福の神に出逢える!鳥取県倉吉市・白壁土蔵群


2017.07.05

LINEトラベルjp 旅行ガイド

鳥取県の中部に位置する倉吉市は観光地の赤瓦の街としてよく知られています。ここは、昔の建物がそのまま残された町並みとして、多くの人たちが観光に訪れていますが、もうひとつの見所は仏師が製作した彫刻がたくさん見られることです。
福を呼ぶ大黒様や白壁土蔵群の火災から店舗を守った福禄寿があると言われる彫刻などがあり、実はパワースポットでもあるのです。ぜひ、見事な彫刻をご堪能ください。
白壁土蔵群
蔵にかかる石橋と白壁の土蔵が有名な鳥取の観光地、白壁土蔵群。静かな佇まいの中にも歴史を感じさせる建物が立ち並んでいます。この、白壁土蔵群は漆喰で塗られた壁と赤い石州瓦が使われていることで有名ですが、もうひとつ、この土蔵の造りとしての特徴は焼き杉が腰壁に使われていることです。
この、焼かれた杉の黒色が重厚感をさらに増して、土蔵群の風格をさらにあるものとしています。外観を引き立たせるのはもちろんのこと、一度酸化させることにより、耐久性を出す加工となっています。山陰の雨の多い気候にはこのような焼き杉が適しているので使われています。
しかし、最近は高価なもので殆ど使われなくなりました。このような貴重な建築物を見ることもなかなかないですし、このように長く建物が維持できるのも、これらの建材が使われていることによるものです。昔の人の技術とこの地域の人たちの当時の繁栄が伺われることができる町並みです。
福の神の木彫
白壁土蔵群の建物の中に点在しているのが木製の彫刻です。ここ倉吉には、福の神にあえる街として、現在35体の木製彫刻が街中にあります。木彫の大きさは子犬程度から畳一畳以上のものなど様々です。これらの多くは街の軒下に設置してあり、誰もが自由に見ることができます。つい、見落としてしまうかもしれないくらい、街のなかに溶け込んでいます。
狸はお金の精霊として扱われており、金運を高めたりや商売繁盛(たぬき=他抜き)の願いがこめられています。
倉吉市には仏師が三人在住しています。これは全国的にもとても、珍しいことです。仏師は仏像を専門に製作を行っている彫刻師です。全国の神社、仏閣から依頼を請け仏像の製作をしています。そんな仏師が製作した作品が気軽に見ることができるのがここ、赤瓦周辺です。思わず手を合わせたくなる作品や、笑顔になってしまう作品などなど、いろいろな趣のある作品ばかりです。
写真の右奥から、福徳と諸芸能上達の神様、弁財天。中央が大黒天、毘沙門天、弁財天が一体となった神様、三面大黒天。手前は大黒様。農業の神様でもあり、商売繁盛の神様でもあります。また、大黒様は出世も富も思いのままに手に入るといわれ、その家は必ず繁盛すると言われている神様です。
町並みにすっかり溶け込んでる和合道祖神の仏像。こんな風に、何気に店先に展示してあったりします。
この和合道祖神の仏像は、結婚成就や夫婦仲良くと家庭の幸福の神とされています。良縁を願う方やカップル、ご夫婦の方、手を合わせて家族の幸せを願ってみてはいかがでしょう。
「ひなビタ♪」にも出遭える
2016年4月1日に倉吉市が「ひなビタ♪」の舞台である架空の都市「倉野川市」と姉妹都市提携を結びました。「ひなビタ♪」はコナミデジタルエンタテインメントの運営するweb連動型音楽配信企画のひとつ。
ストーリーや実際のアニメ映像が倉吉市の白壁土蔵群にそっくりというファンの声から、実在の自治体が架空の自治体と姉妹都市の提携を結ぶ運びになりました。実際の自治体と架空の都市が姉妹提携するは日本初。その「ひなビタ♪」の聖地がここ倉吉市です。最近、とても注目のエリアとなっています。「福の神」と「ひなビタ♪」に出遭える街で楽しんでみてください。
写真は民芸品のはこた人形と並ぶ「ひなビタ♪」の縦看板。こちらも、街の中に点在しています。
白壁土蔵群そばの「大蓮寺」の参道の風景は「ひなビタ♪」に出てくるものにそっくりという。 

倉吉白壁土蔵群
place
鳥取県倉吉市新町周辺
phone
0858221200
opening-hour
終日開放※赤瓦のショップや食…

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