【埼玉】秩父男子の情熱が炸裂! 迫力たっぷりの「秩父川瀬祭」

毎年7月19日と20日に秩父市内で開催される「秩父川瀬祭」は、17世紀半ばから続く歴史あるお祭りです。きらびやかな屋台や笠鉾(かさぼこ)が街中を曳き回される様子や、若者が神輿をかついで練り歩く姿などを見学できますが、一番の見どころは、荒川で行われる「神輿洗いの儀」! その様子をくわしくご紹介します♪

  • 「秩父川瀬祭」の一大イベント! 「神輿洗いの儀」って?

    「神輿洗いの儀」が行われるのは、19、20日と開催される「秩父川瀬祭」のクライマックスにあたる、20日の14時半からです。約400kgもの神輿が川の中に持ち込まれ、担ぎ手によって盛大に洗われる様子を見ることができるんです!

    また、「神輿洗いの儀」は、荒川の清流で洗うことで神輿が清められ、そして悪疫をはらうことができるという言い伝えのもと始まった「神事」。古くから秩父地方の人々を中心に、大切にされてきた催しなのです。

    「神輿洗いの儀」が行われるのは、荒川にかかる「武之鼻橋」付近。「武之鼻橋」は、高さ40m、全長は153mにもなる超ビッグサイズの「秩父公園橋」からすぐ下の場所にあります。楽器のハープのような見た目から、地元の人を中心に「ハープ橋」の名で親しまれる秩父公園橋もなかなか見応えがあり、実際に見れば、そのダイナミックさに驚くはず♪

    巨大な「秩父公園橋(別名秩父ハープ橋)」

    巨大な「秩父公園橋(別名秩父ハープ橋)」

    「武之鼻橋」までは、秩父鉄道秩父駅から歩いて15分ほどで到着します。秩父駅をでて、駅前にある「秩父神社」や「秩父ふるさと館」などを通り過ぎ、さらに10分ほど歩くと「武之鼻橋」を見つけることができます! もちろん「秩父公園橋」は、遠くからでもすぐに見つけることができるので、「秩父公園橋」を目印に歩くのもオススメですよ♪

    車でアクセスする場合は、関越道「花園IC」から国道140号を経由します(関越道「花園IC」から「武之鼻橋」付近までは、距離にして約35km、時間はおよそ50分ほどかかります)。また、祭りの期間は、「武之鼻橋」から徒歩15分ほどの場所にある「秩父市宮地グラウンド」が無料駐車場として開放されていますが、300台までとスペースに限りがあるため、公共交通機関を利用した方が安心ですね。

    ※秩父市宮地グラウンド駐車時間
    19日:13:00~22:00
    20日:10:00~22:00

    「神輿洗いの儀」開始30分前。会場付近はたくさんの見物客でにぎわう

    「神輿洗いの儀」開始30分前。会場付近はたくさんの見物客でにぎわう

    「神輿洗いの儀」を見学できるのは、荒川のほとり。通りから傾斜を降りると、岸辺に出ることができます。岸辺に到着したのは、14時頃。すでにたくさんの人たちが集まり、「神輿洗いの儀」が行われるのを待っていました。
    透き通るような清流と、豊かな緑が目の前にあらわれ、思わず癒されます……! また、川沿いを吹く風は涼やかで、心地いい♪

    ☆ワンポイント・アドバイス☆
    岸辺には大小さまざまな石が転がっており、一部足場が悪いところも。怪我を避けるためにも、スニーカーなどの歩きやすい靴で行くのがオススメです!

    川の中腹からベストショットを狙う……!

    川の中腹からベストショットを狙う……!

    「神輿洗いの儀」が行われる様子を真正面から写真に収めようと、川に入って待機している気合い十分のカメラマンの姿も! 聞くところによると、2~3時間ほど前から川に入り、場所取りをする人もいるのだとか。

    夏場なので、帽子や日傘など紫外線対策は必須!

    夏場なので、帽子や日傘など紫外線対策は必須!

    川中だけでなく、岸辺にもカメラを構えた見物客がずらり。誰もが神輿が来るのを、今か今かと待ちわびている様子です。「神輿洗いの儀」がとても人気なイベントであることを、うかがわせる光景です。

  • 驚きの光景が目の前に! こんなお祭り、見たことない!

    14時半を回って少し経ったころ、周辺に花火の音が響きました。どうやらこれが、神輿が川に入る合図のようです。

    見学する人たちが、いっせいに色めき立つ瞬間

    見学する人たちが、いっせいに色めき立つ瞬間

    岸から身を乗り出すようにして、遠くを眺めると……。神輿を担いだ若者たちが近づいてくるのが見えました! 流れに逆らうような形で、若者たちは川を進みます。だんだんこちらに近づいてくる様子にドキドキする~!

    「神輿洗いの儀」スタート!

    「神輿洗いの儀」スタート!

    「わっしょい、わっしょい」という威勢のいい掛け声も耳に響きます。また、神輿が近づいてくるとともに、見学するために訪れた人たちのテンションもヒートアップ♪ 連続でカメラのシャッターを押す音が、あちらこちらから聞こえてきます。

    川の流れは決して穏やかではなく、また、ところどころに“深み”もあるため、足を取られそうになっている若者も……。しかし、誰もがひるむことなく、懸命に歩を進めているのがわかります。「がんばれ~!」と応援する見学者の姿も。

    若衆の勇姿を目の前にして、思わず感動……!

    若衆の勇姿を目の前にして、思わず感動……!

  • 水しぶきが盛大に飛ぶ、圧巻の光景!

    定位置にたどり着くと、神輿を降ろし、担ぎ手全員で神輿を盛大に洗います。遠くから眺めると、神輿が見えなくなってしまうほど勢いよく水しぶきが飛び、迫力満点♪ ベストショットを押さえようと、誰もが夢中でシャッターを押しつづけています。

    担ぎ手がいっせいに、神輿に水をかける

    担ぎ手がいっせいに、神輿に水をかけるPhoto by.中村 彰宏

    ☆ワンポイント・アドバイス☆
    周囲には、大勢のカメラマンがいます。トラブルを避けるためにも、ほかの人のカメラの前に身を乗り出すのはやめましょう。また、事前に望遠レンズを用意しておくことで、神輿が離れてしまってもクローズ写真を撮ることができますよ♪

    洗い終えた神輿は川から引き上げられ、岸辺に設けられた川瀬斎場(※斎場とは、野外の祭祀や儀式を行う場所をさします)に運ばれます。

    神主による「お祓いの儀」

    神主による「お祓いの儀」Photo by.中村 彰宏

    見たこともないような神輿担ぎの光景にびっくりするのと同時に、若者たちの祭りにかける情熱を感じ、とても感動しました。また、身も心も洗い流されたような、神聖な気分にも……。

    「神輿洗いの儀」は、お祭り好きな人や写真好きな人には、ぜひ訪れてほしい催しです。小さな子どもも飽きずに楽しめるため、家族連れで足を運ぶのもいいですね♪

    来年も、「秩父川瀬祭」は7月19日と20日に開催されます。19日の夜には、8基ものきらびやかな屋台や笠鉾(かさぼこ)が曳き回される「宵祭り」が行われるため、秩父に一泊するかたちで「秩父川瀬祭」をたっぷりと楽しむのもオススメです!

    秩父川瀬祭り
    住所
    埼玉県秩父市番場町1-13
    電話番号
    0494222211
    備考
    【秩父川瀬祭】
    次回開催/2018年7月19日(木)・20日(金)
    場所/秩父市街、秩父市番場 秩父神社
    アクセス/秩父鉄道「秩父駅」徒歩3分、西武鉄道「西武秩父駅」徒歩10分
    ※「神輿洗いの儀」は20日14:30~荒川にて
    問い合わせ/0494-25-5209(秩父市観光課)
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