希少部位400gの肉塊! 日本一分厚い『ちよ松』(大阪)の「特上5センチとじないかつ丼」を食べてきた


2023.01.10

食楽web

食楽web●大阪の『かつ丼 ちよ松』で、“日本一分厚いかつ丼と話題”の丼を味わってきた。さて、その味わいも日本一旨いのか? カツが分厚すぎてフタが閉まらない……。そんな夢のような「かつ丼」を提供しているお店が、大阪の『かつ丼 ちよ松(以下、ちよ松)』です。このかつ丼、“日本一分厚い”と話題なのだそうです。 しかも店主は元関取とのこと。お相撲さんが作る「かつ丼」となると、もうそれだけで美味しいと直感。それはぜひ食べねば! と思い、はやる気持ちをグッと抑えつつ食べに行ってきました。大阪・道頓堀から徒歩圏内にある『ちよ松』 今回、ご紹介する『ちよ松』があるのは、大阪を象徴する風景である道頓堀から東へ10分ほど歩いた場所。少し入り組んだ路地の中にあります。 オープン15分ほど前にお店に到着したのですが、すでに行列ができていました。待つこと30分ほどで無事に入店。お店の中はコの字型のカウンターになっています。[食楽web] 席に座ってメニューを確認するとありました、「とじないかつ丼」シリーズ。この店は専用の紙に注文内容を書いてオーダーするシステム。並みから特上までありますが、ここはやっぱり特上を注文したいと思います。巨大な肉の塊が乗った丼「特上5センチとじないかつ丼」、どうやって食べるの?「特上5センチとじないかつ丼(希少部位約400g)」ピクルス付 2400円 注文後してしばらくすると、カウンター目の前の厨房のまな板に巨大なカツが登場。カットして丼に乗せて提供してくれます。確かにフタを閉めることを完全に放棄しています。 それではいただきます。と言ってはみたものの、どこから食べ始めていいのかわかりません。確かに丼の上にカツが乗っているので、「かつ丼」というメニューで問題ないのですが、ヴィジュアルとしてはレンガのように巨大な肉の塊がのった丼という状態。お肉は400gとの説明がありますが、見た目のインパクトはそれ以上です。脂スッキリ黒ウーロン茶(びっくりサイズ) ちなみに大きいサイズのドリンクを注文したら、まさかの大ジョッキでの提供。こちらも度肝を抜く規格外のサイズ。何から何まで大きい。分厚すぎるカツは24時間かけてじっくり低温加熱調理 大きい大きいと言っていますが、とりあえずカツの全容が気になるので、1枚取って90度回転。改めて分厚さがわかります。というより1枚でも小さなカツ1枚分くらいありそうな雰囲気。 一口食べてみると、今まで知ってる豚肉とはちょっと違う食感。というのも、この巨大な肉の塊の中まで熱を通すため、まず24時間かけてじっくりと低温調理したお肉を揚げるため、食感も少し独特なのです。 あえて表現すると「途方もなくジューシーな超厚切りのハムにも似た食感」で、ムギュウ~っとした弾力の肉質で、ここでしか味わえないカツ。これが6枚もあります。食べきれるのかちょっと心配ですが、席にはそれぞれ味変用の調味料もあるので、それぞれをお肉にかけながら食べられます。カツを取る別皿も提供されます こうして別のお皿に乗せて食べていると、ステーキを食べているような感覚になります。 ちなみにかつの下は玉子丼になっていて、プチプチと独特の食感のある麦飯に甘めの味付けで、スパイシーに味変させたお肉との相性は抜群でした。調査結果 お肉をガッツリと食べては甘辛いごはんを食べ……と繰り返していると、思ったよりすんなりと食べきれました。お客さんも覚悟して来店しているのか、特上を頼む猛者が圧倒的多数。『ちよ松』の「とじないかつ丼」。大阪の町にとんでもない人気メニューのお店が誕生していました。(撮影・文◎けいたろう)●SHOP DATAかつ丼 ちよ松 道頓堀本店住:大阪府大阪市中央区千日前1-1-10TEL:050-5589-2748営:11:00~15:00、17:30~21:30 ※仕込んだ豚肉が売切れ次第閉店休:不定休●著者プロフィールけいたろう旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。 

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かつ丼 ちよ松 道頓堀本店
place
大阪府大阪市中央区千日前1-1-10
phone
0662125920
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