「自家製塩」と「にがり湯」でもてなす伊勢二見・岩戸館


2016.03.04

LINEトラベルjp 旅行ガイド

岩戸館は目の前が、名勝二見ヶ浦の海。夫婦岩のある二見興玉神社へ徒歩3分と近くというロケーション。朝食は「自家製塩」のお塩にこだわり、お風呂は「にがり湯」という和風のお宿です。
二見は伊勢神宮参詣の禊の地でもあり、神宮の神事に欠かせない堅塩も二見の海から採取されているときけば、お伊勢参りの気分も高まります。伊勢二見にある岩戸館をご紹介しましょう。
自家製塩の「塩」がコンセプト
伊勢二見にある岩戸館。伊勢といえば伊勢神宮、二見といえば夫婦岩です。二見ヶ浦は国の名勝に指定された風光明媚なところですが、古来より伊勢神宮への参拝前の禊の地として知られていました。
また伊勢神宮の神事に欠かせない堅塩も二見にある御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)で調製されています。
岩戸館は、この二見に所縁のある御塩をコンセプトにお風呂・飲み水・御飯、お土産までを揃えたお宿で、自家製塩の「岩戸の塩」は館内だけでなく、市内のお土産物店でも販売されている逸品となっています。
アレルギーの心配ない自然素材・自家製塩が決め手の朝食
岩戸館の宿泊プランのおススメは一泊朝食付きのプランです。自家製の塩「岩戸の塩」を使用した栄養満点で身体に優しい朝食が好評です。
自家製塩は海水から汲み上げた天然の塩で、15時間をかけてじっくりと結晶化させていきます。釜は鉄平釜で、薪を使って煮たたせ海水分を飛ばして塩を取り出すという原始的な方法。
朝食は、添加物等をつかっておらず、調味の“御塩”も手作りで焼いており、アレルギー等が心配というお子様や妊婦さんにも御薦め、敷地内にある塩工場も見学でき、一見の価値があります。薪割りされた薪をみれば塗料のついたものは一切なく、製塩の過程で化学物質が混入することのないよう心配りがされ、お塩作りへのこだわりが感じられます。
アトピーに効く!お風呂は自家製の「本にがり」が入った「にがり湯」
お風呂はこれまた自家製の「本にがり」が入った「にがり湯」です、にがりといえば、豆乳を豆腐にするときの凝固剤として知られていますが、実は製塩の過程で採れるものです。
「にがり湯」は、体の芯からぽかぽか温まり旅の疲れをほぐしてくれますが、美肌、むくみのほか、アトピーをお持ちの方にも効能があるといいます。
あくまでも、民間療法の範囲ですが、ダイエット、美肌、糖尿病、便秘、むくみ、頭痛、ガンに、にがりが効くとも言われています(こちらは飲用で効能があるといわれています)。いづれも体質改善にお役立ちとなりそうですね。
アトピーに効く!お風呂は自家製の「本にがり」が入った「にがり湯」
お土産売り場には、「岩戸の塩」のほかに、その塩を使った飴などもあり、先述した製塩の過程から採った「にがり」も、販売されています。美肌を求める方、アトピーの改善には、ご自宅のお風呂をにがり湯にして、疾病の平癒には飲用するなど試してみられてはいかがでしょうか。
どれも素材が天然の塩ですから、アレルギーが心配なお子様にも安心して出すことができます。
自家製塩の作業を見れば、その作業が独特なため、TVや雑誌で取り上げられて、どの品々も人気商品というのも頷けます。
お塩ですから、持ち帰ることは可能ですが、「岩戸の塩」入りのジェラートはその場でしか食べることができない逸品といえるでしょう。モナカとカップ入りがありますので、是非ご賞味ください。
夫婦岩は日の出とともに観月の名所
夫婦岩の間から、太陽があがった写真などをご覧になったことがあると思います。日の出の時期は夏至の頃、秋から冬はまんまるの月が夫婦岩を照らします。
二見にお宿をとったなら、日の出とともに、夜は月の撮影(観月)もお勧めします。秋から冬は寒く防寒対策が必要ですが、かえって旅の思い出になるかもしれません。明るい昼間に、足元や撮影位置などを確認されると、安全に観月できるでしょう。
夫婦岩のある二見興玉神社へは、「岩戸館」からだと徒歩3分。こんな立地で見逃すのは、もったいないと思いませんか?
岩戸館で生命の神秘にせまる
いかがでしたか?自家製塩にこだわるお宿「岩戸館」。先述したとおり、岩戸館から徒歩3分のところにある夫婦岩は、日の出のほか観月の名所。
伊勢神宮の内宮さんの神事に使用される堅塩は、二見にある御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)で調製されており、そもそも塩は海の潮から採れるもので、“潮”という漢字は、赤ちゃんがおかあさんのお腹にいる期間である、十月十日に“さんずい”がついたものです。
さらに初潮、月経など月の動きに関するものと塩(潮)のつながりは、赤ちゃんが育っていく羊水が海水とほぼ同じ成分ということを思うと、単なる偶然とは思えません。
なにやら、二見の地と塩がかかわると生命の神秘に近付けるような気がします。
滞在中に時間があれば、岩戸館のお塩作りも見学も出来ます。作業の傍らで、お塩の話を聞く事ができれば、お塩という漢字は、本当はお潮と書いたほうがいいのでは?と思うことも。
伊勢神宮の禊の町、二見で生命の神秘にふれ、お伊勢参りをすれば、清らかな心持ちで参拝できそうですね。
 

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