静岡の聖地!久能山東照宮で家康公の御霊にふれる旅


2016.01.10

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久能山東照宮は、徳川家康が自身の亡骸を久能山に葬るよう遺命し、1617年(元和3年)に2代将軍・徳川秀忠によって社殿が造営された東照社がはじまりです。
1645年(正保2年)朝廷から宮号「東照宮」が宣下され、久能山東照宮と呼ばれるようになりました。壮麗な社殿のほか、境内からは雄大な駿河湾が見渡せ、ロープウェイを使えば、富士山の絶景ポイントである日本平まで行くことができます!
1159段「いちいちご苦労さん」の石段が魅力
久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)へは駿河湾沿いの通称・久能街道(国道150号線)から東照宮への参道となっている石段を登る方法と、自動車やバスで日本平まで行き、そこからロープウェイを使って久能山へ行くという2つの方法があります。
お勧めは、前者の久能街道から参道を行くルート。その参道は1159段で、これを「いちいちご苦労さん」と褒めているのか、揶揄されているのかわからない石段を登り、山頂(境内)へと至るコースです。
石段を登りつつ、時折振り返れば、雄大な駿河湾と周囲のイチゴの温室が見渡せたり、さきほど通ってきた国道150号線が海岸線に沿って一直線に見える景色に、登る疲れも忘れて、爽快な心持になれます。
「いちいちご苦労さん」は、1159段で、115963段ではありませんので、運動を怠っていない人であれば、ほどなくして東照宮の楼門がみえてくるでしょう。
静岡から始まった東照宮の歴史
東照宮といえば、全国各地に数多く鎮座しています。特に日光東照宮が有名ですが、久能山東照宮はそれらの東照宮の中でも最初に創建された神社です。それは徳川家康が、大御所となって駿府(現在の静岡市)を拠点にしていたことと関係がありますが、日光東照宮は3代将軍・家光が、ここ久能山東照宮は2代将軍・秀忠が造営したと記憶しておけば、予備知識としては十分でしょう。
建築様式の権現造(ごんげんづくり)が確立された久能山東照宮
久能山東照宮は、日光東照宮と同様、社殿に極彩色の彫刻や絵の装飾がほどこされていますが、是非とも注目しておきたいのが「権現造」です。
本殿と拝殿の2棟を一体化した間に、「石の間」(いしのま)と呼ばれる一段低い建物を設けているのが特徴で、石の間造(いしのまづくり)とも呼ばれています。本殿と拝殿のつなぎ目あたりの部分で、神の世界(本殿)と人間の世界(拝殿)をつなぐ重要な空間といわれています。
久能山東照宮は、 2010年 (平成22年)12月24日に本殿・石の間・拝殿が国宝に指定され、その選定理由のひとつにこの「石の間」を持つ社殿様式が、久能山東照宮の造営を以て「権現造」として確立されたことが、理由としてあげられています。つまり、全国各地にある「権現造」の社殿様式の端緒となったお社というわけです。
建築様式の権現造(ごんげんづくり)が確立された久能山東照宮
まとめ・日本平と組み合わせれば、これぞ駿河の旅!
久能山東照宮には宝物を収めた博物館もあり、収蔵品の特徴として、徳川歴代将軍の武器武具・軍陣の道具類をあげることができます。徳川家の所持したものとすれば、当代の一級品ばかりですから、見ておいて損はありません。
久能山東照宮を参拝した後は、先述したようにロープウェイを利用して、日本平へ行き、富士山を眺望するのもいいでしょう。これぞ駿河の国と満足できる旅になること間違いなしです!
※久能山東照宮の詳細と日本平(にほんだいら)については、本文下「MEMO」でご確認ください。 

久能山東照宮・久能梅園
place
静岡県静岡市駿河区根古屋390
phone
0542372438
opening-hour
9:00-17:00

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