青山の骨董通りを行き交う人々を眺めながら、テラスでのんびりとコーヒーを一杯。そんな理想的な一日のスタートにピッタリなのが、パリで話題のコーヒーショップ「クチューム」です。朝食メニューが朝7時半にスタートするので、早起きすれば、テラスや店内でのんびりコーヒーを飲みながら、ゆっくり朝ごはんを楽しむこともできちゃいます。今回は「クチューム」で食べられるおすすめの朝ごはんをご紹介!
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ハムとチーズ、半熟卵…朝ごはんにピッタリな「ガレットコンプレット」
朝食メニューとして人気なのが「ガレットコンプレット」です。これは薄くクレープ状に伸ばしたそば粉の生地の上に、ハム、グリュイエールチーズ、半熟の卵がのった朝ごはんにピッタリの一品。ガレットは、フランスのブルターニュ地方で生まれた伝統料理で、フランスでは広く家庭の味として愛されています。
朝食メニュー 「ガレットコンプレット」 1080円(税込み)
「クチューム」の「ガレットコンプレット」は、しっとりとした生地の食感とハムやチーズの濃厚な旨味が楽しめる一皿。チーズの豊かな香りが食欲をそそります。濃厚な味で満足感があるものの、ボリュームとしてはサンドイッチなどに比べて軽め。そのため、目覚めたばかりでもペロッと食べられてしまいそう。もちろん、すっきりとした味わいのコーヒーとも相性バツグンです。
「キャロットケーキ」 450円(税込み) ※朝食と同時に頼めば300円(税込み)
また300円プラスするとデザートもつけられるので、ちょっと甘いものが食べたいときにもピッタリ。パリでも人気の「キャロットケーキ」は、レモンピールが香るチーズクリームがなんともフォトジェニックです。スポンジは、細かく刻まれたキャロットとスパイスが上手にマッチしてクルミの食感がアクセントに。
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“パリで一番おいしいコーヒー“と評判!そのこだわりの味は…
「クチューム」を手掛けるのは、フランス出身のバイヤーで焙煎技術者としても活躍するアントワン・ネシアンさん、オーストラリア出身でヨーロッパを中心にコーヒービジネスを学んだトム・クラークさんの2人。フランスで2011年にオープンして以来、 “パリで一番おいしいコーヒーが飲めるカフェ“と評判です。アントワンさんとトムさんが、海外出店に当たってフランス国外として初めて選んだのが、東京・青山でした。
骨董通りを行き交う人たちを見ながらテラスでコーヒーなんて優雅
パリにある店舗のイメージを踏襲し、青山店でもタイルや白木など異素材をミックスさせたデザインが中心になっています。白を基調とした店内は、明るく開放感があふれつつもモダンな印象。
明るくモダンな店内
コーヒー豆は、創業者のアントワンさん自ら、海外を飛び回り、土作りからこだわって栽培を行う厳選した生産者から、直接仕入れを行っているそう。
おいしさの秘密は厳選されたコーヒー豆
コーヒーは、香りを最大限に生かすため、豆を浅めに焙煎し、種類によって抽出方法も変えているというこだわりぶり。ピュアな豆の香りとフルーツのような酸味が見事にマッチしたクリアな味わいが魅力です。
カップには「コーヒー豆」「焙煎」「抽出」をモチーフとしたロゴマーク
フランス語で“習慣”を意味する「クチューム」という店名通り、習慣的に飲みたくなる軽くスッキリとした一杯。コーヒー豆も数種類あるので、バリスタと相談しながら、その日の気分に合わせたコーヒーを選ぶのも良さそう。
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時間のない朝でも本格的な味が楽しめるのが嬉しい
ショーケースには、ケーキやパン、サンドイッチが並び、朝は出勤前に、コーヒーに合わせて、朝ごはんを買い求める人が多いそうです。
テイクアウトメニューも充実
「RITUEL」のパンはパリでも人気
店内で販売しているクロワッサンなどは、同じくパリで愛される「RITUEL」のもの。時間がない朝でも本格的な味が楽しめるのは、忙しい人には嬉しいですね。
表参道にいながらにしてフランス気分が味わえる「クチューム」で、素敵な朝時間を過ごしてみませんか?