東京ステーションホテルなど日本有数のクラシックホテルが集結!天王洲で「クラシックホテル展」開催


2020.01.22

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◆東京ステーションホテルなど日本有数のクラシックホテルが集結!天王洲で「クラシックホテル展」開催
天王洲にある建築倉庫ミュージアムでは、2020年2月8日(土)から5月31日(日)まで「クラシックホテル展 ? 開かれ進化する伝統とその先 ?」を開催。この企画は、時代を超えて愛され続ける「日本のクラシックホテル」の魅力を、今こそ伝えようというもの。会場では、国内11カ所の歴史あるホテルの“ものがたり”が一堂に展示される。伝統を持ちながら進化を続けるクラシックホテルの、過去と未来に思いを馳せて。
企画展用の撮り下ろし写真 東京ステーションホテルの客室廊下
クラシックホテルが集合!それぞれの“ものがたり“を知る
100年の時を越えた今もなお現役の「クラシックホテル」。誕生当時は、開国まもない日本の外交の場として重宝されたホテルも、その後は時代のニーズに合わせて進化しながら、日本のホテルサービスの基礎を築いてきた。
今回は、東京ステーションホテル、日光金谷ホテル、万平ホテル、奈良ホテル、ホテルニューグランド、蒲郡クラシックホテル、リーガロイヤルホテル(大阪)、雲仙観光ホテル、山の上ホテル、京都ホテルオークラ、学士会館という、日本を代表する11のクラシックホテルが集結。
それぞれに、ホテルに残る貴重な資料、実際にホテル空間を彩ってきた調度品、企画展用に撮り下ろした写真やインタビュー映像などを展示している。さまざまな角度から迫る、各ホテルの“ものがたり”に思いを馳せて。
東京ステーションホテル
【東京ステーションホテル】東京駅舎内!100年以上の歴史を誇る、国指定重要文化財の中にある老舗ホテル
東京ステーションホテルは、東京駅の中に宴会場を備えたヨーロッパスタイルのホテルとして1915年(大正4年)に開業。東京に現存するホテルとしては2番目に歴史があり、国指定重要文化財(東京駅)の中に宿泊できるホテルとして国内で唯一の場所となっている。
さまざまな人が行き交い、物語が生まれる「東京駅」という立地。客室から見渡せたプラットホームを見ていて、列車の時刻表トリックを着想したといわれる松本清張や、ホテルを作品の舞台にして小説を執筆した川端康成など、文豪にまつわるエピソードも多い。
東京駅の保存・復原事業に伴って改装し、2012年10月に再開業。ヨーロピアンクラシックを基調とした客室やレストラン&バー、フィットネス&スパなど、都市型ホテルとしての機能を備えている。
今回の展覧会では、川端康成が滞在した客室に、その後設置した椅子などを貸し出す予定とか。歴史が息づく空間の、洗練された“おもてなし”を感じて。
ホテルニューグランド
【ホテルニューグランド】横浜港の夜景を満喫!ヨーロッパの香り漂う美しい空間が魅力のホテル
1927年(昭和2年)、山下公園を望む横浜の一等地に誕生したホテルニューグランドは、重厚なたたずまいの由緒あるクラシックホテル。横浜港が日本と外国を結ぶ玄関口であったことから、海外のゲストも多く、戦後の日本を統治したマッカーサー元帥や喜劇王チャップリンなどの著名人が愛したという。
建物や内装はヨーロッパスタイルで、ホテルのシンボル的な存在である大階段はロマンティックな雰囲気を漂わせる。艶やかなマホガニーの柱や豪華なシャンデリア、猫脚の家具なども、まさにヨーロッパの香り。その美しい空間は、数々の映画やCMなどで撮影の舞台としても登場している。
客室からは、開放的な横浜港やベイブリッジ、みなとみらいの夜景が一望できるのも魅力のひとつ。さらに、港を見渡せる山下公園が目の前にあり、中華街まで徒歩3分というロケーションも嬉しい。
展覧会では、戦後日本の転換点に立ち会ったホテルらしく、ここにしかない貴重な資料が提供される予定。
この機会に、クラシックホテルにまつわる「伝統と進化の歴史」を体感しよう。
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建築倉庫ミュージアム
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