梅雨は雨も多いしなかなか外出する気分になりませんよね?
そんなこの時期におすすめなのが、テナガエビ釣り。
入梅~秋口にかけての繁殖期に岸沿いの浅場で釣れるようになり、最も活性が高まるのが6月~7月。まさに今が旬の釣り物です。
テナガエビのおもな生息場所は河川の汽水域で、東京湾に流れ込む河川では昔から知る人ぞ知る「江戸前の小物釣り」として、タナゴやハゼ釣りとともに親しまれているようです。
GWが終わり、そろそろ釣れ出すのではないかと5月下旬の週末に近所のテナガエビポイントがある公園に竿を出してきました。
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釣り道具は
・1.5m~3mくらいの小物釣り用の延べ竿
・糸
・小さいウキ
・市販の仕掛けハリ
・オモリ
・餌のアカムシ
とすごくシンプルな仕掛けで手軽に釣りが楽しめます。
エサのアカムシは前日に釣具屋さんで1パック200円(半パック100円もあり)で購入しておきましたが、釣り場近くの釣具屋さんの自動販売機で24時間いつでも買えます。これはすごく良いです。 -
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釣り場は、江戸川区の新左近川親水公園
朝6時に到着
既に5~6人の年配の釣り師がポツリポツリとエビの小気味良い引きを楽しんでいます。
結構釣れている様子。
テナガエビは基本的に夜行性の生き物なので、直射日光が当たる場所にはほとんどいません。障害物のすき間など、身を隠せるポイントに多く潜んでいます。 -
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石の隙間を狙って、そっと仕掛け投入してしばらくアタリを待ちます。
そうするとウキがピクピク、トントン動き出します。ここですぐに合わせてはいけません。
テナガエビがその長い手でエサのアカムシをいじくっていて、口に運ぶまではじっと我慢です。では、どうなったら口に運んだのか?というとよくわかりません・・・ベテラン釣り師にはわかるのでしょうが私にはわかりません。
あたりが出てからもじっと我慢。とにかく我慢。ピクピク状態が続いてもういい加減、口にエサを入れたかな?というタイミングでそっと竿を上げてみると大体かかってきます。ここから急に暴れます。エビは自分が何者かに釣られていることを認識するわけです。必死に逃げようとトーントーントトトトーンっと小気味良い引きが楽しめます。 -
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大きなオスは20cm以上にもなり、小物とはいえ鋭い引きで楽しませてくれます。
当然、かかりが甘いとすぐ外れてしまうのですが、エビはたくさんいますのでエサを付け替えて投入するとまたすぐにウキをピクピクさせてくれます。
この日は3時間くらいで30~40匹釣れました。あっという間に時は流れます。
午前10時前には帰宅してゆっくりして午後はゴルフの練習にも行けちゃうくらいの本当に手軽な遊びです。 -
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釣ったエビ達は、バケツにブクブク
酸素ポンプで酸素補給しておけば元気いっぱいで活きています。2時間くらい綺麗な水に入れたままブクブクして泥を吐かせると美味しく食べられます。
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食べ方はから揚げ(素揚げ)が一番。
エビ達(まだ活きている)をざるにあけて流水でよく洗い、お酒をかけてしめます。お酒をかけられたエビはものすごく暴れるので何かでフタをした方がよいです。するとエビも酔っ払い、動かなくなります。そしたら水気を取って素揚げにします。塩をかけたらビールに最高のおつまみになります。
ジメジメした梅雨のこの時期、近所で暇つぶしに、粋で旬な江戸の小物釣り。こんな週末もたまにはいかがでしょうか?