こんな公共トイレ見たことない! 安藤忠雄、隈研吾、NIGO®ら16名のクリエイターが渋谷区内17カ所のトイレをプロデュース


2020.09.11

OMOHARAREAL

2020年9月7日(月)、建築家・安藤忠雄が手掛けた公共トイレが、MIYASHITA PARK隣の「神宮通公園」にオープンした。 これは、渋谷区内17カ所の公共トイレを“誰もが快適に使用できるもの”に生まれ変わらせるプロジェクト「THE TOKYO TOILET」の一環。隈研吾、伊東豊雄、佐藤可士和ら世界的に活躍する16名のクリエイターがそれぞれのトイレを手掛ける。 安藤忠雄による神宮通公園のトイレは、格子状の外壁に囲まれた円形の建物が特徴。屋根のひさしが大きくせり出しており、雨宿りスポットにもなりそうだ。 渋谷区はスローガンとして「ちがいを ちからに 変える街」を掲げている。今回のプロジェクトでも人々の多様性を重視し、全17カ所のトイレはいずれも車椅子利用可能、オストメイト用設備の完備、ウォシュレット仕様となっている。 また、公共トイレは今後も長く使い続けられるもの。デザインや機能で使いやすさを追求するとともに、オープン後のメンテナンスにも注力する。トイレ管理のプロフェッショナル「トイレ診断士」の協力を得ながら、快適なトイレを維持するための検討とブラッシュアップを継続していくそうだ。 神宮通公園を含めると、すでに「はるのおがわコミュニティパーク」(坂茂/画像5〜6枚目)、「恵比寿公園」(片山正通/画像7枚目)、「恵比寿東公園」(槇文彦/画像8枚目)など7カ所がオープン。2021年までに残り10カ所も使用可能となる予定で、表参道・原宿エリアではNIGO®が手掛ける「神宮前公衆トイレ」(神宮前1-3-1)がオープンを控えている。 クリエイティブの力で、従来の暗い、汚い、臭い、怖いといったイメージを払拭するこのプロジェクト。それは公共トイレにとどまらず、新しい社会のあり方にも通じるのではないだろうか。今後、街のなかでどんな存在となっていくのか注目していきたい。 ※敬称略 ■概要THE TOKYO TOILET「神宮通公園トイレ」オープンオープン日:2020年9月7日(月)住所:東京都渋谷区神宮前6-22-8 ■画像クレジット(5〜8枚目)提供:日本財団/撮影:永禮賢   >>EDITOR’S VOICE「神宮通公園」の公共トイレを手掛けた安藤忠雄。彼が表参道・原宿で手掛けた最も有名な建築として「表参道ヒルズ」が挙げられるだろう。OMOHARAREALでは、建築としての表参道ヒルズを解説するコラム「表参道ヒルズ/ 現代建築の覚悟」も公開しているので、あわせて読んでみてほしい。   Text:Natsuno Aizawa  

神宮通公園
place
東京都渋谷区神宮前6-22-8
opening-hour
8:30-22:30
no image

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