LCCユーザー必見!成田空港第3ターミナルを利用しよう


2015.04.27

NAVITIME TRAVEL EDITOR

成田空港にLCC向けの第3ターミナルが2015年4月8日にオープンしました。
第3ターミナルの紹介のほか、アクセス方法についても紹介します。

  • 01

    LCCのためのシンプル&コンパクトなターミナル

    第3ターミナルは格安航空会社(LCC)のために新設され、4月8日開業時点では以下の航空会社が国内線、国際線問わず第3ターミナルを利用しています。
    ・ジェットスター
    ・Spring Japan(春秋航空)
    ・チェジュ航空
    ・バニラエア
    【PeachはANAと同じ第1ターミナルで発着します。ご注意ください!】
    このターミナルの特徴は、「ほとんどの設備がワンフロアにある」ということです。第1・2ターミナルは到着階が1階、出発階が3~4階になっていますが、第3ターミナルの出発、到着ともに2階です。そのため、出入口も2階のみ。この他、チェックインカウンター、フードコート、ショッピングエリアもすべて2階にまとまっているので、とてもコンパクトなイメージになっています。
    でも、このシンプルさは「何をするにも迷うことはなさそう」な仕上がりです。

  • 02

    出発時は「青」のレーンを進め!

    第3ターミナルへは、専用のバスターミナルから歩道橋を渡るか、鉄道や車での送迎の場合は第2ターミナルから徒歩かシャトルバスでアクセスします。
    地図上で見ると、バスターミナルも第2ターミナルからも離れていますが、第3ターミナルへの導線はきちんと確保されていて、看板を確認しながら進んでいけばほぼスムーズにたどり着くと思います。さらに、床には色でペインティングされていて、さながら陸上競技場のトラックにいる感じです。
    あとは、とにかく「青のレーン」を進んでください。そうすれば迷うことなく、チェックインカウンター、さらには手荷物検査場まで自然に流れていってしまいます。

  • 03

    到着時は「赤」をたどれば東京まで行ける!

    では、第3ターミナルに着いたらどうすれば…?という悩みもほとんどないでしょう。手荷物受取りは1階にありますが、そのまま「赤」でペインティングされたレーンを進んでください。何もしなければ、バスターミナルか第2ターミナルまでたどりつきます。
    東京駅方面へは、バスなら乗換なし、鉄道は第2ターミナルまで着けばあとは看板に従って進むことでJRか京成で向かうことができます。
    ちなみに、東京までの簡単なアクセスガイドも第3ターミナル内に掲示されていたり、バスや鉄道のチケット売り場も2階のフロアにありますのでこちらもご利用いただくと便利です。

  • 04

    フードコートも充実。しかも始発便から使える!

    LCC専用だからといって、シンプルなだけではなく、ちゃんとフードコートも充実しています。出発前の腹ごしらえにも十分でしょう。讃岐うどん、長崎ちゃんぽん、ハンバーガー、洋食、鉄板焼、寿司、カフェがあります。しかも、どの店舗も朝4:00からオープンしています。6時台に出発する便に搭乗予定でもちゃんと朝食が取れるのはうれしいですね。
    なお、各店舗の営業を休止している時間帯もフードコートはフリースペースとして解放しているとのこと。早朝にターミナルに着いたときでも休憩に利用できます。

  • 05

    東京までのアクセスは「バス」が断然オトク!

    LCCは「運賃が安い」という最大のメリットがあります。でも、成田空港までアクセスする運賃が高い…という悩みもあるかと思います。
    そこで、「バス」の利用をおススメします。東京駅から片道900~1,000円で移動できます!
    東京駅へは各社によって運行していますが、そのうち以下の2路線が格安に移動できるのです。
    東京シャトル(第3ターミナル1番のりば):
    京成バスと他3社の共同運行。事前に予約すると900円で乗車可能。事前予約ならば東京駅まで最も安い運賃。未予約時は1,000円、深夜・早朝便は2,000円。
    THEアクセス成田(第3ターミナル2番のりば):
    JRバス、ビィー・トランセグループの共同運行。運賃は1,000円。深夜便は2,000円。小学生は半額。東京駅の乗り場は八重洲南口の目の前で便利。
    これらの路線は本数も多く、1時間あたり2~3本運行しています。ほとんど待つことなく乗車できるのもうれしいサービスです。

  • 06

    空港の新しいカタチを格安に体験しよう。

    LCC専用ターミナルだからとって、決して「安かろう悪かろう」にならない成田空港の第3ターミナル。シンプルな中にも、ちゃんとあるべきものは揃っていて、サービスに対して手を抜いていないところがすばらしいと感じました。
    国内線とはいえ、これからは成田空港経由も面白いのではないかなと思いますので、第3ターミナル経由の旅もいかがでしょうか。

この記事を含むまとめ記事はこちら