まいせん通りから一本入った通り、裏参道に佇む「東京モッツアレラ工房」は南青山老舗イタリアンが経営しているモッツアレラ工房。 ここのモッツアレラは、イタリアと“鮮度の時差”がゼロ。通常はモッツアレラを輸入すると最短でも三日かかるそう。しかし「イタリアのミルクを使って、イタリアの製造機で出来立てを食べてもらいたい」というモッツアレラ職人さんの想いから、この工房ではイタリアと同じ鮮度のモッツアレラをいただける。原料のミルクは、グラスフェッドという青草を飼料とする牛のミルクを使用。味が濃いのに低脂肪という特徴があり、食材にもかなりこだわっている。（商品名もイタリアの牛はムームーと鳴くためMuMu MOZZARELLAとつけたのだとか。） モッツァレラは、味が濃厚で歯ごたえはぷりっぷりっ。ブッラータは、濃厚クリーミーでとろんとした柔らかな食感。季節のブッラータもあり、10月〜11月はドライイチジク。甘塩っぱくてやみつきになる一品だ。どれもフレッシュな味わいを楽しめる。 ここ「裏参道」は住宅街エリア。毎日普段使いしてもらえる「街の豆腐屋さん」のような存在になりたいとこの場所を選んだそう。「低脂肪かつタンパク質豊富、カルシウムと合わせてとれば骨にも良いので、ダイエット中のOLさん、子ども、お年寄りと幅広い方に届けたい」とモッツアレラ職人さんは語る。 目新しいお店なのに、街に馴染み普段使いもしやすい「東京モッツアレラ工房 MuMu MOZZARELLA」。フレンドリーなスタッフと会話を楽しみながら、フレッシュな本格モッツアレラを味わって欲しい。 Text：ayaka minoda
