昭和30年代にタイムスリップ!大分県豊後高田市「昭和の町」


2015.12.16

トラベルjp 旅行ガイド

映画「三丁目の夕日」がヒットしたように、昭和30年代というのはどこの商店街も活気があり、今のように電子ゲームの無い時代、子供達は夕飯の時間まで外で遊びまわっていました。
そんな懐かしい風景がよみがえる昭和の町が大分県豊後高田(ぶんごたかだ)市にあるのです。
昭和の町が出来たきっかけは商店街の衰退でした
「昭和の町」は、国宝宇佐神宮から南へ約10kmの国東半島の入り口にある大分県豊後高田市中心部の商店街に展開しています。
この商店街は、日本全国各地にある地方の商店街と同じように時代と共に勢いが徐々に衰退していきました。
そんなとき、豊後高田の商店街にある建物のおよそ7割が昭和30年代以前の建物であることを逆手にとって「昭和の町」作りが始まったのです。
そんな昭和の町を歩いてみましょう。
商店街の中は石原裕次郎などが歌う昭和歌謡がBGMで流れていて、通りにある電気屋さんのショーケースには昭和30年代の電化製品が陳列されています。
また昔懐かしい駄菓子屋さんもあり、子供の頃に10円を持って駄菓子を買いに行った記憶がよみがえったりします。
昭和ロマン蔵でもっと昭和を体験しましょう
豊後高田のバスターミナルの近くに、「昭和ロマン蔵」という一部無料で見学できる展示施設があります。
そこには昭和30年代後半から40年代にかけて活躍した自動車や、映画「三丁目の夕日」に出てくるような三輪車も展示されています。
そして、木製の机が並べられた教室も見学できます。
教室には現在多く採用されている緑色の黒板ではなく、昭和30年代に使われていた本当の黒板が設置されています。
並べられた木製の机というと、小学生の頃、席替えの時に好きな子が隣に来ないかなぁと多くの子供が思ったのではないでしょうか。
昭和の町だけではない豊後高田
新年を迎えた豊後高田では、新しい1年の豊漁と航海の安全を祈願し新年を祝う行事があります。
それが大分県選択無形民俗文化財の「ホーライエンヤ」です。
「ホーランエンヤ~ エンヤサノサッサ~」の掛け声とともに、大漁旗や万国旗などで華やかに彩られた宝来船が豊後高田を流れる桂川を河口方面から上流に進みます。
宝来船にはふんどし姿の若者が乗り込み、川岸に向かって紅白の餅をまいたり、また川岸の観客から祝儀が差し出されると、ふんどし姿の若者が冷たい川に飛び込んで受け取りに行く光景も見られます。
もともとこのお祭りは、潮の干満と暦が連動する旧暦では元旦の行事だったのですが、現在では昼頃に満潮の時間が来る日を選んで日程が決められています。
見学するときは、事前に開催日と時間を調べていく必要があります。
昭和の町だけではない豊後高田
豊後高田の蕎麦は春と秋の二回収穫される珍しい蕎麦で、そして無農薬です。
生産から、加工、手打ちまでが同じ土地で行なわれるため、とても美味しい蕎麦をいただくことができます。
この豊後高田蕎麦をいただけるのは市内に現在13店ある認定店で、その認定店になるための定義は、下記の3つです。
(1) 豊後高田そばを使用すること
(2) 手打ちであること
(3) 三たて(ひきたて、打ちたて、茹でたて)を守ること
写真にある蕎麦は「そば処響」という認定店の、軍鶏南蛮蕎麦です。
南蛮蕎麦といえば、「鴨南蛮蕎麦」が一般的ですが、このお店では大分名物の軍鶏の南蛮蕎麦をいただくことが出来るのです。
喉越し、口当たり、軍鶏が入ったつけ汁がとても美味しい蕎麦で、食べ終わった後に、つけ汁に蕎麦湯を入れて飲み干し、最後まで味わえる美味しい蕎麦なのです。
昭和の町並みだけでなく伝統行事や名物の蕎麦もある豊後高田は魅力満載です
昭和の町並みには、古銭や新旧のお札等を展示した旧西日本銀行高田支店を無料で見学できたり、ボンネットバスも町中を走っています。
町がテーマパークのようになっている、豊後高田の「昭和の町」、散策の途中に美味しい蕎麦を食べるのもおススメです。
そしてゴールデンウィークの「昭和の日」は、「ちゃぶ台返し大会」などのイベントも多く開催されます。
現在のように決して豊かではなかったけど皆が明るく元気に活気のあった昭和30年代にタイムスリップしてみませんか?
きっと懐かしい感情がよみがえります。 

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旬彩 南蔵
rating

3.0

2件の口コミ
place
大分県豊後高田市新町989-1
phone
0978231860
opening-hour
月-日 ランチ:11:00-14:00月-…
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更新日:2021/06/24

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