ピクニック気分で梅林観賞しよう!東京都町田市「薬師池公園」


2017.02.10

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東京都町田市に位置する「薬師池公園」は、1982年に「新東京百景」に指定され、2007年には「日本の歴史公園百選」に指定された、都内でも四季様々な顔を持つ公園です。公園の中央に位置する薬師池の西側には広大な敷地の梅林があり、梅の咲く季節になるとあたり一面は梅の香りに包まれ、梅の木の下で花見をしながらお弁当を広げるなんてことも可能!駐車場も併設されているので、ピクニック気分で出かけてみよう!
春の「薬師池公園」は梅が咲き乱れる梅林から始まる
薬師池公園の春は2月下旬の梅から始まります。園内の中央、ちょうど太鼓橋の西側に広大な梅林があり、梅の花が満開になる頃は息が飲むほど美しい光景が広がります。主に白梅が多いですが、その中にランダムに植えられた紅梅が、梅林全景のカラーコントラストを引き立てています。
写真は薬師池に架かる太鼓橋から見た梅林!背後には薬師池公園を取り囲む丘陵が見え、まだ冬の厳しさを連想させるような七面山丘陵部一帯の木々とは正反対、園内目いっぱいに広がる梅林は、春の訪れを思わせる光景です。
太鼓橋から梅林の内部を覗いてみると、芝生上の広場となっていて、敷物とお弁当を持参すれば、ピクニック気分を味わうことができます。敷物を持参しなくてもランダムにベンチとテーブルが設置されているので、そちらを利用することも可能!
花見といえば桜の季節がメジャーですが、一足早い春の訪れを感じるべく、梅の花見もオススメですよ。ただし、まだ気温が低い日が続きますので、なるべく暖かい格好で花見を満喫しましょう。
七面山の尾根伝いから見る梅林も地上に敷かれた紅白の絨毯のよう!
梅林の様子は公園西側の丘陵エリア、つまり薬師堂がある七面山の尾根沿い遊歩道から一望することができます。その様子はまるで地上に敷かれた紅白の絨毯のようで、お見事としか言いようが無し!
園内は丘陵地系に囲まれていますが、その丘陵の窪んだエリア一帯が梅林で梅の花一色となり、春の訪れを一気に感じることができます。見ているだけでも春先の寒さを忘れそうでありませんか?
七面山の尾根沿い遊歩道は、園内を外周するような形状で敷設されているため、見る場所によっては俯瞰気味に薬師池と梅林を同時に見ることができるポイントもあります。
梅林を見る場合、地平からですと梅の木の多さに気がつかない場合もあるため、ここは少し高度がある尾根伝いの遊歩道を歩いてみることをオススメします。ハイキングしながら梅林と多種の組み合わせを見ることができるため、お気に入りのポイントを見つけて、そこから見える風景を写真に記録するのも良いでしょう。
梅林の南側に位置する「旧荻野家」
「薬師池公園」には東京都指定有形文化財の「旧荻野家」があります。ちょうど梅林の南側に位置するため、梅林の北側の尾根沿い遊歩道から見ると、「旧荻野家」の茅葺屋根と紅白の梅林のコラボレーションが、和を連想させてくれます。
なお、この「旧荻野家」は、元は町田市三輪町に存在した医師の家で、医院を兼ねた構造でした。幕末の頃から存在したもので、「薬師池公園」には昭和49年に移設されました。保存状態もかなり良く、現代となってはあまり見かけない茅葺屋根の外装です。しかし、一歩中に入ると医院として使われていたことを思わせる珍しい間取りと内装で、そのギャップには驚かされ、一見の価値アリ!
梅林の北側に位置する「旧永井家」も必見!
上で紹介した「旧荻野家」の他にも「薬師池公園」には町家風の建物があります。その名も「旧永井家」!梅林の北側に位置し、国の重要文化財に指定されています。
建物の周囲に植えられた白梅とのコラボレーションは、古き日本の和を感じることができます。なお、「旧永井家」は江戸時代の古民家を再現した貴重な建物で、建家内部へ入ると江戸時代の暮らしを拝見することができます。
「旧永井家」の尾根側は竹林が生い茂り、前側には白梅が咲き乱れます。少し距離を置いて見てみると、どこか里山のワンシーンを見ているかのようで、ほっこりした気持ちになれます。
遥か昔は日本全国にこういった風景が広がっていたのかもしれませんね。そんな事を考えると、「薬師池公園」で保存されている2つの町家は現代の中にあって非常に貴重! 

薬師池公園
place
東京都町田市野津田町
phone
0427937611
no image

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