意外なグルメ天国『ボートレース戸田』で安ウマな絶品“勝負メシ”を食べ歩いてきた!


2022.04.24

食楽web

食楽web これまで食楽webでは、平和島、多摩川、江戸川と、知られざるボートレース場の絶品グルメをご紹介してきましたが、今回向かったのは、埼玉県戸田市の『ボートレース戸田』。「平和島のもつ煮」、「多摩川の牛炊(ぎゅうすい)」など、ほかの場所には確固たる名物がありましたが、果たして戸田の名物グルメとは?館内は各フロアとってもキレイ。有料観覧席のフロアには全商品テイクアウトできるレストランもある というわけで、埼玉・戸田市にある『ボートレース戸田』にやってきました。JR埼京線で新宿から20分、「戸田公園駅」が最寄駅です。駅からは無料送迎バスがあり、5分ほどで到着できます。ここは国内最大規模の人工静水コースを備えた戸田漕艇場の一部を利用したレース場。1940年に行われるはずだった、幻の東京オリンピックのボート競技のために整備され、その後の1964年の東京オリンピックで実際に使用されました。現在でも大学生や実業団の選手たちがボートを漕ぐ練習風景を眺めることができます。VRスプラッシュバトルで実戦さながらのボートレース体験ができる コース幅は107.5mと国内でもっとも狭く、レース展開は実に多彩。1コースが有利と言われるボートレースですが、戸田の狭い1コーナーはセンター勢が強く、高配当もしばしば生まれます。そんな熱い戦いの多い『ボートレース戸田』ですが、行ってみると意外や意外、場内にはたくさんの子どもが。なぜ、こんなにも子どもがいるのかと言うと…ボートキッズパークの『Mooovi(モーヴィ)』 それはボートレース場をパーク化する試みが行われているから。ここには全国24場のうち、7つのボートレース場にしかない、しかも関東ではここだけの、ボートキッズパークの『Mooovi(モーヴィ)』があるんです。 広いキッズパークには、ベビーゾーンやアクティブゾーンなど5つのゾーンがあって、これが地域の子どもたちに大人気! この日も館内は大盛況でたくさんのちびっ子が元気に遊んでいました。ほかにもゲームコーナーや、ボートの操縦体験を味わえるVRコーナーなど、楽しい仕掛けがたくさんあるんです。食べたいものが必ず見つかる!フードコートグルメ5選『ボートレース戸田』には、2つのレストランとフードコート、売店があります。フードコートには、ラーメン、定食屋、そばうどんなど6つの飲食店が。イートインスペースは広々していて、意外にもとってもオシャレ! まずは入口すぐにある『ファイン』からレポートをスタート。『ファイン』の「戸田メンチ」と「鶏皮の味噌焼き」『ファイン』の戸田名物「戸田メンチ」と「鶏皮の味噌焼き」は必須グルメ まずは、戸田名物「戸田メンチ」を売る『ファイン』へ。ここは「牛肉コロッケ(120円)」や「アジフライ(180円)」など揚げ物やおにぎり、焼きそばなど軽食の売店です。店頭は女性レーサーの写真がたくさん貼られ、楽しげな屋台のような雰囲気です。『ファイン』の一番人気は、前述した「戸田メンチ」(180円)。大きめ&厚めのメンチは肉汁たっぷりで、食べ応えバツグン。平日でも1日150個を売る人気商品です。さらに、お店のオススメは「鶏皮の味噌焼き」(300円)。肉厚な鶏皮に、ピリ辛な味噌タレをかけて焼き上げた一品です。鶏皮のプリプリ食感とコク深い味噌ダレは、おやつにもお酒のおつまみにも最高です。『ファイン』外観『食事処しぶき』の「オムライス」と「もつ煮込み定食」卵3個を使ったふわとろ食感の「オムライス」700円 『ファイン』の次に訪れたのは、鯖の味噌煮や肉じゃがなど多彩な定食を提供する『食事処しぶき』。がっつり食べたいならここがオススメです。こちらの一番人気は「オムライス」。プルプルたまごの「オムライス」は、ふわとろで絶品。それもそのはず、このオムライスを作っているのは、なんとフランスで修業経験もあるフレンチレストランの元シェフ。本格的な「オムライス」が700円で食べられるって嬉しいですよね。中のごはんはケチャップライス 卵のソースはケチャップではなく、デミグラスソース。香味野菜とフォンドボーで作る自家製のデミグラスソースがたっぷりかかっています。ソースは少し甘めでバターの風味が香る、子どもから大人までみんな大好きな味。メニュー選びに迷ったら、この「オムライス」をおすすめします。これは絶品!「もつ煮込み定食」700円 また、「オムライス」と並ぶ人気メニューの「もつ煮込み定食」も必食の一品。このもつ煮込み、ボリュームがとにかくスゴイんです。一皿450gの大サイズで食べ応え十分。このやわらかい豚モツは、煮込みと冷ましの寝かせ作業を3度繰り返し、合計7時間ほど煮込むという、ものすごい手間ひまがかけられた一品なのです。『食事処しぶき』外観『そばうどんの道満』の「かき揚げ天ぷらそば」「かき揚げ天ぷらそば」650円 続いては、『そばうどんの道満』へ。こちらの一番人気は「かき揚げ天ぷらそば」です。かき揚げは大きく、風になびくフラッグのような形をしています。これを食べてお目当てのレーサーの疾走を願う、なんて願掛けにもぴったり。キリリと効いた醤油にカツオだし香る一品です。『そばうどんの道満』外観 ほかにも山菜、カレーなど全部で10種類。すべて、そば・うどんと両方あるので、好みで選びましょう。提供はおよそ1分、素早く食事をするのならこちらもオススメです。ラーメン専門店やおでんなど、楽しい売店がいっぱい(食楽web) ほかにもフードコートには、魅力的なグルメがたくさんあります。ラーメン専門店の『昇竜』では10種類以上のラーメンメニューがあって、お店のイチオシメニューは「油そば」(750円)。おでんやサワーやビールなどが揃う『ひまわり』、そして牛丼の『吉野家』と、バラエティに富んでいます。レストランで食べるなら!『レストランワールドII』の「カツ煮定食」と「串もつ」『ワールドII』の名物「カツ煮定食」900円 戸田グルメの最後を飾るのは、『レストランワールドII』です。フードコードと同じく3階にあり、広い店内ではゆっくりと食事ができます。カレーにカツカレー、ラーメン、アジフライとメニューも豊富。中でも、絶対食べておきたいのが「カツ煮定食」です。ご飯とカツ煮は別皿で提供 人気の「カツ煮定食」は、カツが160g、キリッと醤油の効いた秘伝の出汁で煮る厚めのカツが特徴です。フタ付きの器で提供される上品な一品で、ご飯と別で食べるのも良し、ご飯の上にのっけて食べるのもまた良しで、ボリュームたっぷりで大満足です。やわらかな食感がたまらなくおいしい「串もつ」 これに加え、隠れた人気メニューが、入口レジ横の「串もつ」(150円)です。ゴロリと大きな肉は、牛の肺のフワ。煮込みに7時間もかけたフワはとってもやわらかで、味噌仕立ての味がたまらなく美味しいんです。これはビールと相性抜群です。 フレンチの元シェフが作る「オムライス」に、ぶ厚いカツ煮。ラーメン、うどんと何でも揃う『ボートレース戸田』の絶品グルメ。フードコートや施設もキレイで、デートにも使えそうだし、ボートキッズパークの「Mooovi(モーヴィ)」もあるので、子どもから大人まで楽しめるテーマパークとしても人気です。ボートレースに興味がなくても、一度足を運んでみるのをオススメします!●DATAボートレース戸田住:埼玉県戸田市戸田公園8-22TEL:048-441-7711営:レース開催日 ※スケジュールはH Pにて確認してくださいhttps://www.boatrace-toda.jp休:レース開催以外休業※価格は全て税込●著者プロフィール矢巻美穂(やまき・みほ)国内外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマンで、撮影から執筆・編集作業まで行う。単著としてネパール、台湾、ウズベキスタン、韓国などのフォトガイドブックを執筆。近著は『東京で台湾さんぽ』(イカロス出版出版)。また、YouTubeで「旅ちゃんねる MinMin Tour」をオープン。これまで取材に行って、本当に美味しかった店や行ってよかった人気スポットを紹介。ボートレースのグルメ情報も絶賛公開中! 

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ボートレース戸田外向発売所 WINWIN(ウィンウィン)パーク戸田
place
埼玉県戸田市戸田公園8-22 ボートレース戸田東観覧棟 1・4F
phone
0484417711
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