京都御苑に存在する「御所の小道」は謎の自転車道!


2016.02.16

LINEトラベルjp 旅行ガイド

京都の中心に位置する京都御苑は、市民は親しみを込めて「御所」と呼びます。憩いの場でもあり、生活の一部分でもある「御所」に「御所の小道」や「御所の細道」などと呼ばれる道があることはご存じでしょうか?広大な京都御苑内を結ぶ幅広の砂利道には、自転車1台程が通れる謎の小道が縦横無尽に走っているのです!
市民の憩いの場「京都御苑」
京都市の中心に位置する京都御苑は、一周が約4kmもある広大な公園です。日本でも3例しかない国民公園である京都御苑は豊かな自然が残る市民にとっては憩いの場。当然京都御所を擁していることもあり、多くの観光客が訪れる場所でもあります。
しかし、そんな京都御苑は市民にとっては毎日の通勤通学路の一部。京都御苑の中は一般車両が通らない安全地帯でもあり、目的地へ向けてショートカットするルートとしては最適なのです。むしろ平日は憩いの場として使う人より、道として通り抜けていく人の方が間違いなく多い事でしょう。朝夕には京都御苑内を通勤通学の自転車が行き交う光景を見ることが出来ます。
砂利の敷かれた京都御苑の道
京都御苑は周囲約4kmという、広大な敷地。その敷地内には縦横無尽に幅広い道が張り巡らされています。その道には砂利が敷き詰められており、歩く際には若干足を取られるような道。そんな京都御苑の道は実は自転車で走るのは少し困難な道でもあるのです。
しかし、京都御苑の広い道をよく見てみると、どこかに1本白く筋が通っているのを確認できるかと思います。そして、その白い筋を綺麗になぞるように自転車が走っていくのです。そう、実はこの白い筋は自転車が通る道だったのです。
「御所の小道」は自転車道!
京都御苑内の砂利道にある自転車が通る道は「御所の小道」や「御所の細道」などと呼ばれています。これは実際に作られた道ではないため、正式名称はありません。誰かが通った轍を毎日同じようにみんながなぞって自転車を走らせていくため、出来上がった道なのです。
面白いのは「御所の小道」は道の真ん中をまっすぐに走る道ではないということ。あるところでは障害物を避けるように曲がったかと思えば、何もないところで無意味に曲がったりする箇所も。しかし、誰もがこの道を綺麗になぞるように自転車を走らせていくのです。
「御所の小道」は自転車道!
豊かな自然や歴史的な遺構などが残る京都御苑は広大な敷地に見どころが点在しています。1周は約4kmと、あまりにも広大すぎて歩くのには少しハードな面もあります。
そんな時にこそ便利なのが自転車!ここで「御所の小道」を使ってサイクリング気分で京都御苑内をめぐってみるのがオススメ!走りながら、「何故ここでこんなに曲がるんだろう?」などと突っ込みを入れながら走るととても面白いのです!
「御所の小道」の不思議
京都御苑の周囲にはいくつかの入口・門があり、「御所の小道」はその入口と入口の間を最短距離で結ぶように縦横無尽に走っています。道の交差点は全て垂直ではなく、中には画像のようにXに交差するような場所もあったりして、その成り立ちを知りたくなるような興味深い部分もあります。
ちなみに京都御苑の砂利は定期的にメンテナンスがなされていて、その際に「御所の小道」は姿を消してしまうことも。しかし、いつもの走り慣れた道を無意識に走っているのか、京都市民のDNAがそれを覚えているのか、なんとも不思議なことにいつのまにかまた元の場所に「御所の小道」が現れるのです。
「御所の小道」には掟もある!?
「御所の小道」はどの道にも1本しかありません。2本あればすれ違いする時に便利なのですが、何故か1本。そしてどの道も幅は自転車1台が走れるほどの幅なので、すれ違う際にはどちらかが道を譲らないといけないのです。誰が決めたのかわかりませんが、「御所の小道」には男性は女性に、若者は年配に自然と道を譲るローカルルール(?)も存在しています。
そんな「御所の小道」は、ついついその上を走って見たくなる魅惑の小道!実際に走ってみるといろんなことに気付くかもしれません。あなたも自転車で京都御苑を走ってみてはいかがでしょうか?
レンタサイクルのサービスがあるホテルはたくさんありますし、京都駅から徒歩10分圏内でも約10軒のレンタサイクル屋があります。意外とレンタサイクル屋の多い京都なので行程に合わせてチェックしてみてください!なお、京都は北に向かうと上り坂になります。最近は電動アシスト付のレンタサイクルも多数あり、これならどこへ向かおうともラクチンですので迷わずチョイスしてみてください。 

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京都御苑
place
京都府京都市上京区京都御苑3
phone
0752116348
opening-hour
終日開苑

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