旅の目的にしたい イベント・祭り・フェス 古の奈良を体験「みつきうまし祭り 平城京天平祭・秋」


2016.11.02

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【毎週金曜日 6:00更新】
365日の中で、この日だけしか見られない景色、会えない人、体験できないことが日本中にはたくさん。旅の目的にする価値のある、イベントやお祭り、フェスをご紹介。
◆実りを祝う秋祭りを世界遺産・平城宮跡で開催
古都・奈良には大仏様で有名な東大寺をはじめとする神社仏閣が多くあり、世界遺産や国宝重要文化財の宝庫。見どころたっぷりの奈良だけど、じっくりと観光をしたことがない人も多いのでは? そんな奈良の魅力をギュッと詰め込んだ「みつきうまし祭り~平城京天平祭・秋~」が10月29日(土)~11月6日(日)の期間、奈良市の平城宮跡で開催。古代行事を楽しみ奈良の食が味わえる秋祭りに、ぜひ足を運んでみて。
◆再現された古代行事を鑑賞し、奈良時代に想いを馳せる
特に、祝日や週末に日替わりで行われるステージは注目。11月3日(木・祝)には、日本書紀によると612年に中国から伝わったとされる伝統演劇“伎楽”を再現。平城京の時代に寺院などで演じられた演目を、天理大学雅楽部が演じる。また、同日には奈良時代の遣唐使・阿倍仲麻呂の人間模様をオリジナル劇で紹介。土日祝のすべての日で、平城京内の警護をしていた衛士隊の再現もしているのでこちらもお見逃しなく。
また見るだけでなく奈良時代を体験したいなら、奈良時代体験コーナーがおすすめ。当時の遊びにチャレンジすることが可能。また、天平衣装の試着コーナーも。こちらは衣装を着たまま平城宮跡の中を散策できるので、タイムスリップ気分が楽しめそう。
◆美しいとおいしい、“うまし”を存分に味わって
そもそも「みつうまし祭り」の“みつき”は、敬愛する者に収穫した食や花などを捧げることで、また“うまし”は美しいとおいしいという意味があるそう。そのため、食や花も堪能できるのが魅力。食は、奈良県三輪地方の特産品である三輪素麺や郷土料理の柿の葉寿司などのグルメが集合する。また、地元酒造店が登場し奈良の銘酒を紹介。土日祝のみなので要チェック。
花は、アート作品として展示。そのひとつ「天平花絵巻」は、天平の人々が平城京を歩く姿を花で表したもの。万葉集の世界観も表現されており、華やかで美しい。
1日丸々楽しめる「みつきうまし祭り」だけど、イベントを主催する平城宮跡にぎわいづくり実行委員会(事務局 平城宮跡事業推進室)の山本人司さんは
「イベントだけでなく、奈良のほかのスポットも巡って」と語る。
「特におすすめは、奈良時代に建立され、平城宮の歴史に深く関わってきた法華寺、西大寺、海龍王寺の3古寺。今回のイベント限定で710冊を販売予定のオリジナルご朱印帳を持って、回ってもらいたいですね。このご朱印帳を購入すると、期間中は特別なご朱印とオリジナルの散華(※)がもらえますよ。また、3古寺でも天平祭平城宮跡限定100枚をプレゼントしています」
イベントで奈良への造詣を深めてから、神社仏閣を訪れるとより楽しめそう。この機会にぜひ、日本国が発祥の地とされる奈良に行ってみては?
(※)散華とは、さんげと読み、蓮の形をかたどった色紙。寺院で法要をする時に、諸仏を供養するために花が撒かれたものが起源
奈良市平城宮跡
TEL.0742-25-0707(平城京天平祭実行委員会、平日10:00~17:00)
奈良県奈良市佐紀町
アクセス/近鉄大和西大寺駅より徒歩約15分、土日祝のみ15分ごとに無料シャトルバスが運行、JR奈良駅からはぐるっとバス平城宮跡ルートが便利
開催期間/10月29日(土)~11月6日(日)
開催時間/10:00~16:00
TEXT/MARIA KAWASHIMA ILLUSTRATION/HONGAMA
 

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