渡辺謙、三谷幸喜、宮藤官九郎、天海祐希など!「PARCO劇場」のお披露目に演劇界のスターが集結


2020.02.05

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◆渡辺謙、三谷幸喜、宮藤官九郎、天海祐希など!「PARCO劇場」のお披露目に演劇界のスターが集結
1973年、渋谷パルコ開業とともにオープンした「PARCO劇場」(当時は「西武劇場」)が、約3年半の建て替え工事を終えて、2020年1月24日(金)に待望の新開場をした。先駆けて、1月15日(水)『PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見』が開催されたので編集部も参加してきました。
この日は、渡辺謙、宮沢氷魚、三谷幸喜、大泉洋、山本耕史、宮藤官九郎、市川猿之助、天海祐希など、この1年間に作品に携わるそうそうたるメンバーが登壇。司会は藤井隆が務め、まるでショーを見ているかのような終始笑いの絶えない楽しい会見となった。
オープニングシリーズ第1弾となる『ピサロ』で主演を務めるのは、ブロードウェイをはじめ世界的な大ヒットを記録したミュージカル『王様と私』が記憶に新しい大スター渡辺謙だ。「今日の出演者の中でも、西武劇場の頃に出ていたのは僕だけじゃないかな。演劇の一も二もわからない、そういうときに蜷川さんの舞台で、旧パルコ劇場に立たせていただきました 。今回出演する『ピサロ』もですが、(『ピサロ』は1985年に「PARCO劇場」で山崎努主演で上演され、渡辺謙は当時この作品で、若きインカ王・アタワルパに抜擢されている)本当にこの劇場は、僕の演劇人生にとってエポックとなる劇場です」と「PARCO劇場」に対する思いを語った。
また、今回の『ピサロ』でインカ王・アタワルパ役を務める宮沢氷魚は、「僕が初めてパルコ・プロデュース作品に出演させていただいたのが、 2018年の『豊饒の海』という作品でした。そしてこの2020年に渡辺謙さんとご一緒にまたパルコ作品に出られることになり、これ以上、光栄なことはありません。パルコのオープニングということで緊張はありますけど、それを楽しみながら謙さんやほかの皆さんと、体当たりで作品に向き合いたいと思います」と意気込みを述べた。
「PARCO劇場」の歴史に残る超大作であること間違いない『ピサロ』は、ぜひ観ておきたい作品のひとつだ。
また、これまで「PARCO劇場」で数々の作品を手掛けている三谷幸喜は、6月から3カ月連続で「大地」「三谷幸喜のショーガール」「三谷文楽 其礼成心中」の3作品を披露する。「この劇場には決まりがあります。上演中に携帯電話を鳴らしたら、客席に8万ボルトの電流が流れます」などと会場の笑いを誘い、「関係者の皆さんに嬉しいニュースがあります。「大地」の脚本はもうできています!…・・僕の頭の中に」とさらに会場を沸かせた。そして、3作目の文楽『其礼成心中』に関しては、人形遣いの吉田一輔と人形の“三谷くん”も登場。“三谷くん”が「あそこにいるのは渡辺謙じゃないか? かっこいいなあ。アレだろ? 『王様とタワシ』あと『ラストモヒカン』」と勝手にしゃべり始めると、三谷幸喜本人が「それを言うなら『王様と私』『ラストサムライ』だから!」とツッコミを入れた。三谷幸喜と“三谷くん”のコントのようなやりとりがあまりにも楽しく、作品への期待がさらに高まった。
「PARCO劇場」で過去に上演された作品のポスター。1枚1枚に思いが詰まっている
「PARCO劇場」は2016年までの43年間、プロデュース公演の先駆けとして、約1200作品を上演。そして、今回、旧劇場の458席から636席に客席数を増やし、舞台空間もぐっと広くなって新開場する。笑いがあり、感動があり、心の響くストーリーがあり、そして“PARCOらしさ”がある。2020年に上演される作品すべてが今から楽しみだ。
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PARCO劇場
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4.0

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東京都渋谷区宇田川町15-1 SHIBUYA PARCO内
phone
0334775858
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