北見でサイクリングを満喫!絶景の黄葉&スイーツライド


2020.12.14

NAVITIME TRAVEL EDITOR

北見でサイクリングを満喫!絶景の黄葉&スイーツライド

サイクリスト憧れの地、北海道!どこまでも広がる広い大地と澄んだ空、まるで外国に行ったような大自然の雰囲気を味わえますよね。
今回は、11月初旬の黄葉が美しい北海道の北見市で、初級者にもおすすめの約50kmのコースをサイクルライフナビゲーターの「絹代さん」に案内してもらいました。

  • 01

    まずは、北海道北見市についてご紹介

    北見市は、北海道の中で一番大きな市です。北はオホーツク海に面し、日本最大の汽水湖である「サロマ湖」があり、南は北海道の中心大雪山まで届くほど。開墾された平野とその周りを美しい山々に囲まれた盆地地形が特徴です。

    街と自然のどちらの要素も持つ「北見」はサイクリストが様々な楽しみ方をできる土地です。

    今回は、自転車も食べることも好き!という女性3名で女満別空港からスタートし、北見中心市街地へ向けて走り、気になるお店をめぐりながらサイクリングを楽しみます。

    黄葉&スイーツライドにチャレンジする 左から タカコさん、ユキさん、絹代さん

    黄葉&スイーツライドにチャレンジする 左から タカコさん、ユキさん、絹代さん

  • 02

    旅のはじまりは「女満別空港」

    北見市では、空港からそのままサイクリングをスタートできるよう、ヤマト運輸協力のもと、自転車ケースなどの荷物を宿泊施設に当日輸送する実証実験をおこないました。今回は、その仕組みを利用して女満別空港で荷物を引き渡して、そのままライドをスタート 。

    絹代さんが事前に計画してくれていたサイクリングルートを「自転車NAVITIME」にセットして準備完了。

    (今回のコースをご紹介)
    女満別空港~ノーザンアークリゾートまでの黄葉&スイーツライド
    https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/course/4cf9acf0ce4f4382a26f74c3928feaf6
    距離:58.6km
    消費カロリー※:1,288kcal
    獲得標高:393m
    ※成人男性60kgとして計算

  • 03

    秋の空気を感じながら、気持ちよく出発!

    秋といえば紅葉!ここ北海道では山全体が黄金色に染まる黄葉が特徴です。少しひんやりした秋の空気を感じながら、気持ちのよいスタートです。

    最初のお菓子屋さんまで約10km、北海道らしいのびやかで平坦な農道を走ります

    最初のお菓子屋さんまで約10km、北海道らしいのびやかで平坦な農道を走ります

  • 04

    「お菓子のやまもと」に到着

    女満別空港から、美幌の町を経由します。美幌には、グルメスポットもいっぱい!この日は洋菓子店「山本菓子舗(お菓子のやまもと)」さんに立ち寄ります。

    看板スイーツの「オランダ焼」は有名芸能人もテレビやブログで紹介する程の 美味しさ。1枚ずつ丁寧手焼きされた生地に濃厚バタークリームがはさんであります。

    たくさんの美味しそうなスイーツが並びますが、食べすぎは禁物。ここから先も美味しいお店が続きます。

  • 05

    約25kmのゆるやかな峠越え

    次の地点までは約25km以上。カラマツのダイナミックな黄葉を間近に気持ちの良いライドを続けていきます。この先は、高低差150m程ある峠を越えていきます。遠くに見える黄葉の山々も美しい、絶景が広がります。

    美しい白樺の木が印象的な坂を上って

    美しい白樺の木が印象的な坂を上って

    ご褒美は、遠くの黄金色の山々を見渡せる気持ちのよい下り坂!

    ご褒美は、遠くの黄金色の山々を見渡せる気持ちのよい下り坂!

  • 06

    ランチにもおすすめ「山本商店 cafe&zakka」

    ついに北見中心市街地に入ってきました!峠を越えた後はゆっくりランチも楽しめる「山本商店 cafe&zakka」さんへ。青い屋根が目印の一軒家で、玄関で靴を脱いで入店します。

    店内にはオーナーが揃えたレトロな雑貨が並びます。 可愛らしい雑貨の数々に時間が経つのも忘れて見入ってしまいます。

    併設のカフェでは、キッシュやマフィン、タルトにスープとヨーグルトをセットにしたランチやおやつなどをいただくことができます。かぼちゃや小豆を使った優しい甘さのスイーツに癒されます。

    美味しいスイーツを食べたらまた頑張れます!

    美味しいスイーツを食べたらまた頑張れます!

    しっかり系ランチメニューは、ヘルシーな「大豆ミートのキーマカレー」他にもランチタコライスや、ロールキャベツなど季節によって色々なメニューが選べます。

  • 07

    北見市内のお菓子屋さんとパン屋さんをめぐる

    北見にはおすすめのお店がたくさんあります。次なる目的地は、北見駅の近くの昭和9年創業「菓子処大丸 本店」。店内には和菓子から洋菓子まで様々な種類のスイーツが並びます。

    ショーケースに入った期間限定の「マロンパイ」に感動する絹代さん

    ショーケースに入った期間限定の「マロンパイ」に感動する絹代さん

    大丸の伝統の銘菓「ほっちゃれ」は鮭の形をした可愛らしいお菓子です。「ほっちゃれ」とは地元の言葉で産卵後の鮭のことをいい、方言の面白さと子孫繁栄の願いを込めて名付けられました。ふっくらと焼き上げられた生地に甘さ控えめのこし餡がぎゅっと詰まった優しくて、懐かしい味わいです。
    大丸さんでは、購入したお菓子を、隣の休憩室でいただくことができます。

    お店の前には、スポーツバイクをかけるためのラックも用意されています。目の届くところに自転車を置けるので、安心してゆっくりお買い物ができます。

    途中、石北大通公園内を通ります。秋は園内の木々が色とりどりに紅葉していて本当にきれいです。

    この頃時刻は15時頃、北海道の秋は日が暮れるのも早く16時頃にはサイクリングを終了するのが目標です。

    ドラマのロケ地に出てきそうな綺麗な公園 街中紅葉ライドです

    ドラマのロケ地に出てきそうな綺麗な公園 街中紅葉ライドです

    続いて訪れたのは北見の人気ベーカリー「ドン・マイスター」さん。
    北海道産の小麦や、素材を使ったパンがたくさん並びます。大きなチーズブレッドや、北見が日本一の生産量を誇る「白花豆」が練りこまれた「白花豆食パン」は見付けたら是非食べてほしい一品。

    「白花豆食パン」は焼き立て!

    「白花豆食パン」は焼き立て!

    食パンをパクリ! ハード系のパンも美味しい

    食パンをパクリ! ハード系のパンも美味しい

  • 08

    最後は老舗菓子店「Shiga」へ

    日も落ちて、少し肌寒くなる16時前後。ドン・マイスターさんから6.4kmでShigaさんへ到着です。

    Shigaは創業1917年、オホーツクの小麦や、北海道の素材を使った老舗菓子店です。ケーキやゼリー、焼き菓子など美味しそうなスイーツが沢山!中でも一番人気のワッフルは、しっとりした生地に、たっぷりのカスタードクリーム、チョコクリーム、あんこ等、が挟まれていて、目でも楽しめるスイーツです。

    かぼちゃを丸ごと使っている「かぼちゃプリン」

    かぼちゃを丸ごと使っている「かぼちゃプリン」

    他にも沢山のお菓子があるのですが、どれも素材そのものの自然な甘みを感じられるような優しい味わいのスイーツばかりです。

    まだまだ続けたいスイーツライドですが、今回のコースではこちらが最後。
    「北見市には今回紹介した以外にも、北海道や地元の上質な食材を生かし、味のよいスイーツやパンを作るお店が沢山あります。自転車でめぐれば、運動をする分、おなかがすきますから、よりおいしく食べられますよ!」と、今回ナビゲートしてくれた絹代さん。最後まで美味しく、楽しくサイクリングを終えることができました。

  • 09

    帰りは北見市バスを利用

    Shigaさんから少し先のホテル「ノーザンアークリゾート」前のバス停から北見バスの郊外線に乗り、北見駅まで帰ります。
    今回は、北見バスさんの路線バスにおける有料手回り品(自転車積込)の実証実験を利用しています。これが常設化されたら、バス停を見つけておけば、復路のことを考えず遠くまでサイクリングできるので、とても魅力的ですね。

    北見バスHP : https://www.h-kitamibus.co.jp/
    北見バス路線バスにおける有料手回り品(自転車積込)の実証実験について: http://blog.h-kitamibus.co.jp/2020/05/blog-post_19.html

    今回は、秋の「黄葉&スイーツライド」としての紹介でしたが、もちろん同じコースを緑が美しいグリーンシーズンにめぐるのもおすすめです。冬が明けた4月下旬頃からはサイクリングに適した季節を迎えます。北見でお気に入りのお店を見つけながらの、サイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

    北見
    place
    北海道北見市泉町
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