大阪にある17室の異空間。「ロックスターホテル」は泊まるだけでは終わらない


2016.06.13

LINEトラベルjp 旅行ガイド

大阪のオフィス街にある「rock star hotel」は、「Casa BRUTUS」の特集「今泊まるべき日本の宿BEST50」にも選ばれた超クールなコンテンポラリーアートホテル。写真家・森山大道氏の作品で埋め尽くされたホテルは「森山大道に泊まる」と言っても過言ではないくらい。
17の客室しか持たないロックスターホテルは、限られた人だけが楽しめる異空間。今夜はいつもと違う“自分”に出会えるかも…。
ロックスターホテルそのものがアート
大阪のオフィス街・阿波座に建つロックスターホテルは、オフィスビルをリノベーションしてできたホテル。ビジネス街に馴染んだシンプルでオシャレな外観は、疲れた旅人や出張に束の間の“ホッ”とした瞬間を与えてくれます。でもそれはあくまでも“外観”の話であって、ホテル内部はちょっとフツーじゃないことに…。
ロックスターホテルは2015年12月のリニューアルで、世界的に有名な写真家・森山大道氏とコラボレーション。コラボと言っても、ちょっと作品が飾ってあるだけの生ぬるいものではなく、ホテルそのものが森山大道氏の作品といっても過言ではないくらいの突き抜け具合。
エントランスには森山大道氏の4つの作品が飾られており、エレベーターホールへと続くスペースは一面に薔薇の壁紙。オシャレだな~と思いきや、5階でエレベーターを降りると廊下一面に唇唇唇唇唇唇唇唇…!このフロアは「くちびる」がテーマ。
フロアによって違った作品が楽しめますので、「パリ」をテーマにした3階、「ニューヨーク」をテーマにした4階も是非のぞいてみてください。
一般人ですが入ってもいいですか?
ロックスターホテルには2階にレストラン「PANTRY」、7階にはバーがあります。7階のバーで利用できるウェルカムドリンクがセットになった宿泊プランもありますので、気軽にバーの雰囲気を楽しんでみたい人にはこちらのプランもおすすめ。
7階のフロアで降りると、VIPルームのようなムーディーな部屋が。「ウェルカムドリンク♪」という明るい響きから想像するお店ではありませんが、恐る恐る中に入ると気のいいマスターがお出迎え。
高級感漂うインテリアと、ムーディーな照明。まさにスターが利用するような(?)一般人にはちょっと敷居高めな空間ですが、今宵はVIPになりきっていつもとは違った夜を過ごしてみてはいかがですか。
ロックスターホテルで「森山大道」に泊まる
ロックスターホテルの各部屋には森山大道氏が自ら選んだ作品が飾られています。6階には代表作品「タイツ」の壁紙に埋め尽くされたスイートルーム。テーマは「官能」。
出張で明日仕事だから「官能」はちょっと…(笑)、という方には写真のジュニアスイートもおすすめ。部屋と一体となったバスルームには猫足のバスタブが置かれていて、部屋の奥にはシャワーブースも完備。
シャワーのあとはもちろんバスローブ。今宵はスターなんですからパジャマなんて野暮なものはありません。
ロックスターホテルで「森山大道」に泊まる
ロックスターホテルには7階から上がれるルーフトップテラスがあります。オフィスビルに囲まれたルーフトップテラスは、ホテル館内で唯一ここがオフィス街だったことを思い出すことのできる場所。
植え込みの緑や夜風が気持ちよく、館内の“非日常”から一瞬目が覚めるような空間です。
夜も素敵ですが、ビジネス街が動き出す前の早朝もおすすめ。いつもとは違う街の空気感を楽しんでください。
ロックスターホテルの「PANTRY」で朝からガッツリ!
ロックスターホテルの朝食は2階のPANTRYで。ジューシーなベーコンは濃厚な旨みがギュッと凝縮。たっぷりのサラダと一緒にいただくと、朝からペロリと食べられます。添えられているトマトも大阪で人気のハンサムガーデンのもの。程よい甘みのフレンチトーストもふわとろの仕上がりで朝から幸せ。
ロックで突き抜けたホテルですが、朝食は日本人好みのハイクオリティですのでご安心を。
ロックスターホテルで突き抜けた一日を
美術館で飾られるのも光栄だがTシャツや壁紙になったりして街中で消費されるのも嬉しい、という森山大道氏の考えがあって実現したロックスターホテル第二章。リニューアル前に泊まったことがあるという人も、再訪してみては?
単に泊まるだけのホテルではなく、森山大道氏のアートを全身で感じ、仕事も旅も忘れる別次元の滞在を体感してみてください。
出張で泊まる人は、朝、ルーフトップテラスでオフィス街の風景を眺めて現実に戻ってからチェックアウトしないと現実とのギャップが激しいのでご注意を。 

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