大分「寒の地獄旅館」の冷泉が夏季解禁!冷温浴リフレッシュ


2018.06.28

LINEトラベルjp 旅行ガイド

「山の宿 霊泉 寒の地獄旅館」(大分県九重町)は、冷たい温泉で知られる秘湯の一軒宿。夏季は冷泉入浴が解禁になります。2018年は、6月30日から9月30日までの期間限定です。
卓越した効能でも知られ、アトピーなどの皮膚病、骨折や捻挫などのリハビリの為に通う客が後を絶ちません。今回は「山の宿 霊泉 寒の地獄旅館」の冷温浴の魅力、そして効能を最大限に引き出す入浴方法をご紹介します。
「寒の地獄旅館」は歴史ある湯治場。日本屈指の新鮮な温泉!
「山の宿 霊泉 寒の地獄旅館」(以下、寒の地獄旅館と略します)は、江戸末期開業の歴史ある温泉。現在に至るまで多くの湯治客や温泉ファンに利用されています。毎分2160リットルもの湯量を誇り、その源泉が湧出している場所に直接入浴出来る“足元湧出温泉”である点が特色です。
温泉は生鮮食品と同じで、鮮度が非常に重要。寒の地獄旅館は、その貴重な足元湧出温泉であり、しかも日本屈指の湧出量を誇ります。
つまり寒の地獄旅館は、日本屈指の新鮮な温泉と言えるでしょう。しかし源泉温度が13~14度と冷たすぎるために夏季限定で、他には無い特殊な入浴法が採られています。
13~14度の冷泉入浴にチャレンジ!
浴室は混浴で、水着を着用して入浴します。泉質は、弱酸性の単純硫黄冷鉱泉。13~14度の冷泉は、入った途端は冷たいというよりも痛いといった感じで、強い刺激を感じます。
この刺激は含有薬分のため。個人差はありますが、概ね3分ほど経つと肌と冷泉が馴染み、痛さが急激に減少します。
その後は各自の体力や忍耐力によりまちまちですが、一定時間を過ぎると体温が奪われるために震えが始まります。震えだしたら別室の暖房室へ移動します。
暖房室へ移動の際は、タオルで体を拭かないことが重要。体に付着した冷泉の薬効成分を落とすのは、効能を減少させるからです。
暖房室で温まる事が大事。冷温浴でリフレッシュ!
入浴後は、暖房室で体を温めます。皮膚に付着した温泉成分をあぶり込む様に体を乾燥させるのが、温泉効果を高めるためのコツ。
時間の目安としては、冷泉に入った時間の倍の時間温まるのが、最も効果的だと言われています。15分冷泉に入ったなら、30分暖を取るといった感じ。体感的には、体が軽く汗ばむ程度まで温まることが目安になります。この冷泉入浴と暖を取ることを2~3回程度繰り返すと、より効果的です。
この暖房室で体を温める過程は、決して怠らないで下さい。冷泉入浴のみでは体を冷やすだけで、かえって体に逆効果です。
この冷温浴を繰り返すと、驚くほど体がシャキッと引き締まり、精神的にもリフレッシュできます。また免疫力増加にもつながり、風邪を引きにくくなるとも言い伝えられています。
通年利用可能な浴室で、冷泉と適温の温泉を満喫!
「寒の地獄旅館」では、一年を通じて利用出来る浴室があります。写真右と中央の湯船は、加温した温泉の浴槽。写真左側の小さな湯船は、源泉を加温しないで引き込んだ浴漕。もちろん両方とも源泉かけ流しで提供されています。
冷泉は源泉を引く過程で自然に4度ほど温度が上昇し、18度前後になります。18度と言えば、銭湯にある水風呂と同程度の温度。先に紹介した足元湧出温泉の様な刺激は無く、比較的入浴しやすいです。加温された温泉は42度程に調整され、高低温の交互浴が楽しめます。
なお、温かい温泉は二酸化炭素排出削減の為にエコ薪ボイラーを使用して加温されています。周辺地域で伐採される間伐材や製材過程で出る端材を利用して、周辺環境の保全にも配慮しています。
九重の温泉めぐりもおすすめ!
寒の地獄旅館のある大分県九重町は、九州本土では最高峰である九重連山を有する高原地帯です。町の大部分は山林や原野に覆われ、夏の避暑地として適しています。
また九重町は、“九重九湯”と言われる日本屈指の温泉密集地帯。様々な特色を持った温泉が各所に点在しています。寒の地獄旅館に宿泊して、周辺の温泉を巡るのもおすすめです。 

read-more
山の宿 寒の地獄旅館
place
大分県玖珠郡九重町田野257
phone
0973792124

この記事を含むまとめ記事はこちら