紅葉道の先には山乃神!札幌「紅桜公園」25,000坪の絶景秋絵巻


2016.09.17

LINEトラベルjp 旅行ガイド

札幌の郊外、地下鉄自衛隊前駅徒歩20分。総面積約25,000坪という広大な敷地面積を持つ「紅桜公園」はその名の通り、春の「桜」、秋の「広葉樹林の紅葉」が見事な美しい公園です。
明治22年、火山灰地の原始林だったこの地を北陸金沢から入植した初代園主らが開墾。道内屈指の美林と称されるようになった「紅桜公園」は造園を重ね、兼六園のような風情と北海道らしい雄大さが融合した特徴ある自然公園となっています。
燃えるような紅葉の山!美林に囲まれた開拓神社と紅桜公園の生い立ち
当時まだ人間のものというより熊や鹿のものだった「紅桜公園」が開墾されたのは、明治中頃。北陸から入植してきた園主たちによって拓かれたこの地は、二代目園主に受け継がれ、金沢の兼六園をモデルに数十年かけて現在の「紅桜公園」が造られました。古くは「桜山」といわれた山は今では「自然公園」となり、花見や紅葉の名所として市民に親しまれています。
園内の鳥居(写真)のある「開拓神社」には、入植した初代や二代目を含めた14名の開拓者が祀られています。
開拓神社の山の上には「山乃神」が!
先ほどの写真の鳥居の奥には山しかみえないため、この先には何があるのだろう…と冒険心が芽生えてくるかもしれません。
木漏れ日の中、紅葉の美しい山を登った先に見えるのは、「山乃神(山の神)」。「開拓神社」には開拓者のほかに「山乃神」も祀られています。石切場で働く人々の安全を祈願して建立されたものですが、鮮やかで燃えるような美しい山の上に鎮座するのが、「山乃神」とはなんともピッタリ。ここには「山乃神」がいる…と思って景色を見ると、また違った見え方がするかもしれません。
鳥居をくぐって階段を上がった先はさほど距離はありませんが、傾斜があり足元がよくないので、登る場合は歩きやすい靴で。
「紅桜公園」には釣り堀、日本庭園、数寄屋造の茶室も
「紅桜公園」は私設の公園のため、入園料(大人300円、小人100円)がかかります。料金はえぞ数奇屋造の茶室(写真)か本館で支払うことになるのですが、実は園内の施設利用者は無料。この茶室「寿光庵(木乃実茶屋)」で提供される珈琲、抹茶、シソジュースや手造りケーキをいただくと入園料は無料になるのです。これは利用しない手はありません。400~500円前後のお値段のものが多く、茶室やお庭も味わい深い雰囲気で一休みにはピッタリです^^。
茶室のほかにも、釣り堀、べにざくら本館などの施設利用者は入園料が無料です。都会の喧騒を忘れてゆっくりと森林浴、紅葉狩りが楽しめますよ。
「紅桜公園」には釣り堀、日本庭園、数寄屋造の茶室も
10月初旬~中旬に色づき始める北海道の秋。園内には数千にも及ぶ木々、橋あり、山あり、池ありの鮮やかな色彩を感じることができる散策路が続いています。大きいものでは60トンにも及ぶ巨石を集めた場所や、日本一の大灯篭ともよばれる雪見大灯篭、人工の滝なども。ぐるりと散策路を歩いてまわるだけで、少なくとも30分~40分程度は時間を見ておきたいところです。
また「べにざくら本館」では生ラムやロールラムのジンギスカンやシャブシャブ、ニジマス料理などのお食事も可能です。釣り堀で釣った魚を調理(お刺身、焼き魚、フライ、から揚げ)してもらって食べることもできますよ。見所が多い公園なので、写真撮影が趣味の方は一日いても飽きないかもしれません。
「紅桜公園」鮮やかな紅を味わう
春にはエゾ山桜、八重桜、ソメイ吉野、しば桜と4種の桜が楽しめる「紅桜公園」の秋の見所はなんといっても黄色や紅色に染まる紅葉です。
北海道らしい広大な敷地の中で楽しめる紅葉スポットですが、「紅桜公園」は、札幌在住者にも意外に知られていない穴場のスポット。札幌市内は街中でも美しい紅葉が見られる公園が多く、定山渓温泉など温泉もセットで紅葉狩りを考える人が多いからかもしれません。
落ち着いた雰囲気の庭園なので、ゆっくり時間をかけて散策したいという方に「紅桜公園」はオススメです。
札幌の穴場の紅葉名所!「紅桜公園」で静かに秋を愛でる
札幌には美しい紅葉景色の広がるスポットが多くありますが、広大な敷地面積の日本庭園で静かに紅葉狩りができる「紅桜公園」は他のスポットとは違った魅力があります。
札幌で紅色紅葉がここまで多く楽しめるスポットはなかなかありませんので、10月の紅葉前線が札幌に訪れる頃、紅葉狩りを楽しんではいかがでしょう。
営業時間:4月上旬~11月末まで無休。12月~3月末日まで休み
10:00~21:00(入園は19:00まで) 

紅桜公園
place
北海道札幌市南区澄川
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