普段、見慣れた都会の景色も、見る角度を変えるだけで、いつもとは全く違った雰囲気に…。たまには、東京の街をのんびり散歩しながら、いつもとは違う視点で夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか?今回は、そんな「東京よる散歩」にぴったりのスポットを3か所ご紹介します。
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大正時代と変わらぬ東京駅の夜景を「KITTE 」屋上庭園から
日本郵便が初めて手掛ける大型商業施設として2013年にオープンした「KITTE 」。最上階となる6階には、東京駅の夜景を間近に見ることができる屋上庭園が広がっています。
ビルの谷間に広がる庭園
この「KITTE ガーデン」は平日午後11時まで、誰でも無料で入ることができます。(詳しいスケジュールは公式サイトをご覧ください)
「KITTE ガーデン」は入場無料
広々としたウッドデッキにはベンチも置かれ、ゆっくり夜景を楽しむには、絶好のスポット。
丸の内の夜景が眩しい
ビルの谷間からは、丸ビルやオアゾを見上げることができます。間近には、ライトアップされた東京駅も。
大正時代と変わらない東京駅の夜景
2012年に復原工事が終わり、大正3年(1914)に創建された当時の姿を取り戻した東京駅。時代を超えて、人々の旅立ちを見守ってきた建物の横顔をじっくり眺めてみませんか?
ライトアップされた三菱一号美術館
KITTE の近くでは、ライトアップされた三菱一号美術館、冬季は丸の内ブリックスクエアのイルミネーションなどを見ることも。夜景を楽しみながら、のんびり歩くのも良さそうですね。
丸の内ブリックスクエアのイルミネーション
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02
コーヒーカップの中に浮かぶ「東京タワー」を見つめる最高のデート
コーヒーカップをのぞき込むと、そこに浮かぶのはライトアップされた東京タワー。
カメラを構えたくなること間違いなし
そんな一味違った夜景が楽しめるのが、東京タワーの目の前にある「Terrace Dining TANGO」。ここは、ブライダル施設「The Place of Tokyo」に併設されたダイニングレストランです。「The Place of Tokyo」で結婚式をあげたカップルが、記念日にこちらでディナーを楽しむことも多いそうです。
「Terrace Dining TANGO」は「The Place of Tokyo」の一階にあるレストラン
テラス席から空を見上げると、そこには圧巻の東京タワー。夜風に吹かれながら、ロマンチックな時間を過ごすことができます。素敵な人とのデートや記念日には、最高のロケーション。
迫力ある東京タワーの夜景
東京タワーの正面に位置するこの席でコーヒーを頼むと、カップの中に夜景を独り占めすることができます。
ぜひとも予約したい「恋が叶う席」
ここは別名「恋が叶う席」と呼ばれ、なんとプロポーズの成功率100%。なかなか予約が取れないほどの人気だそうです。
落ち着いた雰囲気の店内
店内は落ち着いた大人の雰囲気。世界中から集めた様々な食材を使った豪華なディナーを楽しむことができます。
特注の東京タワー型のランプ
ディナーの後に、ほろ酔い気分で駅まで歩けば、夜の街に溶け込む東京タワーの姿を見ることも。
どの角度から見ても素敵な東京タワー
近くで見ても、遠くから見ても、やっぱり東京タワーは大都会のシンボル的存在。見比べながら、歩いてみるのも楽しそう。
- Terrace Dining TANGO
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3.5
46件の口コミ -
- 東京都港区芝公園3-5-4 渋澤ビル
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- 0357336866
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- 昼11:30-15:00 (14:00)夜17:00…
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- 【公式サイト】 http://www.tango-tpt.com/
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更新日:2024/03/28
周辺の予約制駐車場
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03
ベイエリアの夜景を望む「ホタルナ」の隅田川クルージング
浅草を出発し、隅田川を走る未来型水上バス「ホタルナ」。
新旧が混在する下町の景色に溶け込む近未来的な「ホタルナ」
世界一の高さを誇る東京スカイツリー、アサヒビールのスーパードライホール屋上で金色の輝きを放つフィリップ・スタルクデザインの炎のオブジェなど、新旧が混在する下町の景色を背景に、「ホタルナ」は静かに川を泳ぎます。
「銀河鉄道999」の松本零士さんデザイン
未来的なシルバーメタリックの流線形ボディをデザインしたのは、「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」で知られる日本マンガ界の巨匠・松本零士さん。
船の中も近未来的
“月が輝く夜に神秘な輝きを放つ蛍が隅田川を舞う”をコンセプトに、船の外観と内観の両方が、蛍と月(ルナ)をイメージした凝った造りになっています。船内で名所旧跡のアナウンスをしてくれるのは、「銀河鉄道999」の人気キャラクター・星野哲郎やメーテル。
賑わうバーカウンター
船内にはバーカウンターがあり、ビールやオリジナルカクテル、コーヒーを片手に川下りを楽しむことも。
窓の外のきらめく水面
昼と夜が交差し、だんだんと夜のとばりが下りる中、街の光が川面に揺らめく姿は、とても幻想的。
近未来的な船内と下町の夜景のコントラスト
日の出桟橋に向かう便に乗ると、下町の夜景を見つつ、様々な橋をくぐることができます。
ライトアップされた新大橋
ライトアップされた清州橋
ライトアップされた永代橋
新大橋、清州橋、永代橋など、どれも光が水面に反射し、一層輝きを増しています。水面近くから、ライトアップされた橋を見上げるなんて、船からでなければできない貴重な体験。
レインボーブリッジや湾岸の夜景をみることも
東京港に入ると、レインボーブリッジなど湾岸の夜景を楽しむことができます。浅草から出航する船の行き先は、日の出桟橋、お台場海浜公園。
展望ルーフデッキも気持ちよさそう
お台場海浜公園行きの便では、展望ルーフデッキに出ることも。運航スケジュールは時期によって異なりますが、どの便に乗っても、いつもと違う視点で東京の景色を見ることができますよ。
非日常的な雰囲気を楽しめそう
夜風に吹かれながら、いつもと違った視点で夜景を楽しむ「東京よる散歩」。今回ご紹介した3カ所のスポットに、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか?