訪れた人を懐かしい気持ちにさせる尾道。せっかくなら、尾道に住む現地の人たちと交流してみたいって思いませんか?
というわけで、「飲める尾道の名店」を探して町に繰り出してみました!
とはいえ、アルコールを提供するお店に飛び入りで入るのは勇気がいるもの。駅から近くて、女子旅や観光客でも安心して飲める、そんな理想的なお店を探して町をさまよっていると…
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商店街の中にこんなお店を発見。
しかも、近づいてみると…「旅人歓迎」の文字が!
一見、入りにくいかも…?と思わせる外観ですが、ドキドキしつつ店内に足を踏み入れてみました!
すると…昭和レトロな店内が目に飛び込んできました~!
「お、いらっしゃ~い」
メガネが素敵なマスターが声をかけてくれます。
店内は厨房を囲むようにカウンター席があり、お隣の人と話しやすい雰囲気!肩肘張らない雑多な雰囲気は、訪れる人を拒まない懐の深さを感じさせます。
この日お邪魔したときは、すでに3名の常連さん(男性2名・女性1名)がいましたが、みなさん「どこから来たの?」「仕事?」などなど、気さくに声をかけてくれます。
入りにくい外観なんて思ってましたが、店内はものすごくまったりした雰囲気。ところどころにお客さんが描いた落書きがあったり、こんなTシャツが飾ってあったり…うどんはないらしい…
大好物のハイボールを注文。なんと300円。そのほか、どのメニューもめちゃくちゃリーズナブルで、席料(チャージ)も無料というから驚き!
お隣さんとカンパイ!
「うちは食べるものないよ~」と言いつつ、マスターの気分次第で食べものが出てくることもしばしばなんだとか。
この日はチキンマスタードやお手製サンドイッチなどを作っていただきました!おいしい~!
もともと神奈川に住んでいたマスターのもとに集うお客さんの中には、「尾道の町に惚れ込んで移住した」という人も多いのだとか。「あのお店がおすすめ」「あそこがおいしいよ」などなど、尾道情報をたっくさん提供していただきました!皆さん、尾道が大好き!という気持ちがビシバシ伝わってきます。
「尾道には色んな居酒屋さんやバーがあるけど、女の子や旅人にはこのお店は特におすすめ」
そう語ってくれたのは一人で訪れていた女性のお客さん。
「お酒を出すお店でトラブルはつきものだけど、ここはマスターがちゃんと守ってくれるから女の子一人でも安心して飲めるし、地元のお客さんもたくさん来るから“尾道らしさ”を感じられるお店なんだよね」
なるほど~!ちなみに、「うどん奥山」さんを存分に楽しむためのポイントってありますか?
「女の子数人で訪れた人にありがちだけど、友達同士でかたまっちゃうと、みんなとお話できないからもったいないかもね。せっかく旅先でこういうお店に来たんなら、一期一会を楽しむ気持ちでどんどん交流した方が面白いよ」
確かに「うどん奥山」さんは、初めての人間でもすんなり受け入れてくれる雰囲気が魅力!
お客さんの年齢層も幅広く、色んな人たちと交流できる素敵なお店で、尾道の夜は更けていくのでした。常連さんに奢ってもらった(!)ワイン。運がいいと、こんな嬉しい驚きも…♡
ちなみに店名に「うどん」とついているのは、もともとうどん屋さんだったときの名残なんだとか。店内ではこんなグッズも扱っています。
かなりレア!