
1977年、まだ表参道も今ほどビルが建ち並んでいなかったころ…、当時のおしゃれな若者がこぞって駆けつけたという「サンドイッチハウスバンブー」。惜しまれつつ幕を閉じた伝説のサンドイッチハウスを懐かしむお客様の声を背景に、40年の歳月を経て“いま”の表参道らしいサンドイッチ専門店としてオープンした「トーストサンドイッチバンブー」。そんなお店をご紹介します。
-
01
「表参道バンブー」のむかし
花と緑に囲まれた人気のイタリアンレストラン「表参道バンブー」。実はそのお店の前身が「サンドイッチハウスバンブー」なのです。さまざまな具材の中から好きなものをセルフで選び最後にサンドしてもらうというスタイルと、開放的なテラスで食べられる海外のようなスタイルがうけ、当時はおしゃれな若者でにぎわったお店でした。
現在の「表参道バンブー」
かつての「サンドイッチハウスバンブー」
-
02
新しいお店は、テイクアウト中心の小さなサンドイッチ店!
以前の店舗とは雰囲気の異なる「トーストサンドイッチバンブー」は、表参道駅A3口から出ると30秒もかからずに着いてしまう、アクセスの良さ。
小さな12坪ほどの店内は壁いっぱいに積まれた食パンと、作っているところが見えるキッチンスペース、イートインできるカウンターや、3~4名ほど座れるソファ席が配置されています。
鉄板でこんがり焼かれたパン、整然と型に入れられ焼かれる卵、きびきびと調理するスタッフ…。安心して出来たての美味しいサンドイッチが食べられるお店です。きびきび、そして丁寧なお仕事!
たっぷり用意されていますが、次々に焼かれていく食パンたち。
卵は四角い型で焼かれます。
目の前でサンドイッチが作られる過程を見ているのは楽しく、美味しい匂いに期待も高まります!
野菜たっぷり!
-
03
できたてのサンドイッチっておいしい!
くるりと紙に巻かれて手渡されるサンドイッチは、当たり前ですができたてほやほや。ボリューム満点ですが野菜も多くソースもさっぱりしていて食べやすい、そしてやっぱり温かくておいしい!サンドイッチ用に特別に作ってもらっているパンは表面はこんがり、そして盛りだくさんの具材にぴったりフィットしています。自家製ジンジャーエールとも相性抜群です。
お酒の販売もあり、国産クラフトから輸入系まで、こだわりの缶ビールが10種程度も用意されています。手前は、定番サンドTSbシリーズで具がたっぷり! TSb照り焼きチキン(850円)。 奥は、なんと40年前も人気の復刻メニュー、海老アボガド1977(1,080円)。
ミルフィーユたまご(550円)はおやつにも!
-
04
お客さまと一緒につくっていくサンドイッチ店
今はパンも一種類ですが要望を聞いて種類を増やしたり、メニューもお客さまの声に耳を傾けたい、と意欲的なお店の方。小さいお店だからこそ言葉を交わし、みんなでつくりあげていくサンドイッチ店を目指すとおっしゃっていました。
時代の変化と共にお店の形態は変化しましたが、昔はセルフサービスだったというスタイルも、実はそういうお客様が食べたいものを叶えたい、という気持ちから来ているのだろうなと感じました。トーストサンドイッチバンブー
手軽に名店の味を楽しめる「トーストサンドイッチバンブー」のぞいてみてはいかがですか?