田園風景に桜並木が弧を描く!埼玉県嵐山町「都幾川桜堤」


2017.03.04

LINEトラベルjp 旅行ガイド

埼玉県嵐山町の南部、都幾川と槻川が合流する辺り、都幾川の右岸に約2kmに渡って桜並木の続くところがあります。「都幾川桜堤」の名で呼ばれ、埼玉県西部の桜の名所として知られています。長閑な田園風景の中に緩やかな曲線を描いて延びる桜並木の景観がとても美しく、ゆったりとした気分で春の田園散歩を楽しむことができます。満開の桜並木、「都幾川桜堤」の風景をご紹介しましょう。
埼玉の桜名所として名を連ねる「都幾川桜堤」
都幾川(ときがわ)は埼玉県ときがわ町の西部を源流域として嵐山町へと流れる河川です。その都幾川へ、東秩父村から小川町を経て流れてきた槻川(つきがわ)が、嵐山町南部で合流しています。その合流点の上流側と下流側、都幾川右岸に桜並木が設けられているのです。
桜並木は合流点の上流側に約1km、下流側に約1km、合わせて2kmほどの長さで延びています。都幾川右岸堤防の改修工事が終わった後に、昭和61年から62年にかけて植えられたものです。植えられた桜は250本ほど。植えられてから約30年が経過し、どの桜も大きく育って見応えのある景観になりました。「都幾川桜堤」の名で呼ばれ、埼玉県の桜の名所のひとつに数えられています。
田園風景の中に弧を描く桜並木が美しい
「都幾川桜堤」の最大の魅力は、田園風景の中に弧を描いて伸びる桜並木の景観の美しさにあると言っていいでしょう。都幾川の流路は、この辺りでは緩やかな曲線を描いています。堤に設けられた桜並木も、それに沿って優美な弧を描くのです。
特に桜並木の端部から眺める景観は素晴らしいものです。都幾川河畔の長閑な田園風景の中に桜並木の帯が弧を描き、視界の奥へと次第に遠ざかって小さくなっていきます。“延々と続く”という表現も、あながち大げさではありません。思わず感嘆の声を上げてしまうほどの、壮観な眺めです。
のんびりと歩いて桜並木を満喫
約2km続く桜並木、先を急がず、のんびりと散策を楽しみましょう。桜並木の堤防道を辿れば春爛漫の景色を堪能することができます。並木は片側だけですので“桜のトンネル”は楽しめませんが、大きく枝を張った桜は見応え充分。都幾川の流れと桜が織り成す風景も春の風情に溢れています。
例年、多くの人がお花見に訪れます。桜が満開の時期には「嵐山さくらまつり」も開催されて大いに賑わいます。散策を楽しむ人たちに混じって、桜の下にはシートを広げて花見の宴を楽しむ人たちの姿が少なくありません。
お弁当を持参して(もちろん、おにぎりやサンドイッチなどの簡単なものでOK)、散策途中に桜の下でランチタイムを過ごすのがお勧めです。周囲は長閑な田園地帯、喧噪とは無縁の静かな春のひとときです。どこからか、雲雀の声が聞こえてきたりもします。
うららかな春の田園風景を楽しもう
堤防道から離れて、田園地帯の中から桜並木を眺める景観もいいものですよ。周辺の畑地の中には菜の花が植えられているところもあり、菜の花と桜の競演も楽しめます。道脇にはヒメオドリコソウやオオイヌノフグリなどの、春の花々も咲いています。小さな花ですが、そうした花々を楽しむのも春散歩の醍醐味です。
春景色の山々にも注目
桜並木の美しさばかりに目がいってしまいますが、周辺に広がる景観も美しいのです。余裕があれば、都幾川の左岸側へと足を延ばしてみるのもお勧めです。草木の萌え始めた田園風景の中、山々を彩るのはヤマザクラでしょうか。“山笑う”という言葉を実感する風景です。そうした風景も楽しんでおきましょう。 

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都幾川桜堤
place
埼玉県比企郡嵐山町大蔵-鎌形
phone
0493814511
opening-hour
散策自由
武蔵嵐山
place
埼玉県比企郡嵐山町菅谷

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