これを食べずに死ねない!心ゆくまでウニを堪能できる「築地虎杖 うに虎」の「国産うに食べ比べ丼」


2017.03.14

NAVITIME TRAVEL EDITOR

溢れんばかりのウニ、ウニ、ウニ…

“大好物のウニを心ゆくまで堪能したい!死ぬまでに一度で良いから、これでもかと言うくらいお腹いっぱいウニが食べたい!!口に広がるウニのまったりとした甘さを思い出すだけで、思わず身悶えしそう!!!”そんなウニ好きの方に是非オススメしたい超豪華ウニ丼をご紹介します。

  • 01

    豪華すぎる「築地虎杖 うに虎中通り店」の一番人気「国産5種うに食べ比べ丼」にうっとり

    築地に行ったら絶対食べたほうが良い絶品ウニ丼があると聞いて向かったのは、築地で唯一のウニ専門店「築地虎杖 うに虎中通り店」。ワクワクしながら人気メニューを聞いてみました。

    「虎杖」と書いて“イタドリ”と読むんですよ!カウンターにはウニの箱がいっぱい…

    「虎杖」と書いて“イタドリ”と読むんですよ!カウンターにはウニの箱がいっぱい…

    ここの一番人気は、なんといっても「国産5種うに食べ比べ丼」だそう。もちろんそれを頼んでみました。丼が運ばれてくると、見てください!産地や種類の異なる色鮮やかなウニが溢れんばかりに盛られ、食べるのがもったいなくなってしまうほどの豪華さです。

    「国産5種うに食べ比べ丼」 6458円(税込み)

    「国産5種うに食べ比べ丼」 6458円(税込み)

    同じウニでも赤みが強いもの、黄色っぽいもの、緑がかったものまで…こうした色の違いは、種類はもちろん、ウニが生息していた海の深さや食べている昆布によって決まるそう。日本で食べられるウニの種類は大きく分けて、浅いところに生息し、白っぽい身のムラサキウニと、深いところに生息し、赤みがかったバフンウニ。「国産5種うに食べ比べ丼」は、その日の仕入れによって、その時期にしか獲れない一番おいしいムラサキウニとバフンウニを厳選して提供しているそうです。

    同じウニでもこんなに色が違うんですね…奥が深い…

    同じウニでもこんなに色が違うんですね…奥が深い…

    食べてみると、“旨い!旨味ってこういうこと!!なんだこれは旨すぎる!!!”と、種類別の味の違いは兎も角、まず脳内に「おいしい、おいしい、おいしい」そんな信号が駆け抜けます。止まらぬ箸とはやる気持ちを理性でしっかり押さえながら、一種類ずつ味わっていくと、味の違いは歴然。

  • 02

    食べ比べならでは!エゾバフンウニ、ムラサキウニ…種類や産地で全然違う味や色

    この日のウニ丼の中で最も赤みが強く、北海道の釧路と根室の間にある浜中町で獲れたエゾバフンウニは、身は小ぶりながら、引き締まっていて、甘みが強いのが特徴です。それに対して、同じ北海道でも函館で獲れたムラサキウニは、クリーミーで上品な味。せっかくの食べ比べのチャンスなので、お醤油はかけず、ウニそのものの味を楽しむのがおすすめです。味にアクセントをつけたいときは、塩昆布をどうぞ。ウニ本来の甘みを引き立てます。

    ウニ入りの卵かけごはんって何ですか?うっとり♡

    ウニ入りの卵かけごはんって何ですか?うっとり♡

    味の違いを楽しんだら、最後に卵の黄身を崩して、究極の卵かけごはんに!こんなことしていいんだろうか…あまりに贅沢すぎる食べ方に思わず身震いしてしまうほど。ごはんとウニ、卵が濃厚に絡み合っておいしさが炸裂。旨味の相乗効果で、天にも昇る気分に…。ウニ好きにとっては、まさに夢の丼ぶりです。

    今まで食べていたウニがほとんど外国産だったなんて…

    今まで食べていたウニがほとんど外国産だったなんて…

    国産のウニの味って、そんなに違うの?そう思った方、実は日本で現在、流通しているウニの9割以上が外国産なんですって。もしかしたら国産のウニを一度も食べたことがない日本人も結構多いのかも…。超高級な一部のお寿司屋さんは別として、国産のウニを仕入れているお店自体が少ないそうです。「築地虎杖 うに虎中通り店」では、北海道、青森、岩手、宮城、山口、熊本、長崎など、季節に合わせて全国各地から厳選したウニを独自に仕入れ、多い時では10種類以上も揃えているそう。アメリカ、カナダ、ロシア、中国など外国産のウニもあるそうなので、食べ比べてみても良いかもしれません。

    ウニって日本近海だけで約140種、世界中では約900種もいるんですってスゴイなぁ

    ウニって日本近海だけで約140種、世界中では約900種もいるんですってスゴイなぁ

  • 03

    夏だけじゃなかった…実はウニって一年中獲れるんです!

    ウニの旬は夏のイメージがありますが、国内では、ウニを採り尽くさないように地域ごとに漁の時期を決められており、実は一年中、ウニが獲れるようになっているんです。たとえば北海道内でも、ウニの種類、場所によって漁期が違います。エゾバフンウニの場合、知床・根室半島など東側や襟裳岬のある南側は冬から春にかけて。禁漁期を設けることで、ウニの繁殖を守っているそうです。時期によって、違う産地、違う味のウニが食べられるなら、年間に何度も通いたくなってしまいます。

    様々な産地のウニが木箱に詰まっています

    様々な産地のウニが木箱に詰まっています

    築地には海鮮丼を食べられるお店はたくさんありますが、国産のウニを5種類も食べ比べることができるのはココだけ。しかも数量限定。一日平均10食くらいが目安で、その日のウニの入荷量によって数は変わるそうです。決して、値段が安いわけではありませんが、折角、遠くから来るなら、ここでしか食べられないものを食べたいということで、外国から訪れる観光客からも大人気なんですって。日本に来たら、やっぱり日本の一番おいしいものが食べたいですもんね。

    メニューを見ると、ウニとマグロ両方載ったよくばりな丼もあって悩む!

    メニューを見ると、ウニとマグロ両方載ったよくばりな丼もあって悩む!

    まだまだ、さらにすごいウニ丼もあるんです。 “ウニをとにかくいっぱい食べたい!豪華にいくぞー”という方には、「国産5種うに食べ比べ丼」よりも、さらに80gも多い、なんと200gのウニが盛られた「国産こぼれうに丼」をどうぞ。どこを見ても、ウニ、ウニ、ウニ…ウニが溢れて、こぼれてます。うーん、なんて贅沢!

    「国産こぼれうに丼」 9590円(税込み)

    「国産こぼれうに丼」 9590円(税込み)

    ウニ好きなら“これを食べずに死ねない…”そんなレベルの絶品ウニ丼。築地を訪れる際は、是非、食べてみてはいかがでしょうか?

    築地虎杖 うに虎中通り店
    place
    東京都中央区築地4-10-5 カネシン水産ビル 1F
    phone
    0363275874
    opening-hour
    [月-日]7:00-22:00(L.O.21:00)…
    info
    【公式サイト】 http://www.itadori.co.jp/shop/shop_15.html
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