新潟県十日町市で春の味覚探しへ 山菜採りツアーのすすめ


2023.06.02

OnTrip JAL

JALふるさとアンバサダー〔新潟支店〕 小川東京から新幹線で越後湯沢駅に降り、電車に乗り換えて十日町市へ。今回は季節の風物詩とも称される春の山菜採りに行くツアーに参加してまいりました。新潟県十日町は世界有数の豪雪地帯で、冬になると3~4mもの雪が積もり、約5カ月もの間雪に覆われます。そんな雪国の春は、山菜の宝庫!雪解けに合わせてさまざまな山菜が芽を出します。春の息吹を感じる山菜取りアドベンチャーそんな雪国ならではのアドベンチャーを体験できる山菜採りツアーでは地域の人のみぞ知る野山を歩きながら、春の植物や地域の人の暮らしについて、ローカルガイドさんが紹介してくれます。道中にはこの時期にしか見られないさまざまな山菜があるので、ガイドさんのアドバイスを参考に摘み取ることもできます。山の中を進んでいくと至るところに山菜が生えており、あっという間に手元の袋がいっぱいになりました。私たちがツアーに参加した日はちょうど明け方に雨が降っていたため地面もぬかるんでおり、斜面が滑りやすくなっておりました。このような風景を見ると、山登り初心者には一見難しそうに感じますが、ガイドさんがルートやのぼり方をしっかりと教えてくださるので安心して登ることができます。私有地の山菜などを獲ってはいけない場所などもあるため十日町で山菜採りを行う際にはツアーに参加することをお勧めします。2時間ほど山菜採りをした後はとれたての山菜を天ぷらでいただきます。美しい山々の風景に囲まれながらいただく収穫したての山菜は絶品です。ぜひ、春に山菜採りへ十日町へ出かけてみてはいかがでしょうか。【お問い合わせ先】山菜採りツアー期間 : 4月下旬から5月中旬(年ごとに異なりますのでWEBサイトにてご確認ください。)体験料金 : 7,000円/一人お申し込みWEBサイト : 十日町での宿泊は古民家をリノベーションした「農家民宿 茅屋や(かやや)」がおすすめです。山々と田畑に囲まれた三ツ山(みつやま)集落にある3軒の民家のうちの一つが、茅葺きの古民家を再生した「茅屋や」です。宿に足を踏み入れるとそこにはどこか懐かしさを感じてほっとする空間が広がっています。季節によっては囲炉裏の回りでお食事をいただくこともあるそうです。お楽しみの夕食ではおかみの高橋美佐子さん自ら狩猟したジビエをはじめ十日町の旬の食材をいただくことができます。狩猟したジビエは高橋さん自らさばいてくださるので、本当に新鮮な状態のジビエがいただけます。お肉だけではなく野菜も土地のものにこだわって出してくださるお料理はどれも絶品です。ぜひ、都会の喧騒を離れて茅屋やで時間を気にせず自然を感じる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。【お問い合わせ先】農家民宿 茅屋や(かやや)住所 : 〒949-8612 新潟県 十日町市 新座乙764(三ツ山)Tel : 025-755-5676公式WEBサイト : 十日町駅からも徒歩10分ほどの位置にある「十日町博物館」にもぜひ足を伸ばしてみてください。ここでは展示スペースが「縄文時代と火焔型(かえんがた)土器のクニ」「織物の歴史」「雪と信濃川」の3つに分かれており、国宝・火焔型土器をはじめ、十日町市の国指定重要文化財である越後縮の紡織用具などの織物の歴史や、人々の暮らしに豊かな恵みを与えてきた十日町の積雪期用具などを学ぶことができます。【お問い合わせ先】十日町博物館住所 : 〒948-0072 新潟県十日町市西本町一丁目448番地9Tel : 025-757-5531Fax : 025-757-6998開館時間 : 9:00~17:00(入館は16:30まで)公式WEBサイト : https://www.tokamachi-museum.jp/休館日 : 毎週月曜日(月曜日が祝・休日の場合は翌平日)、12月28日~1月3日※冬期間(1月~3月)は毎週月・火曜日、12月28日~1月3日が休館となります。(ただし、1月9日、3月20日、3月21日は開館します)入館料 : 一般(高校生以上)500円詳細は公式HPにてご確認ください。”十日町ならでは”の体験にはちんころ作りもおすすめです。”ちんころ”とは、米粉で作られたカラフルで小さなお人形です。「ちんころ」という言葉は”子犬”という意味で、子犬やその年の干支を模した形で作ることが多く十日町では古くから縁起ものとして親しまれています。毎年1月頃に作られ家に飾られるのですが、米粉のペーストでできているので数週間で割れて壊れてしまいます。この割れた破片が多ければ多いほど、縁起が良いと言われています。伝統的な子犬や干支にこだわらず、お好みでアニメのキャラクターやマスコット、動物など、オリジナルのちんころを作ることもできます。ちんころ作りの名人が丁寧に教えてくれるので老若男女問わず、小さいお子さまもご一緒に楽しんでいただける体験です。ちんころ作り体験期間 : 通年体験料金 : 4,400円/一人お申し込みWEBサイト : https://homehome.jp/tours/chinkoro/自然豊かな新潟県十日町市では季節を通してさまざまな楽しみ方ができます。上記掲載内容や十日町市の「スノウリッチツアー」や「縄文ツアー」など観光については共立観光株式会社へお問い合わせください。【お問い合わせ先】共立観光株式会社住所 : 〒948-0088 新潟県十日町市駅通り120番地3Tel : (025)752-4128Fax : (025)752-0280URL : http://www.kyoritsu-kanko.jp/4月29日からは地域の自然や資源を生かして創られたアート巡りを楽しめる「大地の芸術祭」の作品も公開されます。初夏のおでかけにぜひ十日町へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。 

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共立観光株式会社 十日町支店
place
新潟県十日町市駅通り120-3
phone
0257524128
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十日町市博物館
rating

4.5

28件の口コミ
place
新潟県十日町市西本町1-448-9
phone
0257575531
opening-hour
9:00-17:00(最終入館16:30)
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