かかしと温泉の町にある小さな名城!山形「上山城」


2017.04.07

トラベルjp 旅行ガイド

「全国かかし祭り」と「かみのやま温泉」で有名な山形県上山市。この町のシンボルであり、歴史を伝える場所として「上山城」があります。
上山城は、趣向を凝らした展示物があるほか、展望台から眺める景色が美しいと評判。隣接する「かかし茶屋」で食べるご当地グルメも絶品です。
上山城まで続く道では、かかしの町ならではの光景や、温泉街ならではの足湯スポットも。周辺施設もあわせて歴史散策を楽しみましょう。
羽州の名城・上山城の歴史
上山城は、戦国時代の1535年に武衛義忠が築いたといわれています。また、当時は伊達家や上杉家との戦いに火花を散らす舞台にもなったと言い伝えられています。その後、城下町の整備も進み、その美しさから「羽州の名城」と称えられるようになりました。
ところが1692年、江戸幕府の命令によって上山城は取り壊されることに。堀跡や石垣の一部が当時の様子を伝えるだけになってしまいます。
その後、290年の時を経て、上山城は復活を遂げることになりました。そして二の丸跡地に、模擬天守となる現在の上山城が再建されたのです。
上山城の中にある郷土歴史資料館
上山城の中は、3つの大きな展示室を中心とした大きな郷土資料館になっています。蔵王の大自然の霊威のもとで修行する「蔵王修験」を体感しながら歩ける空中桟橋をはじめ、趣向を凝らした展示物が多く、楽しく上山の歴史を学ぶことができます。
施設内はエレベーターで移動できるほか、一部はバリアフリーも完備。また、ベンチもたくさんあるので、自分のペースでゆったりと鑑賞することができます。希望すれば、観光ボランティアによるガイド付きで周ることも可能です。
また、特別展示室では季節ごとの企画展がみられることも。たとえば、春の企画展なら「上山城の雛祭り」として、江戸時代に流行した雛人形を見ることができます。歴史好きの方には特におすすめです。
上山城の展望台から町を見下ろす
郷土資料館を楽しんだら、上山城展望台に行きましょう。正面には自然の威厳を伝える蔵王連峰が。その足元には上山市の町並みや田園風景が広がります。
上山城と蔵王連峰の間には奥羽本線が通っています。展望台から望む鉄道風景は見ごたえあり!電車が来るたび、鉄道ファンのみならず多くの観光客が、喜びの声を上げています。
上山城となりの「かかし茶屋」でご当地グルメを味わう
上山城めぐりが終わったら、となりにある「かかし茶屋」に行きましょう。かかし茶屋では山形みやげが買えるほか、ご当地グルメが充実。休憩スペースがあるので、ひと息つきながら美味しいものを堪能しましょう。
かかし茶屋で特に人気なのが、「やまがたパインサイダー」。山形県民にとってはお馴染みの味です。ほかのパインサイダーと違って、昭和の昔懐かしい味わいが再現されているのが人気の理由となっています。
もうひとつおすすめなのが、「もちこんにゃく」。上山市の名産品であるこんにゃくともち米を合わせて磯辺団子風に仕上げています。
モチモチとコリコリが入り交ざった独特の触感はクセになること間違いなし!出来立てだからこその美味しさなので、ぜひ、かかし茶屋で食べてみましょう。
かかしの町と温泉街を味わいながらの散策も
上山城へ行ったら、かかしの町と温泉街を味わいながらの周辺散策もおすすめです。最寄り駅である「かみのやま温泉駅」の駅前ターミナルでは、大きなかかし型の時計がお出迎えしてくれます。
上山城まで続く坂道には、至る所にかかしのマンホールが。へのへのもへじ調で愛嬌を感じさせるこちらのかかしは、一般公募によって決められたものです。上山市のかかしを代表するキャラクターとして、商店の看板などにも描かれています。
街中には温泉街・かみのやまらしく、足湯スポットが点在。写真は最上川舟運の発着場があったところに造られた足湯です。ほかにも市内には5箇所の足湯スポットがあります。散策で疲れた足を癒しましょう。 

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公益財団法人 上山城郷土資料館
rating

4.5

3件の口コミ
place
山形県上山市元城内3-7
phone
0236733660
opening-hour
9:00-17:15(最終入館16:45)
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