2月下旬頃が見頃!2018年静岡県「河津桜」の見どころまとめ


2018.02.09

トラベルjp 旅行ガイド

濃いピンク色の花が美しい「河津桜」の名所として有名な静岡県賀茂郡河津町。河津桜まつり開催中の「土日祝日」は、宿が満室となりなかなか予約がとれないほど日本中から多くの観光客が訪れます。河津桜を山頂から眺めるビューポイントや夜桜鑑賞ポイント情報をはじめ、平成30年の開花予想や現在の桜の開花状況に至るまで!人々を惹きつける「河津桜」についてご紹介します。
「河津桜まつり」とは
一足先にお花見が楽しめる名所、静岡県賀茂郡河津町。近頃はテレビやCMで取り上げられ、川沿いに並ぶ淡紅色の桜並木は有名な観光地となりました。ここ数年で、桜の時期に毎年約150~200万人の観光客が訪れるようになったそうです。
河津町では、平成30年2月10日(土)~3月10日(土)の1ヶ月間「第28回河津桜まつり」が行われます。桜のトンネルには露店が並び、さくら餅やお団子を携えながら歩く人が行き交います。
お祭り期間中は、イベントも盛りだくさん。
◆2月10日(土)~12日(月)…B級ご当地グルメが大集合
◆2月17日(土)~3月4日(日)…お花見特設ステージでパフォーマンス
◆お祭り期間中の土日・祝日限定、河津桜はっぴを着て「伊豆の踊り子」と記念撮影!
他にも、河津町の寺社ではさくら祭り期間限定の御朱印があるなど、地域の魅力たっぷりのイベントが用意されています。
ちなみに、平成30年の河津桜見頃予想は、2月下旬~3月上旬頃。平成29年1月上旬の地点で、すでに開花しはじめた桜も一部あったものの、1月末頃から寒気が流れ込み、開花時期は例年通りと予想されています。
そもそも河津桜って?
昭和30年頃、河津町在住の飯田勝美氏が偶然発見した苗を植えたことが、河津桜のはじまりでした。桜の原木が河津町にあることから昭和49年に「河津桜」と命名し、昭和50年には町の木に指定されています。
「桜」と言えば関東では3月下旬から4月頃上旬が満開となりますが、河津桜は1月下旬から蕾ができ、2月上旬から開花をはじめます。例年の見頃は2月下旬~3月上旬。花が開く期間が長いため、およそ1ヶ月近く桜を楽しむことができるのです。
※年の気候によって左右されます。
ご覧の通りの濃いピンク色。地元の方によると、年によって濃さも異なるそうですよ。
賑やかな河津桜まつり
一足先に楽しめる桜まつりということで、沢山の観光客で賑わいます。
花の写真を撮るために立ち止まる人や、露店や足湯に並ぶ長蛇の列で人の渋滞ができることもしばしば。
歩き疲れたら、人が少ないポイントを探してみましょう。
遊歩道を降りた河川敷や、露店が出店していない場所、駅から離れた桜並木は、比較的人の数も疎らです。
また、地元の人々が散歩を楽しむ、早朝の時間帯も狙い目です。
穴場スポットは、町を俯瞰できる「城山」
地元民に「城山」の通称で親しまれている「河津城跡公園」。天守や石垣のない土造りの中世城郭です。駅から公園までは徒歩25分ほど。山頂まで登山道を歩いていきます。
河津城本丸跡は現在ハイキングコースの眺望スペースになっており、河津桜も咲いています。町民には有名な鑑賞スポットであり、観光雑誌にも取り上げられる場所ですが、登山道を歩かなければならないためか、人の姿はほとんどありません。
しかし、体の疲弊を乗り越え頑張った人だけが見られる景色は圧巻!海から山へ続く約3キロの河津桜は疲れが吹っ飛ぶ美しさです。
夜間ライトアップも必見!
河津町を訪れた際は、宿泊してライトアップされた夜桜を楽しみましょう。名木や桜並木のライトアップポイントは町内に数カ所あります。
オススメはこちら!
◆「河津川河口付近の桜並木(浜橋~館橋)」は18:00~21:00の間
◆「踊り子温泉会館裏付近の桜並木(かわづいでゆ橋~踊り子温泉会館)」は18:00~21:30の間
お祭り開催期間中毎日ライトアップされています。「かわづいでゆ橋」は夜桜を眺めるには最高の鑑賞ポイント!写真のような河川敷にズラリと並んだ夜桜を眺めることができます。昼間ほど混雑していないため桜並木をゆっくり歩くには丁度良い時間帯です。 

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河津桜
place
静岡県賀茂郡河津町
phone
0558320290
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