「GAP」原宿駅前の旗艦店が閉店へ


2019.04.12

OMOHARAREAL

GAP(ギャップ)が、旗艦店となる「Gapフラッグシップ原宿」を2019年5月7日(日)に閉店する。同店は、神宮前交差点の一角で10年もの間営業を行っていた原宿店から移転するかたちで、2009年11月にオープン。店内は1階から3階までの3フロア構成で、大人向けブランド「Gap」をはじめ、キッズブランド「GapKids」、乳幼児向けブランド「babyGap」などのフルラインを展開する。銀座店に並ぶ国内最大級の店舗として、およそ9年半営業を続けてきたが、ネット通販に顧客を奪われる一方、人件費などのコスト負担は増しており、収益改善は難しいと判断した。本国アメリカで不振が続くGAPは、北米を中心に2021年までに約230店舗を閉鎖することを先月発表したばかり。日本国内においても、日本上陸初期から約20年に渡り営業してきた渋谷店を2017年に閉店するなど、店舗縮小の動きが目立っている。今後は、EC事業に重点を置き、ネットサービスの向上に力を入れていくという。オモハラエリアから、また一つ歴史あるお店がなくなってしまうが、2020年に向けて再開発が進む原宿駅前周辺では今後も新店舗の出店が相次いだりと、新たな”出会い”も増えるだろう。今後の変化に期待が高まる。■概要Gapフラッグシップ原宿▪︎クローズ日:2019年5月7日(日)▪︎住所:東京都渋谷区神宮前1-14-27>>EDITOR’S VOICE原宿駅前周辺は、GAP閉店のニュース以外にも、来年オープン予定の「IKEA」や現在準備中となる「jing(ジング)」など、話題に事欠かないエリアとなっています。原宿駅の新駅舎建設工事も着々と進んでおり、2020年に向けて大きく変化しそう!Photo & Text:mae kakizaki  

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