【道の駅 妹子の郷(滋賀県)】湖西エリアのお出かけ時にちょっと休憩


2015.11.09

NAVITIME TRAVEL EDITOR

滋賀県といえば琵琶湖を中心として観光スポットが多い地域で、ちょっとしたドライブでは最適な場所。そんな滋賀県の湖西エリアに新しい道の駅「妹子の郷」ができたので行ってきました。
妹子とは歴史上の偉人、小野妹子が由来。ちょうどこのあたりで生まれたそうです。

  • 01

    湖西道路の和迩インターに併設。コンビニ併設なので便利。

    湖西エリアに行くときはほとんどの場合国道161号「湖西道路」を走ることになると思います。この道路は名神高速道路の京都東インターからほぼ直結。信号もなくとても利用しやすい道路です。
    ただし、ほぼ自動車専用道路のためロードサイドショップは皆無。ちょっと休憩する場所がありませんでした。また、途中から車線が2→1車線に減るため、慢性的に渋滞が発生します。
    そんな渋滞ポイントを抜けた先に、妹子の郷は開業しました。

    この道の駅には、駐車場、トイレのほか、売店とレストラン、さらには24時間営業のコンビニが併設されています。道の駅のって深夜早朝は営業しておらず、駐車場とトイレしか使えないイメージがありますが、コンビニ併設ならちょっと小腹が空いたときや、あったかいコーヒーを飲みたいときにも重宝するから便利ですね。

  • 02

    生鮮食品、お土産、スイーツが揃う特産品販売所

    木材がふんだんに使われた建物で温かみのある店内です。道の駅では定番の農産物の直売コーナーはもちろん充実。

    高速道路のサービスエリアのように、滋賀のお土産も取り揃えています。

    この駅ならではのスイーツも取り揃えています。水引き大福がおススメ。ちなみに、慶弔関係の袋でお馴染みの水引きはこのあたりが発祥なのだとか。シンボルマークにも使われていたのはそんな理由もあったのです。

  • 03

    レストランでは1頭買いした近江牛が堪能できる!

    近江牛といえば、三大和牛のひとつ。ここのレストランは1頭買いしたものを提供しているそう。さすがに高級ブランドなだけに、お高い・・・。道の駅で7,000円のメニューなんて捜してもあまりないですね。

    と思ったら、一人前近江牛ステーキ膳というメニューを発見。これならお手ごろ感が、ってそれでも3,900円ですか・・・。でも食べたら感動するんだろうなぁ。

    レストランの営業時間は午前10時から午後7時まで。私が訪れたときはまだ開店時間前だったので、近江牛を堪能することはできず・・・。

  • 04

    記念きっぷは特産品販売所で扱ってます。

    ここからは道の駅ひとり旅のいつものルーティン。まずはスタンプをゲット。売店の隣、休憩コーナーの一角にあります。
    琵琶湖を背景に、小野妹子の肖像と水引きがデザインされた、この駅ならではのデザインです。

    記念きっぷは開業(2015年8月)から遅れて10月より発売開始。予想以上の売れ行きで、一時品切れになった期間もあったようですが、11月に訪れた時点では販売が再開されました。
    私が訪れたのは9月。その後11月に訪れたのはこれ目的なのは言うまでもありません。

  • 05

    評価:★★★★☆☆(2015年11月3日)[ライバルの多いエリアでも差別化する努力あり]

    滋賀は関西圏のドライブポイントとしては絶好なため、すでにライバルとなる道の駅も存在します。特に5km先には琵琶湖のほとりに位置し、多くの訪問客がいる「びわ湖大橋米プラザ」があり、売りがないと無視される存在にもなりかねません。
    交通量の多い湖西道路沿いという立地的に有利な条件以外にも、近江牛1頭買いという、普通のレストランでも難しいことを行う姿勢は評価に値すると思います。
    難点は、湖西道路が渋滞すること。これが解消すれば、もう少し訪れやすくなるのですが・・・。

  • 06

    【アクセス】名神高速 京都東インターから湖西道路経由で約20分。

    インターの料金所の先、湖西道路の標識を目印に左へ進みます。さらに信号の先の分岐も左へ。それで湖西道路に直通します。何もなければ20分ほどで到着しますが、週末を中心に3kmほど渋滞しますので40分ほど見たほうがよさそう。

    <font color="#000000"><b>©ゼンリン</b></font>

    バスでもアクセス可能で、江若交通バスがJR和邇駅から運行しています。ただし、本数が少ないので事前にご確認の程を。

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