箱を開けた瞬間に目に飛び込む色とりどりのドライフルーツ、口に入れると、洋酒の風味が広がって、ちょっと大人の味。フランス菓子がまだめずらしかった時代、まるで宝石が詰まったような「フルーツケーキ」は、子どもたちの憧れの的でした。現在でも世代を問わず愛され、手土産の定番になっています。広尾にある「ルコント」本店では、「フルーツケーキ」はもちろん、様々なフランス菓子を楽しむことができます。
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日本初のフランス菓子専門店「ルコント」
日本に初めて本場フランス菓子の味を広めた店として、世代を超えて愛される「ルコント」。1968年の創業以来、パティシエの故アンドレ・ルコントさん考案のレシピを受け継ぎ、伝統的なフランス菓子のおいしさを伝えています。
ルコント広尾本店
おいしそうなケーキが並ぶ明るい店内
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老若男女に愛される手土産の定番「フルーツケーキ」
「ルコント」を代表する焼き菓子「フルーツケーキ」は、ラム酒にドライフルーツを数ヶ月漬け込んで作る贅沢な味わいが魅力。
「フルーツケーキ カット1枚」 324円(税込み)
レーズン、プラム、チェリー、アプリコット、クランベリーなどたくさんのドライフルーツがぎっしりと詰まり、それぞれの酸味や甘味を楽しめます。洋酒を含んだフルーツの歯触りとしっとりとした生地のコントラストが、食感も楽しい一品です。
「フルーツケーキ 一本入り」 2,808円(税込み) 箱入り3.132円(税込み)
ドライフルーツが美しく見えるよう職人たちが腕によりをかけて焼き上げた一本のフルーツケーキ。箱入りもあり、昔から手土産の定番として親しまれています。
気軽なギフトにちょうどいい5個入り、箱に入った詰め合わせなどシーンに合わせて選べます
カットされ個別包装された商品は、甘いものをちょっとだけ楽しみたいときに嬉しいですね。
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「ルコント」の歴史を見守ってきた装飾品
店内には「ルコント」の歴史を感じさせるシャンデリアも。これは、故アンドレ・ルコント自身がデザインし、特注でヴェネツィアから取り寄せたものだそう。
名店「ルコント」の長い歴史を物語るシャンデリア
朝食やランチメニューもあり、素敵なティータイムを過ごすことができる「サロン・ド・テ」は、落ち着いた雰囲気です。
地下にある「サロン・ド・テ」は落ち着いた雰囲気
「サロン・ド・テ」の壁際にも趣のあるライトが。昔から「ルコント」を知るファンには、過去の記憶をよみがえらせる懐かしい存在です。
昔から「ルコント」を知るファンには懐かしい存在
2013年に広尾に店舗が移転する以前、まだ西洋文化が日本に浸透していない時代から「ルコント」は六本木や青山で洋菓子店やレストランとして営業していました。このライトは、当時、政財界の重鎮や時代を代表する顔ぶれが集う店として有名だった頃から、「ルコント」の歴史を見守り続けています。
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シュークリーム、ミルフィーユ、モンブラン…「ルコント」が広めた定番ケーキ
フルーツケーキのみならず、店内に並ぶ色とりどりのケーキや焼き菓子。その味は、多くの人が“どこか懐かしく、それでいて新しい”そう感じるものばかりです。口に入れた瞬間に感じる濃厚なバターの香りと優しい甘さが、幼いころの記憶を呼び覚まします。
見た目も華やかなケーキがずらり
ずらりと並ぶフランス菓子を代表するケーキ。季節に合わせた限定商品を求め、定期的に通うファンもいるそうです。
左「パリブレスト」 3,564円、中央「サントノーレ」 4,104円、右「シャルロットポワール」 3,240円 (すべて税込み)
昔ながらの洋酒がたっぷり入った大人のケーキ。アーモンドクリームやバタークリームの豊かな味わい。そのすべてが、一度食べたら忘れられない名店の味です。
「スワン」 378円(税込み)
季節限定「ミルフィーユ」 616円(税込み)
「モンブラン」 648円(税込み)
真っ白なクリームが優雅な白鳥の羽を思わせるスワン型のシュークリーム、イチゴが飾られたミルフィーユ、栗が贅沢に使われたモンブランなど、定番ケーキも揃っています。
「スウリー」 454円(税込み)
かわいらしいネズミの形をした「スウリー」は、この店から生まれた名物ケーキ。洋酒をたっぷりと使った大人のケーキが多いなか、“子どもも楽しくなるお菓子を”と考案されました。サクサクのシュー生地とバニラ香る濃厚なカスタードクリームが絶妙な味わいを奏でます。
“どこか懐かしく、それでいて新しい”名店の味を「ルコント」で楽しんでみてはいかがですか?- ルコント 広尾本店
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- 東京都港区南麻布5-16-13
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- 03-3447-7600
すべて表示【公式サイト】 http://www.a-lecomte.com