真田幸村が子を託した敵将・片倉氏の城!宮城「白石城」がアツイ


2016.12.11

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大人気のNHK大河ドラマ『真田丸』。真田幸村が知恵を絞り、徳川軍に立ち向かう姿はとても反響が大きかったですね。大坂夏の陣の決戦の直前、幸村は娘のたちの行く末を、なんと敵将である片倉重長に託しました。独眼竜・伊達政宗の重臣・片倉家の居城とは?!真田家にもゆかりのある白石城!JR白石駅より徒歩10分とアクセス抜群の観光地が今おすすめです。
片倉家の居城・白石城とは?
平安末期よりあったとされる白石(しろいし)城。近世城郭として改修されたのは1591年に蒲生氏が入城してからのことです。その後、初代仙台藩主・伊達政宗の重臣・片倉小十郎景綱が城主となり、以降約260年間片倉家が城主を務めることとなりました。
現在は益岡公園として一般開放され、木造で復元された天守が観光の目玉となっています。ここでは白石城で絶対に見逃せない4つのポイントをご紹介していきますね!
1. シンボル・天守を攻めよう
白石城には「大櫓」と呼ばれた三重の櫓があり、実質的な天守の役割を果たしていました。ですが、江戸幕府に対して背く意思のないことを表すため、または配慮をして「櫓(やぐら)」と呼んでいたようです。
復元された天守の最上階には高欄や廻縁、華頭窓といった装飾が施されています。これは格式が高い建物である証。最上階まで登って近くから見学してみましょう。
ちなみに、廃城令で解体されてしまった天守ですが、1995年に「白石城本丸屋形図」や古記録を参考に忠実に再現されました。実は、鉄筋コンクリートではなく木造で再現された天守は全国的にも珍しく、学術的に高評価を得ています! その他、大手一ノ門、大手二ノ門、塀も復元されました。
2. ここの石垣は見逃すな!
本丸(中心スペース)は石垣で構築されており、他の曲輪(中心以外のスペース)は土を盛った「土塁」で囲われている点も白石城の特徴です。なかでも見逃し禁止箇所は2つ!
まずは天守台の石垣! 天守台石垣は「野面積み」という加工していない自然石を並べる古い積み方を用いています。復元に野面積みを採用したのは全国でも初めてのこと。天守に登る前に確認しておきましょう。
そして、写真にある本丸基底部の石垣! 明治の解体で多くの石垣がなくなってしまったなか現存する貴重な遺構です。南側と北側で積み方が異なっていたり、石を割る際にできた「矢穴」も確認できますよ。場所は公園入口より坂をあがり歴史探訪ミュージアム手間のところです。どちらもお見逃しなく!
2. ここの石垣は見逃すな!
本丸のある広場に向かうためには大手・一ノ御門、二ノ御門をくぐっていきます。2つの門の間に立ったら上を見上げてみましょう。塀や門の壁に、無数にあいた穴があるのがわかるでしょうか? これは「狭間(さま)」といって攻め手の兵を仕留めるための工夫です。
では、想像してみてください。狭いスペースに閉じ込められたあなたには、狭間から弾丸や弓矢が飛んできます。逃げ場もないしこのままだと攻め込む前にやっつけられてしまう! そんな妄想を加えると城歩きは何倍も楽しくなりますよ。
4. 守り手の気持ちで「石落とし」から攻撃しよう
門を抜け広場に出たら、次は守り手側の気持ちになりましょう。門の横、狭間のある塀の下には数カ所にわたり穴があいた場所があります。この「石落とし」と呼ばれる開口部も、敵兵を仕留めるための工夫です。大きな石を投げたり、鉄砲で攻撃をするなど、攻める兵の侵入を阻止しています。
ちなみに、石落としは本丸広場だけではなく天守内部にもあるので確認してみてくださいね。
片倉家と真田家のゆかりの地を歩こう!
ほかにも白石城周辺には魅力がいっぱい! 当信寺では移築された白石城の東口門が現存しており、さらには片倉家中の武家屋敷も保存されております。散策ルートを歩くだけで、当時の暮らしぶりや雰囲気が伝わってきますね。
市内にはNHK大河ドラマ『真田丸』にも登場する真田幸村の子供たちの墓もありますので、片倉家と真田家の歴史を学びながら散策してみてはいかがでしょうか。まずは、ここ「白石城」からスタートですよ! 

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白石城
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4.0

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place
宮城県白石市益岡町1-16
phone
0224243030
opening-hour
[4-10月]9:00-17:00(最終入館1…

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