Z世代になぜ人気? ネオ立ち飲み酒場『スタンドキヨスグ』(渋谷)に行ってその魅力を確かめてきた


2023.02.21

食楽web

食楽web●中目黒の繁盛店『スタンドキヨスグ』が渋谷道玄坂にオープン。一般的な立ち飲み酒場と比べて、主にZ世代と呼ばれる年齢層に支持されているとの噂。若者の心をつかむ理由tは? 20代から30代のいわゆるZ世代を中心に人気を獲得している立ち飲み酒場『STAND KIYOSUGU・スタンドキヨスグ』(以下スタンドキヨスグ)。中目黒の名物店ですが、その3号店が渋谷道玄坂に2月10日、オープンしました。 なぜ若者のハートに刺さっているのか? キーポイントは大衆酒場には欠かせない“安さ”と、“健康志向”という、一見すると相反するスタイルが上手く融合されている点です。 厨房の見えるカウンターや渋谷の雑踏を眺めながらサクッと飲めるオープンな席もあります。4~5人で行くなら円形のテーブルを囲め、およそ40人強が入る狭すぎない空間。白を基調とした清潔感があり、1人でも入りやすい居心地の良さも魅力です。 というわけで早速、お洒落なネオ立ち飲み酒場を実際に体験してみましょう。人気のキーポイントは店の雰囲気、安さ、おふくろの味? カウンターには、年3回ほど変わる季節のおばんざいが並べられ、例えば「からあげ」、「冷やし肉詰めピーマン」、「きくらげの明太子和え」、「鶏そぼろのピリ辛きんぴら」などが1皿440円で注文できます。 どれもおふくろの味と呼べそうな、心が落ち着く味付け。注文の組み合わせによって、飲みながら栄養バランスも整えられる。これもキヨスグがヘルシー志向の若い世代にウケている理由の一つだと思われます。「キヨスグレモンサワー」510円 ドリンクはビール(460円)、角ハイボール(510円)など基本を押さえつつ、曜日ごとに1種類のドリンクメニューを390円で提供しています。今回、乾杯の一杯目に選んだのは、店長おすすめの「キヨスグレモンサワー」。 自家製シロップで作ったレモンサワーは、カットレモンもたっぷりで清涼感バツグン。甘さ控えめのレモンスカッシュのような甘酸っぱさに強めの炭酸、胃袋の活動に一気にエンジンがかかります!「牛串煮込み」1本250円 食べ物は、まず酒場定番の「煮込み」をオーダー。『スタンドキヨスグ』では、名古屋名物の土手煮にならった一品を提供しています。八丁味噌をベースとしながら、こってりしすぎない都会的な味付けが絶妙です。 このほか、「牛串煮込み」は溶ける一歩手前のギリギリまで煮込まれ、タレも染みしみ。口に入れた瞬間にトロッ、ホロッと串からほどけ、舌の力だけで食べられる柔らかさです。口に残ったタレは「キヨスグレモンサワー」でさらりと流し、次の一皿への準備も万端です。「4種盛り」450円 この煮込みのタレが気に入ったので、「串カツ」も注文。味付けがソースと煮込みのタレから選べるのです。「4種盛り」なら豚、ササミ、エビ、玉子焼きの串カツが一皿に載ってきます。かぶりついてみると、味噌の甘さがサクサク衣の串揚げとベストマッチ。うーん、最高! そして意外な伏兵が「玉子焼きの串かつ」。甘めの玉子焼きとタレがすごくお酒に合う逸品でした。[食楽web] もちろん、お肉以外に野菜類も充実。箸休めに「枝豆」、「冷ややっこ」、「鬼おろしポン酢」、「ガリトマト」など、さっぱり系メニューも多数選べます。『スタンドキヨスグ』は煮込みや串かつなど大衆酒場に欠かせないメニューを押さえつつ、煮物や野菜を使ったおばんざいが充実。その日の気分に合わせて、ガッツリ飲みも、ヘルシー飲みもできる使い勝手の良い立ち飲み酒場でした。Z世代でなくても十分に楽しめるはずなので、ぜひ足を運んでみてください!(撮影・文◎亀井亜衣子)●SHOP DATASTAND KIYOSUGU渋谷道玄坂店住:東京都渋谷区道玄坂2-11-1JMFビル渋谷03-1階休:なし営:15:00~23:30、金・土・祝前日15:00~翌5:00TEL:03-6455-2025https://www.instagram.com/stand.kiyosugu.shibuya/ 

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STAND KIYOSUGU(スタンド キヨスグ) 渋谷道玄坂店
place
東京都渋谷区道玄坂2-11-1 JMFビル渋谷03 1F
phone
0364552025
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