セラドーム大阪や梅田のビル群までも望むことができます。
西側に目を転じると赤色の塗装が鮮やかな世界最大級のゲルバートラス橋である港大橋(全長982m)が、さらにその向こう側には高さ256mの大阪府咲洲庁舎が見えます。港大橋は上下2層のダブルデッキ構造になっていて上部を阪神高速16号大阪港線が、下部を阪神高速4号湾岸線が通っています。
さらに北を眺めると阪神高速5号湾岸線の天保山大橋(全長640m)が見えます。鳥が翼を広げたような斜張橋です。ほかにも中央部からは新木津川大橋なども望むことができて、さながら橋のテーマパークのような思いがすることでしょう。 

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なみはや大橋
place
大阪府
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