日本海の荒波を眺めつつ秋田から青森へ!「リゾートしらかみ」に乗って五能線の冬景色を満喫☆


2013.12.19

LINEトラベルjp 旅行ガイド

荒れ狂う日本海が見たい!太平洋側にお住まいの方は少なからず思ったことがあるのではないでしょうか?そんな時にはちょっと北へ旅立って、冬の日本海沿いを走る列車「リゾートしらかみ」に乗って日本海を眺めてみませんか。世界遺産の白神山地も望める素敵な景色があなたを待っています。
「リゾートしらかみ」とは。
「リゾートしらかみ」は秋田駅と青森駅(一部列車は弘前駅止まり)を奥羽本線と五能線を通って約5時間で結ぶリゾート列車です。車両は3編成あり、白神山地をイメージした緑色の「ぶな」、鳥のクマゲラと夕陽がモチーフになったオレンジ色の「くまげら」、そして今回乗車した日本海と十二湖の青をテーマとした「ハイブリッド青池」と、3編成の車両があります。
全席指定の快速列車となっているので、事前に指定席券を購入しておく必要があります。繁忙期は満席になっていることも多いので早めに予約しておきましょう。
快速列車なので冬、春、夏と限られたシーズンに販売される「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」、五能線エリアが2日間乗降自由な「五能線フリーパス」などでも、席指定料金の510円(閑散期は310円の場合もあり)を追加すれば乗車できるのも嬉しい限りです。
車内は。
こちらは「ハイブリッド青池」の車内。世界遺産の白神山地など環境のよいエリアを走るだけあって、環境に優しい車両が取り入れられています。最新式のためシートもゆったり快適な車両です。なお、車両編成については時期によって振り分けられる車両が違いますので、JR東日本のホームページで事前確認しておきましょう。
リゾートしらかみは東能代駅と川部駅、弘前駅でスイッチバックして進行方向が逆になります。日本海に面した部分で海側になる席は、上り下りともに普通車ではA席です。ボックス席の場合はA席とD席が海側ですが、定員4名のため3名以下で予約した場合は相席になってしまう可能性があります。席指定をする際にはご注意ください。
今回は秋田発の下り「リゾートしらかみ1号」に乗りましたが、この列車の発車時間は8時25分(2013年12月現在)のため、当日の朝に首都圏から向かう場合は始発列車でも間に合いません。1号を利用する場合は秋田市内に前泊をしておいた方がよいでしょう。
念願の日本海が目の前に!
秋田駅を過ぎてしばらくは八郎潟などの穀倉地帯を走行。一面の雪景色が1時間ほど続きます。東能代駅でスイッチバックをして方向転換するといよいよ五能線へ入ります。
東八森駅を過ぎると目の前に日本海が!場所によっては海岸線がすぐそばに来るエリアもあり迫力満点。このあたりから約80キロ、2時間程度は海岸沿いを走り続けます。
眺めが良いスポットでは列車も徐行運転。カメラで撮影していると車掌さんから「景色と一緒にお撮りしましょうか?」と声をかけてくれることもあります。
念願の日本海が目の前に!
海岸沿いなのでとにかく風が強いエリアです。雲も日本海側から続々と流れてきて、悪天候にもかかわらず突然青空がのぞいたり。車窓からは荒れる海と雪化粧した白神山地が望めます。まさに五能線といった景観です。
また、乗車する列車によってはイベントが設定されているものもあります。能代駅のホームでバスケットボールのシュート体験をしたり、車内で津軽三味線の演奏や津軽弁の語りべなど実演もしています。津軽平野の雪景色に三味線の音色が重なり旅情気分をそそります。
車内販売も充実。
走行中は車内販売も頻繁に回っており、車内限定のグッズや駅弁、沿線の板柳町産100%林檎ジュースの販売もしています。
全線乗り通しても車窓の景色だけで充分楽しめますが、時間があれば途中下車して沿線の観光スポットへ。五所川原から乗換えることができる津軽鉄道では、ストーブ列車など冬ならではの列車も運行しているので乗り継いでみるのも楽しいのではないでしょうか。
最後に。
リゾートしらかみは雪深い奥羽本線と海沿いで風の強い五能線を走ります。そのため冬場は徐行運転したり、場合によっては運休になってしまう場合もあります。旅行の計画はゆとりを持って設定しておいた方がよいと思われます。冬の寒く荒々しい景色の中を、暖かくて快適な車内からのんびりと車窓を眺めて過ごしてみませんか。 

五能線リゾートしらかみ
place
秋田県(秋田駅)-青森県(弘前駅・青森駅)
opening-hour
1日3往復※時期によって運転日…

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