【道の駅 山田錦発祥のまち・多可(兵庫県)】田園のオアシス、地産地消メニュー一押しの駅


2016.03.03

NAVITIME TRAVEL EDITOR

兵庫県には2016年3月現在、33駅が営業中。その中で最も新しく登録されたのが「山田錦発祥のまち・多可」。素朴だけど、温かみのある駅でした。

  • 01

    従来の「まちの駅」を道の駅としても登録

    元々はまちの駅として営業していたこの駅。道の駅とまちの駅は基本的には同じようなものですが、まちの駅のほうは要件さえ満たしていれば、どこでも、だれでも設置することができます。
    ちなみに、道の駅は国土交通省にお墨付き(登録)がないと名乗れませんし、市町村や第三セクター(民間と公営の共同出資の会社)でないと設置できません。

    道の駅とまちの駅が併記されている珍しい看板(全国唯一、ではありません)

    道の駅とまちの駅が併記されている珍しい看板(全国唯一、ではありません)

    店内は産地直売コーナーや多可町の特産品が並ぶ売店がある、極めてオーソドックスな構成。駅の名の通り、山田錦を使った日本酒なども販売していますし、ライスミルクアイスといったものも要チェック。
    奥には囲炉裏があります。実際に稼動しているようで、甘酒の試飲などもやっていることも。

    ちょっとした休憩スペースになっています

    ちょっとした休憩スペースになっています

    スタンプは道の駅用とまちの駅用があります。キャラクターは「たか坊」。多可町のゆるキャラです。憎めないキャラではありますが、なぜ原始時代のような格好をしているかは謎。

    スタンプも2つ。まちの駅めぐりをするならまた来るのか(しないけど)

    スタンプも2つ。まちの駅めぐりをするならまた来るのか(しないけど)

  • 02

    おむすびキッチン「夢蔵」こそが醍醐味

    記念きっぷも販売していないし、スタンプだけ押して帰る予定でした。当初は(今回は記事は無理かな…)と思っていたのですが、向かいにある食堂のメニューを見て、食べていくか悩みます。

    食べるか、食べないか、それが問題だ。

    食べるか、食べないか、それが問題だ。

    しばし、店舗の外で考えていると、店のお母さんが「ぜひ食べていって!」というので、誘われるがままに店内へ。山田錦うどんが気になって仕方がなかったんです。
    日本酒好きな方ならご存知と思いますが、山田錦は「美味しい日本酒」ができる酒米です。
    酒米がうどん…?でもうどんって小麦粉じゃ…?という疑問もありましたが、これがうまい。麺がモチモチしていました。

    結局食べた山田錦うどん。おむすびは鹿そぼろ(別売)

    結局食べた山田錦うどん。おむすびは鹿そぼろ(別売)

    いろいろお店のお母さんに話を聞きました。山田錦自体は、通常のごはんのように食べるのには適していないそうで、お酒以外では粉にして何かにまぜていくとのこと。
    ちなみに、一級品の山田錦はお酒用なので、こちらで使う米粉は残念ながらお酒用としては出荷できなかったお米を使用しているそう。本来の用途からそれても、ちゃんと食卓に乗せる流れができています。
    山田錦以外にも、多可町の特産の(放っておけば害獣扱いされる)鹿をつかったメニューも充実しています。

    いろいろ面白いメニューが並んでいます。また来たくなりました。

    いろいろ面白いメニューが並んでいます。また来たくなりました。

  • 03

    評価:★★★★☆☆(2016年1月28日):「日本酒じゃない」山田錦を味わえる貴重な体験ができます

    食堂のお母さんやちょうど居合わせた地元のお客さんとともに30分ほど談笑していました。普通の平日だったので、いろいろお話しさせていただける時間もあったと思いますが、みなさんとても気さくで、すごく心地のよい時間でした。山田錦や鹿を使った地産地消メニューの開発もいろいろ取り組んでいるとの姿勢も光っていました。
    もちろん、賑わっている道の駅も楽しいのですが、隠れ家的存在の駅だと、地元の方との会話も楽しめることもあって、違った面白みがあります。
    あとは記念きっぷもお母さんにPRしておいたので、近いうちに取り扱ってくれることを願っています。

  • 04

    【アクセス】中国道 滝野社インターから約30分

    インターからは国道175号線を西脇市方面へ。加古川を渡ってほどなく、国道427号線を左折します。そのあとは道路標識で国道427号線を追っていきます。多可町の消防署を過ぎると目的地はすぐそこ。

    ©ゼンリン

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