フランスで大人気!岩手南部鉄器の「岩鋳鉄器館」へGO!


2017.12.31

LINEトラベルjp 旅行ガイド

岩手の名産品と言えば、まず最初に浮かぶのが南部鉄器。原料の鉄鉱石が豊富に採れたため、盛んに鉄器が作られてきましたが、今では赤や緑、オレンジ、白色など30色もの急須をティーポットとして楽しむのが欧米人のお洒落トレンド。その斬新なデザインとカラフルな色合いのウェアを生産している「岩鋳」のテーマパークが「岩鋳鉄器館」。
見て、触れて、驚いて、買って…楽しみましょう!
巨大な南部鉄器にびっくり!
広々とした駐車場に車を駐めると鮮やかな赤と黒の工場がお出迎え。400年の歴史ある伝統的な工場というよりまさに現代的なテーマパークです。
そこでまず目に付くのが巨大なジャンボ鍋。重量が何と1.2トン。高さが75cmで直径2m。これで岩手や山形で食されている芋の子汁(芋煮)を作ったら軽く3000人分!勿論岩鋳鉄器の職人の手作りで、設計から完成まで数ヶ月要した巨大な鉄器に驚くでしょう。駐車場に着いた途端に圧倒されます。
工場のエントランスには岩手で有名なお祭りの「さんさ踊り」や「チャグチャグ馬コ」の山車や馬、踊り手が原寸大でお出迎え。「さんさ踊り」は、世界一と言われる15000個の太鼓パレードと艶やかな衣装の踊り手との群舞。「チャグチャグ馬コ」は農耕馬に感謝する200年以上に及ぶ伝統行事で国の無形文化財に指定されています。
祭り期間でなくても岩手の主要な祭りの様子が見られるので、得した気分になります。
またその横には巨大な南部鉄瓶が鎮座。重量が350kg、高さ150cm、容量380Lで世界一!
鋳型を取るだけでもなかなかの苦労ですが、こういった「ジャンボ鍋」「世界一の鉄瓶」等の展示品は自由に触れられるのが大きなポイントです。その巨大さを確かめたり、ごつごつとした質感や鉄の固さや目だけでなく確かめられるのが何より嬉しい楽しい。
家族で出掛ければ格好の撮影ポジション。みんなでカメラに収まっている姿をよく見かけます。
南部鉄器の製造工程も見学!
館内には南部鉄器の展示ギャラリーがあり、そしてその奥が一番の見所の製造工程。鉄器を見たことはあっても、どうやって製品化されるのか分からない方が多いはず。ここではその行程を順を追って詳しく見ることが出来ます。
南部鉄器は鉄を素材にした鋳物で、非常に粒子の細かな砂で凹凸の鋳型を作り、そこに1400℃の高温で溶かした鉄を流し込む手法で作られます。
鉄器独特の細かな文様は文様押しといって、一つ一つ職人が打っていく手作業の世界。最後の行程のさび止めは、約900℃の炭火の中に30分位鉄瓶を入れておく南部鉄器独特の技術です。
時間帯によって職人が実演をしているので、汗をびっしょりと流して作業する姿が見られるかも知れません。
カラフルで魅力的なウェアの数々
そして一番の楽しみが展示販売ショップ。南部鉄器というと昔ながらの無骨な形と真っ黒な鉄瓶や急須を思い浮かべますが、今は色も形もとってもカラフルです。伝統工芸品としての命を守り伝えながら、時代が求める新しい伝統の創造にも取り組んでいるので、斬新なデザインと明るい色合いはまさに現代の生活にマッチ。
時代に合った急須やコーヒーポット、フライパンやシチューパンなどキッチンウェアも豊富。様々な表情があり、暮らしを豊かに演出してくれる生活用品なので、どれも手にとってみたくなります。
最近では、ニューヨーク近代美術館の喫茶スペースで伝統的スタイルの急須が採用されたり、パリの紅茶専門店から「カラフルな急須がほしい」という要望があったり…。アジアを始め、フランスやドイツ、アメリカ等にも数多く輸出されています。外国からの来訪も多くなってきたのはそのためでしょう。
カラフルな南部鉄器の急須が人気を呼んでおり、赤や緑、オレンジ、白色など30色もの急須をティーポットとして楽しむのが欧米人のお洒落トレンド。これらの南部鉄器は「イワチュー」と呼ばれ、カラフルな急須は国内でも話題になっているので、生活スタイルに合った色や形の鉄器を探してみるのも楽しいでしょう。
また鉄器や急須などのキッチンウェアだけでなく、暮らしを豊かにする素敵な小物類も豊富。「残したい日本の音百選」に選ばれた南部風鈴をはじめ、香炉や風鈴、人気商品の文鎮などが並びます。ペーパーウェイトやキャンドルスタンド、ブックエンド、ペーパーナイフ、テープカッター、コーヒーカップ、コースターなどインテリアにも使えそうなモノが沢山!
職人が一つひとつ丁寧に仕上げたクラフトなのでどれも逸品ばかり。生活スタイルにしっくり馴染むモダンデザインが揃っているので、お部屋のインテリアとして、大切な人へのプレゼントとして選んでみてはいかがでしょうか。 

岩鋳鉄器館
rating

4.0

17件の口コミ
place
岩手県盛岡市南仙北2-23-9
phone
0196352505
opening-hour
8:30-17:30

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