ひや~冷たッが気持ちいい!山梨「岩下温泉旅館」の28℃の冷泉につかろう


2017.06.22

LINEトラベルjp 旅行ガイド

温泉というと寒い季節のものというイメージですが、暑い季節だからこそ入りたくなる「冷たい温泉」があるのをご存知でしょうか。ぬる湯が多い山梨県の中でもひときわ冷たい温泉が楽しめるのが「岩下温泉旅館」。その温度はなんと28℃。最初はビクッとくる冷たさですが、ずっと入っているとこの温度が心地よくなってくるから不思議です。武田信玄も傷を癒したという県内最古の名湯で、ひんやりサッパリ体験してみませんか。
冷たい温泉はレトロな旧館の中に
岩下温泉旅館へはJR中央本線山梨市駅からタクシーで7分。または春日居町駅からは徒歩18分。桃やブドウ園が広がる、のどかな甲府盆地の風景の中にある一軒宿です。
建物は宿泊専用の新館と、立ち寄り湯が可能な旧館に分かれています。冷たい温泉「霊湯」があるのは旧館のほう。立ち寄り湯の場合は直接、旧館の玄関に向かいます。かわいい猫が描かれた看板が迎えてくれます。
明治8年(1875年)築という旧館。地元の人が通う共同浴場として利用が始まり、のちに旅館の施設になったそう。貴重な湯屋建築として国の有形文化財にも登録されています。
かわいい「温泉ねこ」が入浴法をご案内
男女別内湯の脱衣所もレトロで素敵。時を経た柱や床がなんとも味わい深い雰囲気をかもし出しています。昔、銭湯などでよく見かけた脱衣かごも懐かしいです。
温泉は男女別に2カ所あり、まずは脱衣所に併設の内湯で身体を温めてから霊湯に向かいます。
真ん中の男女を仕切る壁をよく見ると、なにか描かれていますね。
「温泉ねこ」のイラストで、2つの温泉の入浴のしかたを案内しています。お風呂に入る前にまずはこちらをチェックしてみましょう。
この「温泉ねこ」、旅館の看板猫だったミミちゃんがモデルだそう。手ぬぐいなどのグッズも販売されていてとってもかわいい。
まずは加温浴槽で身体を温める
まずは脱衣所に併設された内湯に入ります。奥が加温した浴槽になっていますので、まずはこちらで身体を温めます。手前の浴槽は霊湯と同じ、源泉そのままの温度で注ぐ浴槽で、どちらも源泉かけ流し。こちらの内湯だけで温冷交互浴(熱い湯と冷たい湯に交互に入浴して身体を刺激する入浴法)を楽しむこともできます。
かつては混浴。今は女性も入りやすくなった霊湯
内湯で身体を温めたら、いよいよ霊湯へ。
霊湯には脱衣所がありませんので、バスタオルを巻いて移動します。
霊湯は階段を数段下りた半地下にあります。湧き出す源泉のすぐそばに湯船を作った、歴史ある温泉によく見られる造りをしています。
こちらが霊湯です。以前は混浴でしたが、真ん中に壁が設けられて、男女別浴になりました。半分に仕切られたとはいえ、男女それぞれ10畳ほどの広さがあり、かなり広く感じられます。
「温泉ねこ」のイラストで描かれた入浴法に、「脇の下に手を入れて霊湯に」とあります。そうすることで冷たい温泉に入っても体温が下がりにくいのだとか。
霊湯の温度は約28℃。プールに入っているような感覚で、耐えられないほどの冷たさではありません。しばらくつかっていると身体が温度に慣れてきて、あまり冷たさは感じなくなってきます。そして霊湯から出ると、一気に血の巡りが良くなり、逆に身体が熱くなってきます。この爽快感、一度体験するとクセになるはず。
霊湯と加温浴槽を交互に3~5回入るのがおすすめ。万病に効くと言われるお湯の良さを実感できるに違いありません。
レトロな温泉カフェでひと息
湯上がりにはノスタルジックな雰囲気の1階のカフェでひと息。八ヶ岳の地ビールやワイン王国山梨産のワイン、ブドウジュースなどでのどを潤しましょう。 

甲州最古の源泉湯とワインの宿 岩下温泉旅館
place
山梨県山梨市上岩下1053
phone
0553222050

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