あの童謡の世界へトリップ!千葉県御宿町『月の沙漠』記念像&記念館


2017.02.07

LINEトラベルjp 旅行ガイド

童謡『月の沙漠』は、美しいメロディと、ラクダに乗って旅をする王子と姫のイメージが重なって、多くの子ども達の心を震わせた名曲です。その『月の沙漠』の作詞者・加藤まさを氏が過ごした海岸が、千葉県にあることはご存知ですか?『月の沙漠』のモチーフともいわれる御宿(おんじゅく)町の御宿海岸には、「月の沙漠記念像」と、加藤氏の業績をしのぶ「月の沙漠記念館」があり、美しい童謡の世界に誘なってくれます。
童謡の世界をリアルに映す「月の沙漠記念像」
夷隅(いすみ)郡御宿町は、千葉県の南東部、房総半島の東側の海沿いの町です。町にはJR外房線が走っており、御宿駅へは東京駅から特急「わかしお」でわずか80分ほどで到着できます。御宿海岸という、夏は海水浴客でにぎわう美しい海岸を有しています。
またここは、童謡『月の沙漠』の発祥の地としても知られており、御宿海岸には三日月に歌詞を掘り込んだオブジェや、ラクダにまたがる王子と姫の銅像「月の沙漠記念像」があります。
金銀の鞍を置いたラクダに乗り、王子様とお姫様が旅をする情景を描いた、童謡『月の沙漠』。銅像は、歌の世界をそのまま映しとったような美しさです。細部まで作りこまれた青銅像はとてもリアルで、格好の記念撮影スポットとなっています。
「月の沙漠記念像」のある「月の沙漠記念公園」までは、JR御宿駅から徒歩10分足らず。散歩気分で気軽に歩ける距離です。
「月の沙漠記念館」で、作詞者「加藤まさを」氏の世界を知る
「月の沙漠記念像」から道路と川を隔てたところに、「月の沙漠記念館」があります。ここには、『月の沙漠』の作詞者「加藤まさを」氏の業績を中心に、御宿ゆかりの芸術家の作品などが展示されています。
1階にはミュージアムショップと企画展示室があり、企画展示室では、御宿ゆかりの文化人の作品展示や、ひな祭りの時期にはつるし雛の展示などが実施されます。2階には「加藤まさを展示室」と、月の沙漠記念像の模型が展示されたラウンジギャラリーがあります。
加藤まさを氏は、大正時代に活躍した抒情画家・詩人です。その彩り美しく繊細な画風は多くの少女たちを魅了しました。
加藤氏は、1897年に静岡県藤枝市に生まれましたが、若いころに結核を患い、たびたびこの御宿で療養生活を送っていました。1923年に発表した童謡『月の沙漠』のモチーフが御宿海岸であると言われる所以です。また、その縁から、晩年を御宿で過ごされ、1977年、この地で逝去されました。
「加藤まさを展示室」では、加藤氏の生涯・業績を、作品や遺品、写真などをもって紹介しています。中央の柱に設置された電話機では、加藤氏の詩の朗読を聞くこともできます。また、展示室の奥には加藤氏が過ごしたという書斎も再現されており、加藤氏の存在をよりリアルに感じることができるでしょう。氏の生涯をたどることで、『月の沙漠』の世界やその背景をより深く知ることができます。
1階のミュージアムショップには、定番のお菓子などの御宿土産はもちろんのこと、絵葉書やクリアファイル、キーホルダーなど、この記念館ならではの月の沙漠グッズが置かれています。どれも手ごろなお値段で手に入る物ばかり。『月の沙漠』ファンであれば、ついいくつも手に取ってしまいたくなります。
街なかの『月の沙漠』を見つけよう!
御宿の街では、『月の沙漠』が様々なところでモチーフに使われています。街灯にはこのように、2頭のラクダに乗った王子様とお姫様の姿が。南国を感じさせるヤシの木も、異国ムードを演出しています。
そしてJR御宿駅の屋根にも、「月」と「ラクダに乗った王子と姫」の姿があります。街なかにちらばる『月の沙漠』モチーフを探すのも、この町を訪れた楽しみのひとつとなるでしょう。 

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月の沙漠記念館
rating

3.0

14件の口コミ
place
千葉県夷隅郡御宿町六軒町505-1
phone
0470686389
opening-hour
9:00-16:30

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