おいしいご当地グルメが人気の秩父。そんな秩父の名物のひとつがブルーベリー!「秩父ブルーベリーの里」では、6月上旬~8月下旬にかけてブルーベリーが栽培されており、ブルーベリー狩りもできるのだとか♡噂によると、ここではよそではあまり見かけないピンク色のブルーベリーも食べられるということで期待度もMAX!さっそく出かけてみました♡
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「秩父ブルーベリーの里」ってどんなところ?
そもそも「秩父ブルーベリーの里」ってどんなところ?という方のためにちょっとだけご紹介。
「秩父ブルーベリーの里」は西武秩父駅から車で25分ほどのところにある観光農園です。農園は全部で8つあり、それぞれブルーベリーを栽培しています。
8つの農園の園主は、全員「みどりの森ブルーベリー組合」という地域の組合に加入しており、減農薬・減化学肥料でブルーベリーを栽培することをモットーとしているのだとか。体にも優しいブルーベリーが味わえる農園ばかりということですね♪
「ブルーベリー狩り」は、8つの農園すべてで体験することができますよ。可愛らしい看板が目印♪遠くからでも見つけやすいです
今回訪れたのは、そのうちのひとつである「ベリーガーデン鶴巻」さん。
お店の前には、ユニークな“かかし“が!まずは一緒に記念撮影♡
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さっそくブルーベリー畑へ!
およそ500平方メートルほどの広々とした畑に、びっしりとブルーベリーの木が植えられています。それぞれの木に大小さまざまなブルーベリーの実がなっており、なかには熟した実がたっぷりと実っている木も…!
どの木にも、きれいなブルーベリーの実がなっています♪
ここ「ベリーガーデン鶴巻」の園主は「みどりの森ブルーベリー組合」の組合長を務める岸重義さん。
長年、試行錯誤しながらブルーベリー栽培を続けてきた岸さんは、ブルーベリーに関する知識を豊富に持つ大ベテラン!
「ブルーベリー狩りなんて初めて。どうやればいいのかわからない!」という方でも安心して訪れてください♪
「ブルーベリーは熟すにつれて、だんだんと緑色から濃い青紫色へと変化していくんですよ」と丁寧に教えてくださる岸さん。一面のブルーベリー!
色で熟し具合がわかりますが、味の良さを判断する基準は、実のサイズにあるとのこと。「実が大きいものほど、甘くておいしいですよ」というアドバイスにしたがい、ぷっくりと膨らんだ実をひとつ採って食べてみました。
口に含んだ瞬間、驚いたのはその甘みの強さ!程よい酸味がありつつも、とても濃厚な甘みが感じられます。聞けば、この農園で採れるブルーベリーの糖度は、なんと平均して18度ほどになるのだとか。
岸さんによると「実を5、6粒とって、いっきに頬張るのもオススメです。味わいがぜんぜん違いますよ」とのこと。さっそく実際に試してみると、ブルーベリー特有のエレガントな香りが口いっぱいに広がり、たまりません♡ジューシーな舌触りもクセになる~!
フォトジェニックなブルーベリー畑。ここだけ切り取ればまるでヨーロッパの農園みたい!
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インスタ映え間違いなし!ピンクのブルーベリー「ピンクレモネード」
甘いブルーベリーに夢中になりながら畑をうろうろしていると…とうとう発見しました!これが噂のピンク色のブルーベリー「ピンクレモネード」です!
思わず目を引かれるピンクのブルーベリー
淡いピンク色の果実は、完熟すると鮮やかなルビーピンクへと変化♡思わず写真に撮りたくなるカワイイ実!
もちろん味も抜群で、甘みと酸味のバランスがとても良いのが「ピンクレモネード」の特徴。レモネードのような味わいからこの名がついたのだとか…飽きのこないおいしさです。
「ベリーガーデン鶴巻」では、シーズンを通じて合計20種類ほどのブルーベリーが採れるものの、品種によって旬を迎える時期が異なるのだとか。
今回訪れたタイミングは、ジャムのような濃厚な甘みと香りが楽しめる「アーリーブルー」や実が大きいことが特徴の「ウッダード」、そしてきれいなピンク色の「ピンクレモネード」などがちょうど食べ頃でした。
8月下旬にかけては、「ティフブルー」や「ノビルス」といった大粒系の品種が旬を迎えるそうです。
また、木にはそれぞれ個性があるため、同じ品種であっても木によって実の味わいが少しずつ違います。実を食べ比べ、自分のお気に入りの木を見つけるのも楽しみ方のひとつ♡ -
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嬉しいおみやげつき♡かわいくデコって思い出を写真に収めて!
その場で摘んで食べられるだけでなく、専用のパックに詰めてブルーベリーを持ち帰ることもできます。
どれくらいの量をパックに詰めるかはそれぞれの自由…ですが、パックがパンパンで蓋が閉まらない、ということにはならないようご注意を!
ブルーベリーはそのまま食べてももちろんおいしいですが、ヨーグルトやアイスクリームにトッピングしたり、ミキサーでお手製スムージーを作ってみるのもオススメ♡SNSにUPして、旅の思い出をみんなとシェアしちゃおう♡
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食べ頃のサインは、“黄色いハンカチ”
「秩父ブルーベリーの里」には8つの農園がありますが、農園によって栽培されている品種や栽培法が若干異なるため、「ブルーベリー狩り」ができる時期も園ごとに違うのだそう。
園内のブルーベリーが熟し、摘み取りに適した時期になると、目印として農園の入り口などに黄色いハンカチを掲げることが組合の決まりになっているんだとか!
ブルーベリー狩りを目的に「秩父ブルーベリーの里」の農園を訪れた際は、黄色いハンカチが掲げられているかチェックするのを忘れずに。もしくは、足を運ぶ前に農園に直接問い合わせをするのがベターです。
(公式ホームページリンクは本記事末項) -
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「秩父ブルーベリーの里」へのアクセス方法・費用
ここからは「秩父ブルーベリーの里」への行き方紹介です。
電車を利用する場合は「西武秩父駅」からタクシーがオススメ。車で行く場合は、カーナビで「龍勢会館」か「電話番号0494-77-0333」が目印となります。
近くまで来るバスはありますが、それでも15分ほど歩く必要があるので、自家用車をお持ちでない方はタクシーがベストな選択。
今回参加したブルーベリー狩りの料金は、6月下旬~7月末日の間は摘み取り30分コースで大人は1,200円、小人は600円で、ともにパック付き。8月1日以降は、大人は1,000円、小人は500円と、さらにお安くなるそうです。
小学生未満はパック付ではありませんが、摘み取り無料なので、夏の思い出として親子で来るのもよいかもしれませんね。年々リピーターが増加している「ブルーベリー狩り」
甘くてジューシーなブルーベリーを味わえるだけでなく、自らの手で実を収穫して食べるという“ライブ感”も楽しめる「秩父ブルーベリーの里」。インスタ映えするフォトジェニックな写真も撮れるので、夏の女子旅にもオススメです。
皆さんもぜひブルーベリー狩りの楽しさを味わってみてください♡
※開催時期や料金は毎年変わるかもしれないので、その年のパンフレットを確認してくださいね。