鹿児島の黒豚を本場で喰らう! 『とんかつ川久』の「上黒豚ロースカツ定食」が旨すぎた


2023.05.31

食楽web

鹿児島の黒豚を本場で喰らう! 『とんかつ川久』の「上黒豚ロースカツ定食」が旨すぎた●鹿児島の代表グルメ黒豚を現地で調査。鹿児島の有名店『とんかつ川久(かわきゅう)』のとんかつを食べてきた 旅行の楽しみの一つである旅先グルメ。鹿児島を訪れたらせひ食べて欲しいのが、「黒豚」を使った料理。しゃぶしゃぶや角煮、ステーキなど様々な食べ方がありますが、黒豚の特徴である甘みや旨みを存分に感じられるのがとんかつです。 今回取材した『とんかつ川久(かわきゅう)』は、精肉店が営む昭和50年創業のとんかつ屋。上黒豚ロースカツや上黒豚ヒレカツといった、黒豚のとんかつメニューが人気で、2017年から5年連続で食べログの「とんかつ百名店」にも選出されています。精肉店が営むとんかつ屋『とんかつ川久』お店の外観『とんかつ川久』があるのは、鹿児島の玄関口、JR鹿児島中央駅から徒歩約3分の場所。11:30~15:00、17:00~21:30の昼夜営業で、ピークタイムには行列ができることも。 来店予約は、平日11:30と17:00開始の場合のみ対応。予約受付は電話で、1ヶ月前から可能なので、旅行の予定が決まったらなるべく早く予約するのがおすすめです。メニュー表 メニューは定食スタイル。黒豚は、鹿児島を代表する老舗黒豚生産グループ「渡辺バークシャー」の黒豚を使用しています。きめ細かいしっとりとした肉質とほのかな甘さ、さっぱりとした脂身が特徴の豚肉です。 黒豚の甘みを楽しみたい方には「上黒豚ロースカツ定食」(2700円)がおすすめということで、こちらを注文。黒豚ロースカツとの違いは、肉の部位で上黒豚の方はリブロースを使用しているそうです。口のなかで黒豚の甘みと旨みが広がる「上黒豚ロースカツ定食」「上黒豚ロースカツ定食」2700円 注文を受けてから揚げるので、約15分後に運ばれてきました。上黒豚ロースカツの存在感がすごい……! 手のひら大の大きさで250gあります。定食なので、ごはん、味噌汁、小鉢、お新香が付いてきます。 衣はこんがりきつね色、中は淡いピンク色のとんかつ。肉本来の味を楽しんで欲しいとの思いから、低温の油でじっくりと揚げ、火が通ったギリギリのラインを見極めます。断面から脂がトロけ出ているのがわかりますか? それでは早速一口。衣はキメが細かくサックサク、口のなかでじゅわ~っと肉汁が広がります。肉の繊維に沿ってスッと噛み切れるほど柔らかく、噛むほどに黒豚の旨みを感じます。各種調味料 とんかつにつけるタレはすべて自家製。ソース、しょうゆだれ、ゆずみその3種類、塩とカラシも用意しています。 スタッフの方におすすめの食べ方を聞いてみると、「私はソース派! 私はまずは塩かな~? しょうゆもゆずみそも人気ですよ~!」と、それぞれ。個人的には、とんかつ自体の旨みがすごいので、一口目はぜひそのままか塩で食べて、黒豚本来の味を感じてもらいたいです。 ソースはやや辛め、しょうゆは九州の醤油らしく甘め、ゆずみそはさわやかな甘さです。個人的にはゆずみそが好みで、黒豚の甘みとソースのさわやかさが相性抜群で、ご飯が進む進む! お米も、五ツ星お米マイスター認定店なのでこだわっており、一粒一粒が立っていました。 味変しつつ楽しんでいたら、最初は多いかも……と思った250gをペロリと完食してしまいました。販売している3種のソース左からとんかつソース、しょうゆだれ、ゆずみそ(食楽web) とんかつは全品テイクアウトもでき、3種のソースも販売しています。とんかつ以外にも黒豚丼や黒豚コロッケ、黒豚軟骨煮などもあるので、お酒を飲みながらつまみを楽しみつつ、締めに黒豚とんかつを食べるのも良さそうです。まとめ 黒豚の甘みと旨みを、衣で閉じ込める調理法を考えた人に拍手を送りたい……! と、思うほどに大満足の一品でした。次回は、ロースよりさっぱり楽しめて女性人気が高いと言う「上黒豚ヒレカツ定食」(3000円)も食べてみたいです。(撮影・文◎加藤あやな)●SHOP INFO店名:とんかつ専門店 とんかつ川久住:鹿児島市中央町21−13TEL:099-255-5414営:11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~21:30(L.O.21:00)休:火曜 

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とんかつ川久
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4.0

183件の口コミ
place
鹿児島県鹿児島市中央町21-13
phone
0992555414
opening-hour
月・水-日 11:30-15:00月・水-…
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