世界遺産で繰り広げられる、熊野大花火大会。大迫力の鬼ヶ城大仕掛け!衝撃の三尺玉海上自爆!


2013.08.05

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世界遺産・熊野の七里御浜海岸で、毎年8月17日に決行される「熊野大花火大会」。今年はちょうど土曜日にあたりますので、いつも以上の賑わいが予想されています。
花火の水準は全国でもトップクラス!豪快かつ大胆な花火を堪能したいなら一度は訪れたい花火大会です。毎年、豪華客船が熊野灘に停泊して、海上で花火を見物するクルーズも大盛況。近隣の宿では、花火大会の当日に来年の予約が即埋まるほどの人気ぶりです。
300年の歴史を誇る熊野最大の花火大会
はじまりは、300年前のお盆の初精霊供養で上げられていた花火が起源とされています。その文化は引き継がれ、現在でもいちばん最初に初精霊供養が行われます。お祭りといっても神事の意味合いがあり、今年のプログラムには東日本大震災追善も加えられました。それでも、見物人のお目当ては大迫力の「海上自爆」「三尺玉海上自爆」「鬼ヶ城大仕掛け」といった熊野ならではの見どころでしょう。
地元の人口は約2万人ですが、今年の花火大会へは18万人の人出が予想されています。昔から多くの見物人が殺到して帰りが混雑するので、子供の頃は海岸で朝まで寝ていたという話を地元の方から聞きました。単線しかない電車の混雑は必須。車の場合でも、近隣の駐車場がいっぱいになると遠くの臨時駐車場の利用となるので、早めの到着をおススメします。
行き帰りを思うとどうしようかと考えてしまいそうですが、それでも全国から人が訪れるように豪快な花火の光景は一見の価値ありです!
約22Kmに伸びる景勝地・七里御浜海岸が舞台
会場となる七里御浜は、国道42号線に沿って約22Kmも続く日本でいちばん長い海岸です。熊野詣の浜街道として世界遺産に登録されており、アカウミガメの上陸地でもある貴重な名所です。すぐ近くには日本最古の神社・花の窟屋や、国の天然記念物・鬼ヶ城と獅子巖があり、この一帯は熊野の観光スポットの一つです。
毎年、熊野の象徴的な獅子巖と大輪の花火をおさめようと、ベストショットを狙うカメラマンたちが国道42号線沿いの獅子巖付近に三脚を立てて陣取っているのを見かけます。
一般の見物人たちは、屋台が近い海岸入口の階段に座るのを多く見かけますが、せっかくならばぜひ、七里御浜の海岸へ下りて間近で見物しましょう。敷物は必ず持参ください。爆音と光花の饗宴!目の前で繰り広げられる迫力はなかなかのもの。海風にあたりながら、浜辺に寝そべって見ると最高に気持ちが良いです。
直径600mの扇状に海面で広がる、三尺玉海上自爆
この大会の見どころはまず、「海上自爆」と「三尺玉海上自爆」でしょう。熊野灘と横に伸びる七里御浜海岸の地形を活かした、夏に欠かせない風物詩です。
他では聞きなれない「海上自爆」とは、全速力に走る船から、次々と花火を海へ投げ込んで豪快に爆発させるものです。水面で花火が半円状に花開くのですが、それが幾つも連なり駆け抜けて、まさに圧巻の光景です。
また、鉄骨のイカダの上で、重さ250Kgの花火を爆発させるのが「三尺玉海上自爆」。直径600mの扇状に広がりますので、花火師は点火するとすぐさま船で避難します。海上間近で見物していると火の粉が降りかかりそうなほどの迫力があるので、「わぁ!!」と驚きの歓声と大きな拍手が湧きおこり会場を湧かせます。
直径600mの扇状に海面で広がる、三尺玉海上自爆
そして超目玉の花火は、フィナーレを飾る「鬼ヶ城大仕掛け」です。
花火が仕掛けられるのは『日本百景』や『新日本旅行地百選』にも選ばれている鬼ヶ城です。長年の海風の浸食や隆起によって自然に造り出された約1.2Kmに渡る奇岩地帯で、鬼と恐れられた海賊にまつわる伝説の地でもあります。
「鬼ヶ城大仕掛け」は開催の1週間前から、筒型の大きな花火が運び込まれ海に向けて岩場に組み込まれます。計算された微妙な角度で大量の火薬がセッティングされ、大会当日の花火の凄さを見ると花火師の腕の高さが分かります。
2013年の鬼ヶ城大仕掛けは、第1弾「彩色千輪」、第2弾「第1部 水中花」「第2部 巌頭のとどろき」をテーマに夏の夜空を華やかに彩ります。暗闇いっぱいに鮮やかな光が舞い、体の芯まで響いてくる音をご体感ください。見応えある花火の連続です!
熊野大花火大会は、今年もまもなく始まります!
開催日時:2013年8月17日(土)19:10~21:30
※雨天・高波の場合延期、予備日8月18日(日)22(木) 26(月) 27(火)
会場:三重県熊野市・七里御浜海岸
打ち上げ数:約1万発
アクセス:JR熊野市駅から徒歩5分 

七里御浜海岸
place
三重県熊野市-南牟婁郡紀宝町

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