2000年に完成した角島大橋。さまざまなCMや映画などの撮影スポットとして使用され、一気に山口を代表する観光スポットとなりました。最近ではインスタグラム効果から海外からの観光も増えている様子。そんな角島、あの有名な橋は知ってるけど他には何があるの?今回は角島大橋以外の絶景スポットもご紹介していきます♪
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まずは日本一美しいと言われる橋へ出発
車のCMで一躍有名となった角島大橋。青い空とエメラルドグリーンの海にかかる一本の長い橋。日本一美しい橋と言われる絶景を見るべく車を走らせます。角島へ行くには、美祢インターで高速道路を降りて、そこから日本海側へ向かう国道435号線を1時間くらい走ると海が見えはじめます。
国道435号線は、車通りの少ない広めの山道なので比較的運転しやすい
国道435号線から県道275号線へ差し掛かると、山道が下り坂になってきて海がちらほら見え始めます。祖して山道を下りきると、一面エメラルドグリーンの広がる海が見えます!
人生で一度は見ておきたいと言われる日本一美しい橋。角島大橋
この有名な角島大橋を一望し撮影するために、最初のポイントはこちらの海士ヶ瀬(あまがせ)公園。無料駐車場があるので、一旦ここで心行くまで景色を楽しみましょう。角島大橋は全長は1,780mもあり、無料で渡れる橋としては国内でも屈指の長さを誇ります。
角島に来たという記念撮影スポットとしても人気
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綺麗な海を見ながら山口特産物のランチタイム
海士ヶ瀬公園から車で1分ほどのところに素敵なレストランが見えるので、角島大橋を渡る前にお邪魔してみました。角島では有名なイタリアンカフェ。ガッビアーノさんです。
営業時間は、平日11時~17時まで土日11時~18時まで(冬季営業時間あり)となってますので、時間を確認してから行かれてみてくださいね。まるで海外にいるような感覚にさせてくれる素敵な外観
高台にあるお店から見える景色は、角島の海風が気持ち良く、天気の良い日はテラス席がおすすめ。パノラマビューを見ながらのランチは気持ち良いですが海風が強いので、お店の方で膝掛けも無料貸出しがあるので夏場以外は借りるのがベスト。
高台に佇む真っ白でおしゃれな外観
お店の中に入ってみると、看板メニューに「特牛(こっとい)イカ」という見慣れないイカの名前のついたメニューが目に飛び込んで来ました。角島沖合で釣られ、この辺りでは有名な最高級Aランクのブランドイカだそうです。
お店の中にも特牛イカ提供店舗やお土産情報のパンフレットが置いてあるので気になる方はぜひ
晴天で気持ちの良い日だったので、テラス席でランチを頂くことに。せっかく角島に来たので、特産品の特牛イカのトマトソースパスタを注文。肉厚で歯ごたえがあり、甘みと旨みがトマトソースと良く合い、とても美味しい一品。さすがは最高級Aランク。たっぷり使用されたイカ以外にもエビも入っていてボリューム満点の美味パスタ。それを、このエメラルドグリーンの海を眺めながら食べるのは贅沢なひとときです♡
お値段は、特牛パスタとパンのセットで税込2500円と少し高めですが、最高級特産品がふんだんに使用されていることと、絶景パノラマビューを眺めながら頂けることを考えると◎潮風に吹かれ海を眺めながら食べる絶品パスタ
美味しいランチでお腹を満たしたあとは、いざ角島へ渡ってみましょう!
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角島大橋を渡った先にあるものとは?
角島と言えば、やはり先ほどの角島大橋を一望できる、あの景色が有名ですよね。では、実際に角島に渡ると何があるのかをご紹介していきます!
まず1780mもの長さの橋を渡った先にあるのは、瀬崎陽(せさきあかり)の公園。本土から島に渡ってすぐに見える小さな公園です。角島側から対岸を一望できるビュースポットで観光客も少ないので、ゆったりと島や海を堪能するには最高の場所です。こちらも無料の駐車場完備です。
島から橋を見ると中央が高く上がっているという発見も!
次に向かった先は、少し北上した先にある牧崎風(まきざきかぜ)の公園。こちらも無料の大きな駐車場とお手洗いもあるので、一息つくのにもオススメです。
北長門海岸国定公園でもあります
こちらの公園には遊歩道がありますが、舗装されていない場所もたくさんあるので歩きやすい靴で行かれることをオススメします。荒々しい日本海の波と音を感じながら花や草木が並ぶ中を歩いてみてください。季節ごとに違った色どりをしているそうなので、さまざまな季節に訪れるのも良いかも♪
どこを見渡しても美しく壮大な景色
続いて向かったのは、角島灯台公園。こちらの駐車場は1台300円の有料となります。駐車場近辺には、休憩所や売店もあります。角島灯台は、なんと明治9年に初点灯されて以来未だに現役の灯台として活躍している歴史ある灯台。確かに外観がなんだか明治時代の趣のあるデザインでレトロ。
140年間もの間、海の安全を守り続ける角島灯台
灯台の横には、灯台記念館もあり角島の歴史を学ぶこともできます。角島灯台は高さ29.6mあり、螺旋階段で実際に登って360°パノラマビューを楽しむこともできます。
営業時間は9:00~16:00まで。灯台入場料(記念館含む):大人150円、子供20円
そして島内で最後に訪れた先は、映画「四日間の奇跡」のロケで使った教会の建物のある大浜海水浴場。夏は多くの人で賑わう海水浴場だそうですが、シーズンオフの時期だと観光客も少なく、ゆっくりと歩いて海辺を回ることができます。
教会まで車では入れないので、ここで車から降りて歩きます
元々は角島大浜海水浴場・キャンプ場のトイレをセットで覆ったものだそうで現在も夏季限定で使用されているそうですが、外からはまさかこれがトイレだなんて思えない可愛さ。この教会写真を撮るために、わざわざ来るカメラ女子もいるそうです♡
綺麗な海と空にレトロな礼拝堂がとっても映えます!
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本土へ戻ると到着時とは違う景色が待ってます
角島の中を周って角島大橋を渡り本土へ戻ると、晴天の中、到着した時に見た青い空とエメラルドグリーンの海とは打って変わって穏やかな夕暮れ景色。雲の隙間から溢れる夕日の光が海に反射し、ついつい長時間眺めてしまいます。
晴天時の角島大橋からの景色がとても有名ですが、島内にもうっとりするような美しさ溢れる場所もあり、こうして日がくれたあとの景色もまた違う海の表情で楽しめます。
1日自然の中で過ごせるので、ぜひ色んな場所へ足を運んで自分だけのお気に入りスポットを探してみてください♪