一人呑みが最高すぎる! 東京で一度は行ってみたい「老舗名酒場」4選


2020.01.01

食楽web

食楽web 飲食界隈で、日本の古き良き文化が根付く場所といえば、やっぱり老舗酒場。近年、昭和の趣を感じさせるネオ大衆酒場や小さなお店がビルのワンフロアで営業する飲み屋横丁なども増えていますが、そういった“レトロ調”ではなく、生粋の歴史ある酒場のことです。 東京には、今も昔と変わらない佇まいで営業しているそうした“名酒場”がいたるところに点在しています。今回は、一度は行っておきたい“通”な東京の老舗酒場をご紹介しましょう。大正から続く下町の名大衆酒場『赤垣』(浅草) 浅草散策のついでに、渋くて懐かしくて、どこかホッとできる…そんないい感じの酒場をお探しなら、迷わず『赤垣』へ足を運びましょう。つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩3分ほどの場所にお店はあります。 創業はおよそ大正6年、3代目のマスターと4代目の息子さん、そして女将さんが切り盛りする、温かみのあるお店です。L字型のカウンター席から先に客が埋まる。会話を楽しみつつ美味しい酒と肴を『赤垣』と書かれた提灯と紺色の暖簾が目印。店内は、L字型のカウンター席と5~6人がけのテーブル席のみ。ここでぜひ頼んでほしいのが、「シメサバ」。酢締めがきつくなく柔らかな味で、あっさりしていているので、鯖の旨みを存分に味わえる一品です。「シメサバ」750円。通年で提供している。酢は柔らかめ、あっさりとした味わい 合わせるお酒に迷ったなら、「高清水の樽酒」(1杯500円)がオススメ。冷やでも燗でも美味しくて、辛くもなく甘くもない、ちょうどよさ。どの料理にも抜群に合います。「高清水の樽酒」1杯500円。テーブル席とカウンター席がある。席の予約はできないが、事前に電話で確認するのがおすすめ カウンターで知らない人と肩を並べて飲んでいるうちに、自然と会話が弾み、美味しいお酒と肴、そして女将のさりげない気配りで、あったか~い気持ちになれること請け合いです。●SHOP INFO店名:赤垣住:東京都台東区浅草1-23-3TEL:03-3844-2327営:17:00~大体22:30(LO大体22:00)休:水曜(1、8月は不定で水・木連休あり)財界人も御用達の老舗おでん屋『尾張家』(神田)1階はカウンター、2階は座敷 東京・神田にあって、歴史・風格・味、どれを取っても屈指の実力を誇る店が『尾張屋』です。創業は昭和2(1972)年。なんと92年前から神田で営業を続けている老舗中の老舗です。 店内は、創業92年とは思えないほどに綺麗。そして、店の顔として約57年もの間、店のカウンターに立ち、接客を続けている名物女将・長江操さんが暖かく迎え入れてくれます。女将の長江操さん。カウンターに立ち続けて57年! 看板料理は、もちろん「おでん」。30種前後から選ぶことができ、一番人気は大根とのこと。「キャベツ巻や袋はうちで作っているので、ぜひ味わってほしいわね」と女将。写真12時の場所から時計回りに、「豆腐」300円、「団子」1串100円、「大根」200円、「さつま揚げ」200円 練り物は築地の専門店から仕入れています。出汁のしっかり染みたおでんの美味しさは言わずもがな。この季節ならお酒は迷わず日本酒「大関」の熱燗を選びたいところ。これがおでんと驚くほど相性がいいんです。しかもなんと1燗350円という呑兵衛には嬉しすぎる価格です。「大関」の熱燗1燗350円 寒さが厳しくなってきたこの時期に味わう熱燗とおでん。そして女将のさりげない心配りと会話。この店が長いこと愛され続けている理由が、そこにいるだけでわかるような気がしてきます。冬が人気なのはもちろん納得ですが、夏でも秋でも春でも食べたくなるおでんです。●SHOP INFO店名:尾張家住:東京都千代田区鍛冶町1-6-4TEL:03-3251-4320営:17:00~22:30(LO22:00)休:土曜、日曜、祝日旬の魚と野菜で作る和食の名店『第二力酒蔵』(中野) 東京でも屈指の飲み屋街を擁する中野の北口にある「ふれあいロード」。狭い道に多くの飲食店が軒を連ねる中で、57年もの間、地元の人に愛され続けている酒場が『第二力酒蔵』です。ライフ中野駅前店のはす向かい。赤提灯とガラスのショーケースが目印 もともとは三軒続きの長屋の一角で昭和37年にオープンしたお店。そのうち、隣が空いたら店を広げ、その隣も空いたらさらに拡張し、現在の店の形になったのは30~40年前とのこと。だから店が横に広く、入り口が2つあるのもその名残です。 お客さんは年配の常連さんが多めですが、だからと言って閉鎖的なムードは一切なく、むしろ店内は明るく開放的。若い人や一見さんも気後れすることなく入ることができます。 この店の魅力の一つでもある料理は、旬の魚と野菜で作る和食。「刺身盛り合わせ」や「きんきの煮付け」など、刺身や煮付け、天ぷら、焼き物など多彩な調理方法で旬の味を楽しむことができます。「あら煮」670円。この日はシャケ、シマアジなどのアラを炊いたもの。豆腐の煮付けも一緒に 中でもここにきたらマストで注文したいのが、「あら煮」。魚はその日仕入れた魚次第なので、内容は日替わりです。 一口味わってみると、ほろほろの口どけ感に、醤油ダシが程よく染みて、ホッとする美味しさ。添えられた豆腐の煮付けもふわふわで、甘辛ではなく、程よい塩気。お酒にもごはんにも合うこと確実の美味しさです。 選びたいお酒は、創業以来出しているという京都・伏見の「キンシ政宗」。京都の品のあるお酒でほんのり辛口なのが特徴です。スッキリした後味とほのかな香りが鼻から抜けていきます。「キンシ政宗」(小)370円。大きな徳利の場合840円。屋号入りの徳利で。ちなみに日本酒は約15種あり、各370円~。ビール生中は510円 熱燗と煮物という王道の組み合わせに肩の力が抜けて、思わずまったりしてしまいます。 料理の種類も価格帯も幅広いので、ちょっと一杯だけ、といった使い方もできます。ほどよく声をかけてくれて、ほどよくほっといてくれる距離感も絶妙です。初めてでも居心地のいい、あたたかみを感じるお店です。●SHOP INFO店名:第二力酒蔵住:東京都中野区中野5-32-15TEL:03-3385-6471営:14:00~23:30(L.O.22:30)休:日曜日本酒通も絶賛する東京屈指の名酒場『ふくべ』(八重洲) 東京の玄関口である東京駅と、ビジネスの中心地として知られる日本橋のほぼ中間。八重洲エリアで昔ながらの風情を残し、美味しい日本酒と肴が味わえる店がこちらの『ふくべ』です。東京駅、日本橋駅ともに徒歩3分圏内。縄のれんが目印。カウンター席とテーブル席、そして1日1組限定、最大16名の予約宴会席が2階にある 創業は1939(昭和14)年。今度で2度目の東京オリンピックを迎えるという老舗です。店内に一歩入ると、飴色になった柱や天井に時間の流れを感じます。カウンター奥には日本中から集めた日本酒の瓶がずらりと並び、その手前には燗床が見えます。 こちらの名物として創業当時より人気なのが、東京でも珍しくなった「くさや」です。ふわっと漂う独特の香りと、濃厚な青ムロアジの旨みを楽しめる逸品です。「くさや」700円 この「くさや」とともに味わいたいお酒が、カウンターの奥に堂々と鎮座する4斗樽から提供される樽の生酒「特選 菊正宗」。ほんのり残る杉の樽の香りが独特な「くさや」の味をふわっと流してくれるような、辛さと甘さの調和のとれた味。どんな酒肴にも寄り添ってくれる懐の深さを感じさせてくれます。「特選 菊正宗」の熱燗700円。日本酒は550~700円 カウンターで1人、静かに日本酒をのんびり味わうもよし、2~3人で来てテーブル席で会話を楽しみながら飲むのもよし。東京駅にも近いので、新幹線出張の帰りにちょこっと寄って、というのにも利用できる心温まる雰囲気のお店です。●SHOP INFO店名:ふくべ住:東京都中央区八重洲1-4-5TEL:03-3271-6065営:16:30~22:40(L.O.22:15)休:日曜、祝日、第2・4土曜 

赤垣
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3.5

2件の口コミ
place
東京都台東区浅草1-23-3
phone
0338442327
opening-hour
17:00-23:00
no image
ふくべ
place
東京都中央区八重洲1-4-5
phone
0332716065
opening-hour
月-金 ディナー:16:30-22:15土…
尾張家
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4.5

15件の口コミ
place
東京都千代田区鍛冶町1-6-4
phone
0332514320
opening-hour
月-金 ディナー:17:00-22:30(L…
第二力酒蔵
rating

4.0

33件の口コミ
place
東京都中野区中野5-32-15
phone
0333856471
opening-hour
月-土14:00-23:30(L.O.22:30)

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